【BUBKAアーカイブ特別版】乃木坂46岩本蓮加×冨里奈央、アンダラの熱量は不変──「超厳しかった」先輩に怒られた日々を振り返る|『“魂”のアンダーライブ特集』インタビュー全文掲載

撮影/田中健児
キラキラとメラメラ
──お二人が座長を務めたアンダーライブの思い出を聞かせてください。
岩本:私のときは3期生が座長をやるのが初めてだったので、どうすればいいのか不安がありました。先輩がいる中での座長だったので立場的なやりづらさもあったし、とくに私は最年少だったから「蓮加が引っ張っていけるの?」という目もあって重圧を感じて、しょっちゅう泣いていた思い出があります。
──蓮加さんは当時まだ15歳でしたね。
岩本:でも、一番仲良かった(渡辺)みり愛さんに「私も座長だったときに怒られて泣きまくったよ」と言われたんです。選抜とアンダーを行き来しているタイミングでの座長というのは、きっといろんな視点で見られるだろうし、私次第できっと未来が変わるだろうから、この貴重な時間を大切に過ごそうと思って。それで、私はもう絶対に泣かないぞ!と心に誓って、本番では泣かずにやる切ることができました。
──冨里さんは37thシングルのアンダーライブで座長を務めました。
冨里:それまで何度かアンダーライブを経験していたのですが、毎回、座長の先輩方のスピーチやライブに向き合う姿勢を見て、かっこいいなと思っていました。ただ、それと同時に自分も同じステージに立って近くで見ていたからこそ、「私がみんなを引っ張っていけるのかな?」「センターに立って大丈夫かな?」という不安もありました。でも、同期のメンバーが声をかけてくれたり、先輩方が温かく見守ってくださって、たくさんの支えがあったおかげで頑張ることができたと思います。
──1曲目のイントロで冨里さんが「37枚目アンダーライブ、行くぞー!!」と、普段は聞かれない声量で叫びましたよね。「あの煽りが素晴らしかった」という評判を耳にしました。
岩本:本当にそう! 私も思った!
冨里:えっ、本当ですか?
岩本:奈央は煽りがうまいんですよ。
冨里:えぇ~、それは言ってくださいよ(笑)。
岩本:よく通る声をしているんだなって思いました。
冨里:……うれしい。
──自分の殻を破ろうとする心の叫びのようにも聞こえました。
冨里:「最初の煽りが良かった」というのは初めて言っていただいたので、うれしいです。でも、たしかに最初から気合いを入れてやろうと思っていました。「かましてやるぞ!」みたいな感じで。
──蓮加さんにも褒められましたね。
岩本:うんうん(うなずいて)。
冨里:めっちゃうれしいです。そんなこと言われたら、もっと煽りしたいな(笑)。
──今年4月に開催された38thシングルアンダーライブですが、蓮加さんがアンダーライブに参加するのは約5年半ぶりでした。変化は感じましたか?
岩本:いや、昔と変わらないなという印象でした。パフォーマンスで魅せるのも、それを大事にしているのも全然変わっていなかったし、ファンの方の期待の眼差しも変わらないなって思いました。「僕たちはアンダーライブが好きなんだ!」という揺るぎないものを全面に感じた、というか。
──ファンの熱量が高いですもんね。
岩本:それと、個人的にはやっぱりアンダーライブのセットが好きだなって思いました。パフォーマンスで魅せるライブを意識しているからこそ、シンプルなセットが多いんです。演出自体、私たちにかかっている部分が大きくて。
──派手な演出に頼ることがない。
岩本:そこも好きです。初めてアンダーライブに参加したときに「こんなにシンプルなセットなのか……。でも、私たちがこのライブを派手にしていくんだ!」と思ったのが今でも記憶に残っています。
──お二人にとってアンダーライブはどんな場所ですか?
冨里:新しい自分を知れる場所かなと思います。ライブをたくさん重ねる中で、「自分ってこういう表情もいいんだな」「こういう踊り方をしたらカメラに映ったときに良く見えるんだ」など、今まで気づけなかった自分についてたくさん知ることができるんです。だからこそ、ライブの表現力がどんどん磨かれていくのかなと思います。
岩本:奈央の言ったことに近いけど、アンダーライブはメンバーの新たな魅力を知れる場所かなと思います。全体ライブだと、推し以外のほかのメンバーのことをなかなか追い切れないじゃないですか。でも、アンダーライブはメンバー全員がよく見えて、こんなパフォーマンスをするんだ!?って今まで知らなった面も見えると思うんです。
──より深く味わえる?
岩本:そうなんです。メンバーの魅力をより身近に感じられる場所だと私は思っていて。こんなにすごいメンバーしかいないんだぞ!というのを知ってもらいたいです。
──40thシングルのアンダーライブがまもなく開催されます。
岩本:今回は五百城(茉央)ちゃんがアンダーになって、初めてアンダーライブに来る五百城ちゃんファンの方も多いのかなと思うんです。
冨里:たしかにそうですね。
岩本:初めてアンダーライブを見る方は、まず会場の熱量に圧倒されると思うんです。メンバーの本気とファンの方の本気がぶつかり合って生まれる熱を肌で感じられるんじゃないかな。
冨里:ファンの方が全力で声を出してサイリウムを振ってくださるので、本当に会場がめっちゃ熱いんです。その熱を初めてアンダーライブに来る方にも体感していただきたいです。
──会場に熱気が渦巻いているんですね。
岩本:本当にそうだよね。
冨里:めっちゃ汗かきます(笑)。
岩本:全体のライブは乃木坂46の美しさや可愛さを前面に押し出して、「皆さんにキラキラをお届けします!」という感じだと思うんです。でも、乃木坂46のメラメラはお伝えしてないので(笑)。アンダーライブならではのメラメラを味わっていただけたらなと思っています。
取材/文:宮田英一郎

