2022-01-15 20:00

宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】

――登場する前は、佐山さんがマスクをかぶるという情報は知らないわけですもんね。

宮戸 知りませんでした。ただ、タイガーマスクとして登場するというのは、それだけである種のハードルがあるわけじゃないですか。アニメや漫画のイメージがある上で、観客を納得させなければいけないわけですからね。だから、新日本プロレスをはじめ、あのタイガーマスク誕生というプロジェクトに関わった人たちは、梶原一騎先生を含めて、みんな怖かったんじゃないかと思うんですよ。あの作品を、はたして生身の人間が超えられるのかというね。

――普通に考えたら、空想の世界である漫画のイメージを超えるって、相当難しいですよね。

宮戸 ドラマや映画でアニメ作品を実写版でやって下手打つっていうケースもあるわけでしょ? それは難しいですよ。でも、佐山先生はそれをやってのけたわけですよね。だからタイガーマスクというのは、原作の知名度があるから人気が出たのではなく、漫画やアニメのイメージをある意味別次元で超えたからこそ、あれだけの人気になったんだと思いますよ。

――佐山さんがタイガーマスクとして帰国後、宮戸さんともまた交流が再開されたわけですか?

宮戸 交流というか、佐山先生は道場に泊まられてましたからね。それで前田さんと仲も良かったので、道場でサンドバッグの蹴り方を教わったこともありました。

――佐山さんって、タイガーマスクとして大スターだったのに、合宿所住まいだったんですか!?

宮戸 急に帰国されたから、家もなかったんでしょう。1年ぐらいは泊まられていたと思いますよ。タイガーマスクとして大スターになられてからもまったく変わらず、普段はタイガーマスクであることすら出さない雰囲気で、とてもやさしかったですよ。タイガーマスクを2年数ヶ月でやめられて、その後タイガージムを開いたとき、僕も丸2年ぐらい佐山先生のお世話になりましたけど、その時もそうでしたから。

Twitterでシェア

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING23:30更新

  1. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  2. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#40「県道という名の険道」
  3. SUSHIBOYS「世の中捨てたもんじゃねえぞっていう希望を見出せる映像を作りたかった」<私立恵比寿中学の音楽のすべて>
  4. 「ひなた坂46」が横アリ2日間で起こした奇跡!山口陽世の「ひらがな、ぶちかませ!」でこじ開けられたグループの新たな扉
  5. なんてったってキヨハラ第20回「最後の対決」
  6. 乃木坂46久保史緒里さんが持つ“透明な色”で地元とグループを盛り上げる
  7. 選抜の噛ませ犬じゃない!乃木坂46最新アンダーライブ極私的過剰考察「私、アンダーメンバーの味方です」
  8. 乃木坂46岩本蓮加×阪口珠美、若手座長の2人がアンダラを振り返る!口だけじゃないと証明した夜
  9. 日向坂46・四期生が誰よりも高く跳んだ日━━武道館3Daysで見せつけた実力と一体感、そしてハッピーオーラ!
  10. 乃木坂46寺田蘭世さん「清々しい気持ちでいっぱい」後輩たちに残したもの
  1. 私立恵比寿中学・安本彩花×柏木ひなた対談インタビュー|かつて同じグループだった戦友同士がたどり着いた新境地
  2. AKB48伊藤百花、鎌倉デートショット解禁「淡いピンクの浴衣を用意していただきました」
  3. 「西野七瀬には絶対になれない」━━それでも乃木坂46 池田瑛紗が更新し続ける唯一無二のアイドル道と、為末大の競技哲学が共鳴
  4. “僕青”山口結杏、卒業前最後のステージで感謝のメッセージ「皆さんと出会えたことが私の誇り」
  5. 乃木坂46 岡本姫奈、韓国ヘアメイクで美しい素肌を披露「圧倒的ビジュ」「違った一面もいい!」
  6. 櫻坂46谷口愛季、貴重な前髪あり姿を披露で「天使」「可愛いの渋滞」日向坂46山口陽世も登場
  7. 松田好花のラジオ初単独イベントが日向坂46の聖地・横浜で開催決定! 「12.8を押さえろ!」とリトルヤホス深夜の有給取得が続出か
  8. 乃木坂46長嶋凛桜&矢田萌華『真夏の全国ツアー2025』福岡公演の会場設営をお手伝い
  9. 櫻坂46谷口愛季「オフショルのワンピースがとてもかわいくてお気に入り」
  10. 乃木坂46・久保史緒里、罰ゲームで一日着用した楽天ユニフォーム姿が「マリオ」みたいという厳しい判定に

関連記事