2023-06-05 09:00

RHYMESTER宇多丸のマブ論、ゆっきゅん×松井寛=必然的化学反応!

RHYMESTER宇多丸のマブ論
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今月は他に、吉川友と吉川茉優『Unfamiliar』、Hau.『Your Pace』、私立恵比寿中学『はみだせGirls』、fishbowl『五五』、,ζ,”⊃恋呂百花『殺Kiss』、そしてfemme fatale『mellow mellow』などが、候補曲として最後まで頭を悩ませたあたり。どれも良いです!

今月も優れた作品が目白押しだったなか、頭ひとつ抜けていたのはやはりこれ……電影と少年CQのメンバーでもあるゆっきゅんの『隕石でごめんなさい』は、東京女子流の初期作やモーニング娘。『笑顔YESヌード』を始め当連載的クラシックの数々を生み出してきた、あの松井寛が作編曲! ニュージャックスウィングを基調としつつ、ひたすら煌びやかでゴージャスに仕立てあげげられたその音世界は、まさしく唯一無二のRoyal Mirrorball印! 繊細にして豪胆なゆっきゅんによる作詞と歌唱も、言わば次世代歌謡曲的な艶と知性に溢れています。優勝!

フリーランス・アイドル文坂なのも、この連載ではもはや信頼のブランド。evening cinema原田夏樹が提供した新曲『ため息さえも』の、ドリーミーな「80年代前半シティポップ的アイドルソング」感も、完璧!

脇田もなりやHALLCAを輩出したという意味で今となっては伝説的とも言えるEspecia、その最後期メンバーだったミアナシメントのEP『Novo comeco』が、これまた素晴らしい内容でした。グルーヴィーだがあくまでクールに心地好い、一貫したセンスはさすが元Especiaと言うべきか。全曲異なる方向で高品質ですが、今回はレイドバックしたR&Bチューン『rhythm』を選ばせていただきました。そのEspeciaにも楽曲提供していたRillsoulプロデュース、REBEL REBELのEP『モア・ファースト』収録の『YORUWAKOREKARA』は、シュガー・ベイブ『DOWN TOWN』の緩めなオマージュ含む打ち込みディスコ。若干脱力気味なところがまた今っぽくて気持ちいい。

声優・早見沙織のサードアルバム『白と花束』から先行配信となった『エメラルド』は、諭吉佳作/men提供曲ならではのイレギュラーな驚きと美しさに満ちた、プログレッシブなジャズ調ナンバー。最近なんだか改めて、声優さんの音楽作品、気合いの入った良いものが多いですよね。

――記事の続きは発売中の「BUBKA7月号」で

宇 多 丸|ヒップホップ・グループ「ライムスター」のラッパー。放送業界の最高栄誉「ギャラクシー賞」を受賞するなど、メディアでの活躍もめざましい。

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