2021-12-05 06:00

【BUBKA1月号】R-指定「Rの異常な愛情」―或る男の日本語ラップについての妄想―番外編

入場曲は椎名林檎

――そんな中、12月9日にはついに「Rの異常な愛情」が有観客で行われる運びとなりました。

R-指定 いや~、おまたせしました。

――前号ではこの号からDABO編を始めると話していたんですが、イベントでじっくり語って頂けることになりましたのでご期待下さい。なので今回はスピンオフとして「R‐指定とポップス」という話が出来ればと。ポップスといえば、横アリのMCでも話してたけど「UMB」の入場曲が椎名林檎だったR‐指定さんですが(笑)。

R-指定 棘あるわ、その言い方。もう19歳の時のことなんで大目に見てください(笑)。

――なんで登場に椎名林檎を選んだの?

R-指定 一世一代の場所やから何かしらインパクトを残さないと、っていうのもあったけど、もう単純にめっちゃ好きだからですね。しかもリアルタイムで聴いてたんでこれや!って。それに18~20の時って、ポップスを改めて聴き直す時期でもあったんですよ。それこそ、ヒップホップや日本語ラップに出会う前に、おとんが運転する車の中でかかってたサザンオールスターズとか中島みゆきさん、小田和正さんとかから聴き直したり。

――そもそもの話なんだけど、楽器を習ってたりした経験は?

R-指定 全然無いですね。音楽一家でもないし、音楽的素養は全然無い(笑)。音楽の授業で習う鍵盤ハーモニカとかリコーダーもてんで駄目で、合唱も居残りで練習させられてたぐらい。それがいまや音楽で飯食ってるんやから変な話で。

――横アリで歌ってるんだからね(笑)。サザンの影響についてはBUBKA2021年04号で「僕の一番のルーツはサザンオールスターズ」って話してるし、“LAZY BOY”は、サザンの3rdアルバム『タイニイ・バブルス』に収録された“働けロック・バンド (Workin’ for T.V.)”へのオマージュだと、Creepy Nutsのツイッターアカウントから発表されて。

R-指定 サザンの影響は相当でかいと思いますよ。それこそDABOさんもサザンが好きなんですよね。いとうせいこうさんも「桑田佳祐の日本語の崩し方を知らなかったら自分はラップ出来なかった」っていう話をされてたり。

Twitterでシェア

関連記事

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING17:30更新

  1. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#30「真夏の海、山ツー①」
  2. イコラブファンに聞いてみた vol.1 ~誰もが一度は読んでいる、あのブログを書いてる方は…?~
  3. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  4. 選抜の噛ませ犬じゃない!乃木坂46最新アンダーライブ極私的過剰考察「私、アンダーメンバーの味方です」
  5. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#29「CL250っていいバイクなんですよ」
  6. 内田名人が語る“ヤバさ”をテーマに印象に残った映像コンテンツ【BUBKAアワード】
  7. 東洋一の美少女、ユーモアと優しさ・親しみやすさにあふれている究極かつ至高のパーフェクトアイドル、=LOVE佐々木舞香ちゃんを推したくなる理由
  8. 乃木坂46ドームツアー考察”2年連続座長”のエース・井上和の涙から感じた「乃木坂46らしさ」とは?
  9. なんてったってキヨハラ第18回「苦悩の日の1993」
  10. 呂布カルマ×R-指定、ラッパーにとってMCバトルとは?
  1. 日向坂46藤嶌果歩、無邪気な笑顔の新カット解禁…裏表紙には宮地すみれも登場
  2. 日向坂46二期生の焼き肉会後に起きた悲劇……松田好花ん家集合!のはずが、気分屋な同期が続出で、唯一乗り気の金村美玖が「来ないんかよ!」と怒りのアンサー
  3. 乃木坂46井上和が先輩・久保史緒里におねだり…新潟~佐渡島の旅
  4. 祝『放送作家松田好花 リターンズ』放送決定!番組ディレクター・町田拓哉が語る、唯一無二のタレント性
  5. 乃木坂46岡本姫奈、ノースリーブで“さわやか”のハンバーグを食べる姿に「いっぱい食べる君が好き」「一緒に食べた気分になれる」の声
  6. 『芸能人は歯が命』から30年…東幹久「あれですごく僕は認知された」
  7. SKE48中野愛理「写真集は自分とは無縁」驚きのオファーに「自分でいいのかな」
  8. 元SKE48野島樺乃、ソロシングル第2弾配信「この夏はこの曲を聴いて楽しんでもらえたら」
  9. 今度は55分間に何度泣く!? 敏腕テレビマンに「この番組を作れるのは松田さんしかいない」とまで言わせた『放送作家松田好花』を改めて観返してみた
  10. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#30「真夏の海、山ツー①」