2026-09-10 12:00

乃木坂46 川端晃菜×長嶋凛桜『42ndSGアンダーライブ』インタビュー|「安易に『楽しみたい』とか、そういう軽い気持ちで臨んではいけない」初めてのアンダラで感じた歴史の重み

写真左から、川端晃菜と長嶋凛桜
撮影/幸田昌之
この記事の画像(4枚)

9月29日・30日に東京体育館で開催される、乃木坂46「42ndSGアンダーライブ」。5期生・小川彩をセンターに据えた42ndSGアンダーメンバーは、どんな思いでステージに立つのか。『BUBKA』では「逆襲のアンダーライブ特集」と題し、アンダーメンバー全員にインタビューを行い、その胸中を語ってもらった。今回はその中から川端晃菜と長嶋凛桜のペアインタビューを一部抜粋してお届け。グループへの深い洞察と愛を持つ2人に、初参加となった前回のアンダーライブについて語ってもらった。

スパイスとお砂糖と

━━6期生が初参加し、ステージに新たな風を吹き込んだ『41‌stSGアンダーライブ』。初めてのアンダーライブを体験してみていかがでしたか?

長嶋凛桜(以下、長嶋):乃木坂46公式YouTubeチャンネルの『乃木坂配信中』にアンダーライブに密着したドキュメンタリーがあり、あの映像を見ていただくと、私たち6期生がどれだけの想いで挑んでいたのかわかっていただけるのかなと思います。

川端晃菜(以下、川端):たしかにそうだね。

長嶋:アンダーライブの歴史の重みを知っているからこそ、安易に「楽しみたい」とか、そういう軽い気持ちで臨んではいけないライブなのはわかっているつもりだったんです。だからこそ、初参加ではあるけど、その中でも6期生として馴染んでいかなきゃいけない責任感を感じていたのですが……。

━━想像以上の過酷さだった?

川端:限られた時間でたくさんアンダー楽曲の振り入れをしなきゃいけなくて、レッスンで何度も繰り返し教えていただいているんですけど、「しっかり身についているのかな……」と不安でした。

長嶋:もう頭の中が「振り」「歌割り」「立ち位置」みたいな感じで。

川端:その3つで頭の中がパンパンになってた(笑)。

長嶋:6期生は、しっかり噛み砕いて自分の中に落とし込んだうえでパフォーマンスしたいと思っていたんです。ただ、時間の制限がある中でその3つを覚えてすぐアウトプットしなければいけなかったので、自分たちの中で十分に消化しきれていないもどかしさを感じていました。

━━そんな中、通しリハーサルでスタッフさんに「もっとがむしゃらにやらないと」と厳しい言葉を投げかけられます。

長嶋:ポロポロ泣いてしまいました。あのときは悔しかったです。たしかに先輩方の表現力に比べて足りない部分はあるけれど、そんな中で必死にもがいて、自分たちなりに頑張っていたつもりだったんです。

川端:私も悔しい気持ちが大きかったです。初めてアンダーライブに参加させていただき、6期生みんなが思い思いの気持ちをぶつけているはずなのに、それでもまだ伝わらないのはなぜだろう? 私たちは何が足りないんだろうか?というのがわからなかったです。

長嶋:あのときは悔しくて泣いてしまったのですが、先輩の皆さんが本当に自分の事のように一緒に泣いてくれたり、寄り添ってくださったので、それが支えになっていたかもしれません。6期生は「先輩がモチベーション」ってよく言ってたよね。

川端:いろんな場面で先輩が助けてくださいました。

長嶋:リハーサルにやんさん(金川紗耶)がパンを焼いて持ってきてくれたり、あやてぃーさん(吉田綾乃クリスティー)が手作りクッキーを差し入れしてくれたり。そういう日常の何気ない場面での優しさに何度も救われました。

川端:私はこれまで人に悩みを相談することがほとんどなかったんです。でも、アンダーライブ期間中は同期に悩みを打ち明けたり、言葉ではうまく伝えられないときに先輩方にハグしてもらったりして、たくさん救ってもらいました。

━━初めて立つアンダーライブのステージはいかがでしたか?

川端:リハーサル期間をがむしゃらにやってきた分、ステージを楽しむ気持ちはずっと心に置きながらパフォーマンスしようと思いました。3日間とにかく楽しむぞ!という気持ちでした。

長嶋:私も基本的には楽しめたんですけど、100パーセントの状態でステージに立ちたかったです。自分の中で「まだいける」という気持ちもあって、不安や自信のなさが表情に表れてしまったのかなと思います。だからこそ、自分はしっかり準備が必要なタイプの人間なんだということが前回のアンダーライブをやってみてわかりました。

━━アンダーライブは、本番に向けて一曲一曲にかなり時間をかけて完成度を高めていくとよく聞きます。

長嶋:同じ曲を何度も繰り返し確認して、かなり固めました。とくに『日常』は一番固めたんじゃないかと思います。

川端:そうだったね。

長嶋:ダンスの先生やスタッフさん、先輩方から何度もアドバイスをいただきました。でも、最初はどういう感情で披露したらいいのかが正直わからなかったんです。センターに立つ人によって色が変わる曲だと思うし、先輩方は自分が抱えている苦しさや葛藤を表現していると思うのですが、先輩方のように背伸びしてかっこよくパフォーマンスしようと思ってもできないから、どう表現すればいいか自分の中ですごく悩みました。

川端:『日常』は100パーセントポジティブな気持ちで披露できる楽曲じゃないと思うんです。6期生として活動してきて、私たちはまだまだ認められてない部分があるんじゃないかという気がするので、6期生のパフォーマンスを見て感動してもらいたいと思ったし、ファンの方が「6期生の『日常』を見ることができてよかった」と感じていただけるように頑張りたいという気持ちがありました。

━━『日常』のパフォーマンスを見た小津玲奈さんは「6期生の感情が伝わって泣いてしまった」と言っていました。

川端:初めて聞いた!

長嶋:うれしいです。

川端:あとから映像で『日常』を見返したんですけど、本当にみんなかっこよかったです。

長嶋:あのときの私たちにしかできないパフォーマンスを届けることができたのかなと思います。あのステージに立った経験がこれからの6期生にとって大きな糧になっていくんじゃないかなと思います。

取材・文/宮田英一郎

━━まだまだ続く冨里のインタビューは、42ndSGアンダーメンバー全員登場の『BUBKA10月号』をチェック!「長嶋:誰か一人が突っ走るのではなく、全員で一緒に前へ進んでいく『日常』だったのかなと思います。」

長嶋凛桜プロフィール

ながしま・りお=2007年5月25日生まれ、北海道出身。学生時代は「ミラーボール」と呼ばれた笑顔で、北国から世界を照らすナガシマスノーランド。6期生曲『命の色』のセンターとして、喜びも悲しみも自分の色へと変えてゆく。愛称は「りおたん」。

川端晃菜プロフィール

かわばた・ひな=2011年1月14日生まれ、東京都出身。乃木坂46の歴史とともに育った乃木の踊子・川端ひな成。憧れという長いトンネルを抜けると、そこには乃木坂46のステージが広がり、幼き日の夢の続きが彼女を待っていた。愛称は「ひーつん」「ひな」。

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