2022-01-04 20:00

【BUBKA2月号】R-指定「Rの異常な愛情」―或る男の日本語ラップについての妄想―DABOの革命前夜(前編) 時代に選ばれた男“ Mr.FUDATZKEE”

――この曲は女子校生、クラブで遊んでる女の子、人妻の3人と、DABOと思しき男性の関係がテーマになってるよね。

R-指定 3人の女性の解説が曲の冒頭であるんですよね。例えば女子校生のキョーコだったら、「黒髪の少女」とか「ギャル雑誌デルモ」ってリリックが最初にくるから、「『GTO』の雅みたいな感じかな? じゃじゃ馬的な感じなんかな?」みたいなイメージが湧く。3ヴァース目の人妻イズミもすごいですね。〈彼女の名はイズミ いわゆる行きずり 名の如くシーツはずぶ濡れグリスリー〉……要は爛れた関係というかね。〈日影の身ならNoリス
キー I’m A Mothafuckin’ P-I-M-P フダツキー〉の〈I ‘m A Mothafuckin’ P-I-M-P〉なんかは50Centの“P.I.M.P.”っていう曲を持ってきたりして。この〈日影の身なら〉っていう表現が入ってくるのもDABOさんの妙ですよね。

――「公に出来ない」ことを表す慣用句だけど、なかなか使わない言葉だよね。

R-指定 でも俺はアウトローやから、人妻とこういう遊びをしても大丈夫だぞっていう。今みたいにラッパーが公に知られてきたりするとこういうことをしたらもう……(笑)。

――人妻と不倫でアウト、女子校生でお縄ですよ(笑)。

R-指定 〈ダンナは出張中はるか遠くおフランス 知らぬが仏さ自慢のワイフは〉って部分は「フランス」と「仏」、フランスの漢字表記がここで掛かってるんですよね。

Twitterでシェア

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING23:30更新

  1. 「努力の天才」日向坂46松田好花、26歳の現在地━━今や年間テレビ出演回数100本超え、聴取率首位キープの“売れっ子”の8年間の軌跡
  2. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  3. 「ひなた坂46」が横アリ2日間で起こした奇跡!山口陽世の「ひらがな、ぶちかませ!」でこじ開けられたグループの新たな扉
  4. 【コラム】2025年大躍進の=LOVE、紅白歌合戦へ出場はあるのか
  5. 吉田豪「What’s 豪ing on」Vol.6 堂島孝平、いい曲を書くことが自分を励ます唯一の方法
  6. いとうせいこう×R-指定、超令和の日本語ラップ大革命
  7. 乃木坂46早川聖来「自信はないけど自分を信じようと鼓舞しているだけ」
  8. 「ノイミー」櫻井ももの歌から読み取る飽くなき探求心
  9. 日向坂46・四期生が誰よりも高く跳んだ日━━武道館3Daysで見せつけた実力と一体感、そしてハッピーオーラ!
  10. 乃木坂46ドームツアー考察”2年連続座長”のエース・井上和の涙から感じた「乃木坂46らしさ」とは?
  1. AKB48“次期センター”伊藤百花、大きめサイズの赤いストライプシャツをラフに着こなす「いつもの私とは全然違う大人っぽい私です!」
  2. 乃木坂46矢田萌華、紫色のノースリーブニットのグラビアショット
  3. 日向坂46『クリフハンガー』センター・大野愛実の恍惚と不安「今、目の前に壁がある」と語った生粋の“おひさま”メンバーに託す未来
  4. 乃木坂46梅澤美波2nd写真集のタイトルが『透明な覚悟』に決定!4種のカバーカットも解禁
  5. 日向坂46清水理央「私、こんなの初めてですよ」春日俊彰の大人げない集中攻撃に怒り
  6. 「早く辞めちゃったな」長濱ねるが卒業後に気づいたアイドル時代の本音━━けやき坂46と欅坂46を兼任した同期に影山優佳「ねるちゃん返せ!って言えばよかった(笑)」
  7. 世界で一番 幸せな収録…最強おやつ決定戦!乃木坂46伊藤理々杏の実質的“負けコメント”に日村勇紀が鼓舞「代表なんだから」
  8. 乃木坂46 菅原咲月「矢久保さんの存在って大きいんですよ」溢れる乃木坂愛を示し続けた矢久保美緒が後輩に語った本音
  9. 乃木坂46、7年ぶりオリジナルアルバム『My respect』ジャケットアートワーク解禁!ビジュアルコンセプトは「A Feast of Melodies」
  10. STU48清水紗良主演映画「広島物語」予告解禁!『ふるさと映画祭』にて上映

関連記事