撮影/田中健児
【42ndSGアンダーメンバーのインタビューはこちらから!】
・小川彩|「振り付けへの不安とかじゃなくて、いろんな感情が混ざっていました」センター曲『フォルテシモ』初披露時の涙の理由を語る
・伊藤理々杏×岡本姫奈|「一番しゃべってる。なんならトークを回してる!」先輩に溶け込む、岡本の“圧倒的コミュ力”
・金川紗耶×黒見明香×柴田柚菜|「6期生のダンス力、表現力が大きく変化した」後輩の成長を目の前で感じ、奮い立った前回の“アンダラ”を振り返る
・冨里奈央|「目標を達成することができたし、全てやり切った思いがあったんです」手応えのあった前シングル、それでも届かなかった選抜への思い
・海邉朱莉×奥田いろは|「一人暮らしを始めてからはリミッターが外れて、全力で歌っています」家でもホテルでも歌ってしまう2人の日常と歌唱論
・小津玲奈×愛宕心響×鈴木佑捺|「私たちの気持ちをぶつけることができた」6期生だけで披露した『日常』に込めた思いとは
・乃木坂46 川端晃菜×長嶋凛桜|「安易に『楽しみたい』とか、そういう軽い気持ちで臨んではいけない」初めてのアンダラで感じた歴史の重み



【乃木坂46表紙:BUBKA (ブブカ) 2026年 10月号】
⇒ Amazonで購入
⇒ セブンネットショッピングで購入(セブンネット限定特典:乃木坂46岡本姫奈×小川彩×金川紗耶 ポストカード 1枚付き)
⇒ セブンネットショッピングで購入(セブンネット限定特典:乃木坂46柴田柚菜×冨里奈央×奥田いろは×黒見明香 ポストカード 1枚付き)
⇒ セブンネットショッピングで購入(セブンネット限定特典:乃木坂46小津玲奈×海邉朱莉×鈴木佑捺×伊藤理々杏×愛宕心響×川端晃菜×長嶋凛桜 ポストカード 1枚付き)

【乃木坂46表紙:BRODY (ブロディ) 2026年 10月号】
⇒ Amazonで購入
⇒ Amazon Kindle版を購入










