【BUBKAアーカイブ特別版】田村真佑×松尾美佑、ラストステージを迎える同期に伝えたかったこと|『“魂”のアンダーライブ特集』インタビュー全文掲載

撮影/田中健児
感謝のハイキック
──ここからは「アンダーライブちょっといい話」を聞いていきます。楽しいエピソードがあると嬉しいです。
松尾:個人的には31枚目『悪い成分』の時のアンダーライブがすごく楽しくて! 初めて先輩とお話ししたという思い出が大きいです。あと、Zeppツアーで何カ所か回ったのも大きいですね。リハーサルでのコミュニケーションが増えたり、冬だったので、怪我をしないようにみんなでラジオ体操をしたり。あと、北海道では終演後のホテルでみんなで先輩の部屋に集まったのも楽しかったし、朝5時に学校に通うために先に出発する黒見をみんなで見送ったんです。そういう一つひとつが思い出です。
田村:私は前回、オープニングで一人ずつステージに立って、踊ってから一言、という演出にそわそわしていて。ステージの袖で近くにいたメンバーとハグし合って、「大丈夫。イケる!」というやり取りをしたことが楽しかったです。お互いに「あんたのダンス上手だから!」とか励まし合っていて。あと、全日程を終えた次の日に吉田綾乃クリスティーさんと岩本蓮加さんと3人で打ち上げと称してごはんに行ったのもいい思い出です。私、自分から誘えないタイプなんですけど、3日目が終わって話をしていたら、あや(吉田)ちゃんが「じゃあ、明日ごはんに行こうよ」と誘ってくれて。それはアンダーライブがなかったら実現していないので嬉しかったです。
松尾:あとツアーで覚えているのは、ご当地ごはんですよね。北海道に初めて行った時、ライブの翌朝、みんなで市場に行って、お寿司を食べて、そこでカンパチを好きになりました。感動するほど美味しくて! 眠い目をこすりながら出かけた甲斐がありました。
──人間関係のエピソードはありますか? 五百城さんから聞いたんですけど、田村さんが連絡してくれたと嬉しそうに話していました。
田村:私から後輩に連絡することはあまりなくて、その時も大緊張したんですけど(笑)。頼れる時は頼ってほしいし、一緒に楽しい機会にしようねっていう思いを伝えたくて連絡しました。
松尾:最近、冨里(奈央)がすごく話しかけてくれて。人懐っこい子だとは思っていたけど、仲よくなりましたね。この間、Suicaを忘れたというから、帰り道、一緒に切符を買ってあげました。「買い方がわかんない……」って言うから。結局、自分で買えず、私と佐藤璃果が買ってあげました。……そういう私はなかなか心の扉を開くのに時間がかかるタイプなんですけどね。3年はかかるので。
─3年も⁉
松尾:3年経てば大丈夫です。
田村:そう。そこからは心を開いてくれる。リハーサル期間も松尾から誰かにもたれかかってきたり、いきなり後ろから蹴ってきたり。
──蹴る⁉
田村:お尻のあたりをいきなり。
松尾:スローモーションですよ! 疲れてくると、そういうことしたくなっちゃう。
田村:それが気を許した証拠なんですよ。松尾ってサバサバしてるからそういうことしそうにないんですけど、実はそんなことはなくて。
松尾:私と真佑ちゃんは疲れてくると、誰かにわざとぶつかりに行ったりして。
──真面目にやってください(笑)。では、締めの一言をお願いします。
田村:私にとって2回目のアンダーライブです。前回来てくださった方も来ていただきたいですし、同期の卒業をちゃんと見送りたいと思います。
松尾:私にとって最後のライブです。人生最後に人前で歌う機会になります。ファンの方に「今日来てよかったな」と思っていただけるようなライブにしたいです。終わってからメンバーと「いいライブだったね」と顔を見合わせられる、そんなライブだったらいいですね。
取材・文/犬飼華
田村真佑プロフィール
たむら・まゆ=1999年1月12日生まれ、埼玉県出身。あざと可愛い魅力で恋に落ちた瞬間を逃さず心を奪っていく怪盗マユタン三世。最近では可愛がる側にシフトしているようで、まゆたん協会で後進を育成中。愛称は「まゆたん」。
松尾美佑プロフィール
まつお・みゆ=2004年1月3日生まれ、千葉県出身。『SASUKE』に出場するほどの運動神経で華麗なアクロバットを披露する一方、地に足のついた堅実さも特徴のみんなの相談役。鍛え上げられた足で大地を蹴り、卒業に向けたラストランを駆け抜ける。愛称は「みゆちゃん」。
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