日向坂46 下田衣珠季インタビュー|「学生の頃、心を開くことができる友達は少数でした」ネガティブだった過去から、大好きなメンバーに囲まれ明るい空気の中心になるまで

撮影/藤原宏
日向坂46の18枚目シングル『イチャイチャ虫』収録の五期生曲『それでもいつか』で初センターを務める下田衣珠季。グループの元気印で、明るい笑顔の持ち主である彼女だが、時に壁にぶつかり、暗い気持ちになってしまうこともあるという。そんな彼女を支えた一言、そして素直な気持ちを受け入れてくれる存在とは━━『BUBKA11月号』掲載の下田衣珠季インタビューを、一部抜粋してお届けします。
とにかく明るいいずきち
━━下田さんは清水理央さんが軍団長を務める「清水無敵軍団」の一員ですが、入団を決めた理由を教えてください。
下田衣珠季(以下、下田):理央さんとは出身地が一緒で、定期的に千葉トークをしているんです(笑)。それと、『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)でのスピーチが熱くて、「理央さんの軍団に入りたい!」と思いました。
━━清水さんが「『未来虹さんのことが好き』なイメージがあるけど、いずきちは日向坂46メンバーみんなのことが好きなんです。そんな子がいるから軍団全体が明るくなります」と話していました。
下田:恥ずかしい(笑)。みなさんのことが大好きなんです。
━━もともと、人と接することは好きでしたか?
下田:日向坂46に加入して変わったような気がします。学生の頃、心を開くことができる友だちは少数でした。
━━いまは率先して「周りを明るくしよう」という存在になっているように思います。
下田:例えば、五期生でいうとリハーサルでたくさんの振りを一気に覚えなきゃいけない状況だと、覚えるのに必死になってしまって暗い空気になってしまうことがあるんです。そのままの空気でいることが好きじゃないので、「空気を明るくしよう」と意識するようになって。
━━2025年発売の『BRODY12月号』での五期生ドキュメンタリーで鶴崎仁香さんが「オーディション中の下田は覚えてます。明るい声が控室に響き渡っていたので(笑)。」とおっしゃっていました。
下田:そうでした(笑)。あの時は緊張でみんな下を向いていたんです。その空気に堪えられなくて、隣にいる(片山)紗希ちゃんと「明るくしよう!」と意気投合したのを覚えてます。その頃から「紗希ちゃんとはフィーリングが合うな」と思ってました。
━━その一方、「17th Single ひなた坂46 LIVE」で『未熟な怒り』を歌うにあたって「自分の経験してきた挫折、疑問、怒りなど自分の中で溜めてきた感情をぶつけようと思った」と6月22日のブログに綴っています。
下田:リハでメンバーに会ったら自然と明るくなれるんですけど、ひとりになるといろんなことを考えて落ち込みがちで。過去の選択に腹が立ってしまうことがあるんです。そんな怒りをぶつけました。
━━ネガティブな感情をメンバーと共有することはありますか?
下田:同期の蔵盛(妃那乃)、坂井(新奈)とは、自分の内側にあるものを明かすことが多いんです。落ち込んだときは2人に連絡すると話を聞いてくれたり、親身に寄り添ってくれて。逆に、私が2人の相談を聞くこともあります。
━━18thシングル選抜発表後のブログには、「受け入れてしまっている自分がいて嫌にもなるけれどだからと言って諦めることができないのが私です」と書かれています。率直な気持ちを表に出すことは勇気が要ったと思います。
下田:加入当初は、ネガティブな気持ちや、本当の気持ちをブログに書いてきませんでした。読んでくださった方がどう思うのかが怖くて、表に出さないほうがいいと思い込んでいました。でも、マネージャーさんに「もっと自分の素直な気持ちを書いてもいいんじゃない?」と助言をもらって。実際に書いてみたら、ファンの皆さんから「いずきちの本当の気持ちを聞くことができてうれしい」と言っていただくことが増えて。みなさんとの絆が深まった気がします。
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