2022-02-06 06:30

トラックメイカー&DJ・ちばけんいちが語る楽曲制作の裏側

――以前の縁からまた繋がっていったんですね。

ちば そうですね。僕はJ-POPも好きで、90年前後のものとかオシャレ系と言いますか、和音が動くような音楽がもともと好きだったので、サンダルテレフォンっていうイメージチェンジを考えてるグループがあるらしいんだけどやってみないか、ということで繋がっていって。こんなの作ってますけどどうでしょうと『真夏の匂い』を聴いてもらったのが最初でした。

――ちばさんは当初からグループに長く関わっていくということで話が進んでいたのでしょうか。

ちば いや、そんなこともなかったです。どんどん作ってほしいという空気は感じつつも、音楽業界の仕事の感じは知っていたので、ハマらなかったら続かないだろうなと思ってました。自分のなかで危機感じゃないですけど、まずはいいものを一発目に作らなければと。最初に曲を書き下ろすときって、どんなものがあがってくるのかわからないというのがお互いにあると思うんです。前身グループの作風が違ったということもあって、どこまでやっていいのか悩ましい部分もありました。自分のTwitterのプロフィールに書いてあるんですけど、前の仕事を辞めて独立した結果、働きかたとしては制作ディレクターも並行してやっていて。自分の作る曲以外の制作の仕事もやっているんですね。なので、自分を出しすぎずに、この人たちが求めるものはこうかなとかを意識する性格ではあると思います。

――ディレクター視点でバランスを取りながら作られるんですね。

ちば 性格上、気にするタイプですね(笑)。そのなかにどれだけ自分の好きなことを入れられるかというところで。サンダルさんに関しては、プロデューサーさんと趣向の出し具合の塩梅が近かったりもするので、こうやったほうが聴く人やメンバーが受け取りやすいけど、ちなみにこんな要素を足すと面白いよね、というのがチャレンジしやすい環境ではあります。

――インタビューの続きは発売中の「BUBKA3月号」で!

ちばけんいち/Kenichi Chiba(@chibakenichi)|北海道出身、東京在住。12歳から楽曲制作を始め、現在はPops,Anime,Game,Dance Musicと幅広く楽曲の作・編曲、Remixなどを手がける。DJではHouseを軸に、Disco ClassicやFunkなど新旧を織り交ぜた選曲で、世代を超えたプレイスタイルを貫く。

Twitterでシェア

関連記事

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING11:30更新

  1. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#30「真夏の海、山ツー①」
  2. イコラブファンに聞いてみた vol.1 ~誰もが一度は読んでいる、あのブログを書いてる方は…?~
  3. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  4. 船木誠勝「ガチンコでやれば八百長って言われなくなる 単純にそう思ってましたね」【UWF】
  5. 選抜の噛ませ犬じゃない!乃木坂46最新アンダーライブ極私的過剰考察「私、アンダーメンバーの味方です」
  6. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#29「CL250っていいバイクなんですよ」
  7. 東洋一の美少女、ユーモアと優しさ・親しみやすさにあふれている究極かつ至高のパーフェクトアイドル、=LOVE佐々木舞香ちゃんを推したくなる理由
  8. 「努力の天才」日向坂46松田好花、26歳の現在地━━今や年間テレビ出演回数100本超え、聴取率首位キープの“売れっ子”の8年間の軌跡
  9. 乃木坂46ドームツアー考察”2年連続座長”のエース・井上和の涙から感じた「乃木坂46らしさ」とは?
  10. 内田名人が語る“ヤバさ”をテーマに印象に残った映像コンテンツ【BUBKAアワード】
  1. 日向坂46藤嶌果歩、無邪気な笑顔の新カット解禁…裏表紙には宮地すみれも登場
  2. 乃木坂46井上和が先輩・久保史緒里におねだり…新潟~佐渡島の旅
  3. 祝『放送作家松田好花 リターンズ』放送決定!番組ディレクター・町田拓哉が語る、唯一無二のタレント性
  4. 『芸能人は歯が命』から30年…東幹久「あれですごく僕は認知された」
  5. SKE48中野愛理「写真集は自分とは無縁」驚きのオファーに「自分でいいのかな」
  6. 乃木坂46岡本姫奈、ノースリーブで“さわやか”のハンバーグを食べる姿に「いっぱい食べる君が好き」「一緒に食べた気分になれる」の声
  7. 今度は55分間に何度泣く!? 敏腕テレビマンに「この番組を作れるのは松田さんしかいない」とまで言わせた『放送作家松田好花』を改めて観返してみた
  8. 元SKE48野島樺乃、ソロシングル第2弾配信「この夏はこの曲を聴いて楽しんでもらえたら」
  9. 日向坂46五期生・坂井新奈、人生初ソロ表紙を飾る「感謝の気持ちでいっぱいです」
  10. 「帰ってきた放送作家」松田好花の無茶振りも効果なし! 日向坂46 二期生の自由すぎるノリを引き締める「ボケ収拾者」小坂菜緒の実績