SKE48佐藤佳穂“えちえちおねえさん”の気品漂うグラビアショット

アイドルグラビア SKE48 佐藤佳穂表紙

犬飼華

SKE48をセクシーさとチームリーダーの両輪で引っ張る「さとかほ」こと佐藤佳穂。「えちえちおねえさん」の称号に違わぬよう、大人の気品漂う空気を密封してお届けしましょう。

頼られるのは嬉しいことだけど…

――発売時期は9月末なんですけど、撮影は8月です。夏は好きですか？

佐藤佳穂　嫌いだったけど、SKE48に入って8年、ようやく好きになってきました。外のイベントがいっぱいあるから、楽しんで出られるようになりました。日焼け止めはめっちゃ塗りますけど(笑)。

――今年、一番ヤバかったのは？

佐藤佳穂　TIFです。屋根はあるけど、風はなかったので、もう汗だくで。途中から動線も飛びそうになるくらい暑かったです。他のライブとかイベントの立ち位置と混ざっちゃって。

――今年の夏のテーマはありました？

佐藤佳穂　今年の夏は……エンジョイでした！ 8期生の8周年コンサートが大きかったです。節目というより、前に進むためのブーストをかける決意表明が伝わるセットリストにしようってみんなで話して自分たちも楽しみつつ、ファンの方にも楽しんでもらおうという気持ちでした。

――8期生の8周年は、メンバーと結構話し合ったんですね。

佐藤佳穂　話をいただいた時、「8期生がこれからのSKE48を担っていってほしい」と言っていただいたので、そのことをすごく考えた時間になりました。その思いにどう応えるのか、どうセットリストで表現するのかということです。お披露目の『賛成カワイイ！』の映像をモニターに流したのは、「8年経った今だから見せられる姿がある」ことをお伝えしたかったからです。セットリストは7月末まで話していました。悩みすぎたからスケジュール的に追い込まれていって、「なんでこんなにギリギリなんだろう」って思ったら、自分たちが悩みすぎたからでした(笑)。

――8期で話す時、誰が中心になるんですか？

佐藤佳穂　リーダーをやっているので、私がそうなることが多いです。ただ、2年前の8期生コンサートの時、私がリーダーっぽいことをやりすぎたから、それもよくないなと思って。いつまでも8人いるわけじゃないですから。私がずっといるわけじゃないですし。

――今、ちょっとほのめかしました？

佐藤佳穂　いや、そうじゃない(笑)。頼られるのは嬉しいことだけど、他の8期が経験できるものを私が奪ってしまうんじゃないかという考えもありました。だから、今回はあまり言わないようにしていました。そうなると、他の子が発言するようになるんです。でも、みんなが発言し始めると、まとまらないという(笑)。

――ところで、最近はセンター宣言が目立っていますね。5月のソロライブでもしていましたが、初めてしたのはいつでしたっけ？

佐藤佳穂　いつだろう？以前も言っていると思うんですけど……その時はまだ自分がセンターに立つ姿を想像できていなかったです。いつセンターに立ってもいいという自信がついてきたのは、『絶対インスピレーション』の頃です。それまでは「フロントに立ちたい」ってファンの方に話していたんですけど、「センター」とはっきり伝えたのは『好きになっちゃった』かもしれないです。なぜかというと、その時のポジションが悔しかったからです。これは言わないとダメだなって感じました。それまでは自分から言わない方がいいんじゃないかと思っていました。言わずともセンターを期待されるような人になりたくて。でも、私はそう思われていないと感じたので、自分から動くしかないと思うようになったんです。

取材・文／犬飼華