日向坂46 山口陽世×森本茉莉インタビュー|同じ日に生まれた、似ているようで似ていない2人「種類も形も違うけど、エネルギー感は一緒な気がします」

撮影/Marco Perboni
同じ日に生まれ、同じ時代を日向坂46の三期生として歩んできた森本茉莉と山口陽世。同期としてともに活動する中で、二人はお互いにとって欠かせない存在となっていった。17thシングルをもってグループを卒業する山口と、その旅立ちを見送る森本。分かれ道を前にした二人が、これまでの日々と、この先への思いを語り合ったインタビューを、抜粋してお届けします。
──4月30日の森本さんのブログで、三期生全員で浅草を散歩した話が書かれていました。どういった流れで行ったんですか?
森本茉莉:山口が焼肉が食べたいっていうその浅草の焼肉屋さんに行ったんです。その帰り道に散歩しようって流れになって、4人で浅草寺に行っておみくじを引いて。ブログにも書いたけど……。
山口陽世:(髙橋)未来虹ちゃんがね、凶を引いちゃって凹むっていう(笑)。
森本茉莉:その姿を見てイジりました。
山口陽世:私たちは小吉で、良かったので(笑)。
──ファンの間でもよく知られる仲良しの2人ですが、あらためてお互いの第一印象を教えてもらえますか?
山口陽世:レッスンが始まってからも最初は関東組と地方組で分かれていたので、ほとんど接点がなくて。私は鳥取出身なので地方組なんですけど、地方組からすると関東組のみんながお姉さんに見えてたんです。だから、茉莉ちゃんも年上のお姉さんみたいに見えていました。
森本茉莉:確かに、関東組と地方組は接点がなかったです。その中でも、特に山口は積極的に誰かと話すタイプではなかったので、すごく謎めいているというか(笑)。同期の中で一番掴みどころがない印象でした。
──仲良くなったきっかけは?
山口陽世:何か大きなきっかけがあったわけじゃなくて、グラデーションな気がします。茉莉ちゃんはこんな人なんだって、考え方とかがだんだんわかっていった結果だと思います。大きかったのは、帰り道かな。
森本茉莉:帰り道が一緒だったから、そこでいろんなことを話しました。
山口陽世:帰り道にたくさん話したことでも茉莉ちゃんのことが分かったし、活動を通して理解する部分もたくさんありました。おちゃらけたところもあるけど、自分ができることに対してまっすぐな人で、ライブパフォーマンスにもまっすぐ。何か1つに向かっていくエネルギーが強い人で、その方向が何個もある。いろんな面を兼ね備えている子だなって。
森本茉莉:私からみた山口もまっすぐ。本当に信念が強いというか、自分が好きなこと、正しいと思うことにまっすぐに進んでいく。自分自身に妥協を許さない、ストイックなタイプなのかなと。特にステージに立っているときに、そのまっすぐさが爆発すると思ってます。
──2人の共通点は、まっすぐさ?
山口陽世:そうですね。エネルギーの種類は違うんですけど。なんていうんでしょう? 種類も形も違うけど、エネルギー感は一緒な気がします。
──エネルギーの量が一緒というか。
森本茉莉:ライブ中、山口のパワーや勢いに私も乗っかりたいって、気持ちが最高潮に達するときがあります。
山口陽世:それで、私もそんな茉莉ちゃんに感化されます。
──お互いに刺激し合って高め合う、相乗効果が生まれる2人という。そんな2人は、似ているところはあるんですか?
山口陽世:似てないところのほうが多いよね。
森本茉莉:多い! それについてよく話すけど。
山口陽世:誕生日が一緒なのに、それにしては似てないよねって。エネルギーの量は一緒なんですけど、エネルギーが向かう方向は全然違いますし、考え方も違うし、似ているところを探したら本当に少ないと思います。
森本茉莉:似てるのは笑いのツボぐらい(笑)。
山口陽世:笑いのツボは似てる! 茉莉ちゃんの発言は、全部が面白いです(笑)。
──決定的にこれが違うという部分は?
山口陽世:グループのことを話すと、けっこう違うなって思います。茉莉ちゃんは未来を見ているけど、私は未来よりも今を見ているタイプなんです。それは自分が卒業するからじゃなくて、卒業を決めるもっと前から「今はこうだよね」っていう考えでした。それに対して、茉莉ちゃんは先のこと、未来について話していることが多いんです。そういう部分は違う気がします。
森本茉莉:私も、そこの違いが最初に浮かびました。山口と話していると、今置かれている環境や周りの人たちをすごく大切にしているのが伝わってきます。私はどちらかというと、長い目で見たらこうなるなとか、今よりも先のことを考えてしまうんです。そういうときに今の自分の感情が後回しになったりすることがあるんですけど、そのときは今を考えている山口の意見を聞いたり、山口の活動を見て、いい刺激を受けることが多いです。
──本当にいい関係性だなと思うんですけど、誕生日には毎年2人で配信をしていて。
山口陽世:日向坂46は誕生日に合わせてSHOWROOM配信をするメンバーが多くて。どうせやるなら同じ誕生日で同期なんだから一緒にやりたいよねって。じゃあプレゼント交換もしたら楽しいよねとか、そういう話をしてて今の流れになった気がします。
──最新の誕生日配信では、森本さんは山口さんのいいところを100個言うという。
山口陽世:めっちゃすごかったです!
森本茉莉:正直、さすがに100個はむずかしいだろうな、長期戦になるなって思ってたんですよ。でも、ペンを持ったら初期のレッスン風景とかも全部鮮明によみがえってきて、本当にあっという間でした。「え? もう100個終わったの?」ぐらいの感覚で。
山口陽世:100個を聞くうちに、そんなことあったなーって、私もいろいろ思い出しました。
──100個はどのぐらいの時間で?
森本茉莉:20分から30分です。
山口陽世:えーーー!
──すごいことですよね。
山口陽世:すっごい“心!”って感じ!
森本茉莉:どういうこと(笑)。
山口陽世:なんかその、ただ仲がいいだけじゃなくて、ちゃんと心があるなって意味(笑)。でも、なんか照れくさかったけど、こういうことを思ってくれてたんだって知れて、すごくうれしかったです。
──自分だったら、どのぐらいの時間で森本さんのいいところを100個書けますか?
山口陽世:10分で!
森本茉莉:本当? 6秒に一個のペースだけど(笑)。
取材・文/大久保和則
━━まだまだ続くインタビューは「BUBKA7月号」をチェック!「森本茉莉:(三期生ライブについて)本当に想像がつかないです。とか言ってみたいんですけど、全然つきます(笑)。まず、髙橋が泣きますね。」

撮影/Marco Perboni

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