2026-02-25 21:01

「いけるか?」から「いけるな?」へ━━日向坂46 松田好花がオードリーと『ひなあい』スタッフに信頼され、「必要不可欠の存在」となった約7年間の集大成

2月末でのグループ卒業まで残りわずかとなった、日向坂46の松田好花。2月22日深夜放送の『日向坂で会いましょう』では松田の卒業企画が行われ、番組最後にはオードリーから卒業証書が贈られた。そこには、約8年半の松田の活躍を振り返ると共に、これからの活躍を期待するメッセージが綴られていた。

22日の『ひなあい』では「松田の卒業を祝いてぇか!大餅つき大会」企画が放送された。これは、2025年4月放送の「メンバーの仲を深めよう!ごちゃまぜ絆バトル!」企画にて松田が提案した「餅つき大会をしたい」というロケプランを卒業前に消化しておこう、というもので、芸人のクールポコ。のネタ形式でメンバーが告白や失敗談を披露する「気“モチ”を伝えろ!告白選手権」や、松田のメンバーにまつわる即興トークが披露された「“モチ”時間30秒!“モチ”ネタトーク」、メンバー全員でこたつに入って餅を食べながらトークする「松田好花のミッドナイトニッポン」が行われた。

そんな松田卒業回を締めくくったのは、オードリーによる卒業証書授与式。グループや番組での活躍をまとめた文章を、春日俊彰が読み上げた。初めこそ我慢する松田だったが、最後は目と鼻を真っ赤にして大粒の涙を流していた。そんな彼女に贈られたメッセージは以下の通り。

「松田好花殿

『あのね、春日さんが使えないの』と、芦田愛菜さんのモノマネをしながら、初登場で春日を鬼いじりしてきた松田くん。

アイドルには全く不要の『キン肉マン』知識を誰よりも予習し、初めての企画プレゼン大会では『ひらがながっきょくうんどうかい』も見事採用。今ではおなじみの『放送作家キャラ』を自らの手で掴んで、着実に爪痕を残していきました。

それからというもの、番組には必要不可欠の存在に。企画のお手本となる、トップバッターとして他のメンバーを引っ張るだけでなく、常日頃からメンバーを観察し、本人ですら気づいていないオモロイ一面を我々にたくさん教えてくれました。

そして、松田くんの歴史を語る上で避けては通れない“連続号泣事件”。あの頃は、あちこちの番組で泣いていましたね。どんな苦悩や葛藤を抱えていたのかを推し量ることはできませんが、あの涙があったからこそ、いま後輩たちを温かく照らすグループの太陽になれたのだと思います。

歌やギター、ラジオに蕎麦打ち。何事にも真面目に向き合い、努力を惜しまないその精神で、これからもたくさんの偉業を成し遂げていくことを期待しています。

そして何より、オードリーをこよなく愛する真のリトルトゥースでいてくれたあなた。春日にもしものことがあったら、代理として駆けつけられるよう、準備しておいてください。『松田この、いけるな?』(松田『はい!』)

けやき坂46、そして日向坂46として活動した8年半をここに証します。

令和8年2月22日 『日向坂で会いましょう』一同」

約8年半の松田の日向坂46、そして前身グループのけやき坂46での活躍を振り返った番組特製の卒業証書。松田に贈られたメッセージには、番組での松田の活躍だけでなく、オードリーとの関係性も感じられる部分があった。

例えば、「常日頃からメンバーを観察し、本人ですら気づいていないオモロイ一面を我々にたくさん教えてくれた」という部分。ラジオパーソナリティとして、ゲストで登場したメンバーの魅力を伝えることが多かった松田は、グループを代表して発信する機会が多く、彼女きっかけで新たな一面が明らかになり、注目を浴びたメンバーもいた。そんな松田に向けて、若林は『あちこちオードリー』(2021年9月放送)で「松田は俺と似てると思う」という前置きから、「メンバーのおもしろエピソードトークを集めといた方がいい」とアドバイスしていた。

このアドバイスには続きがあり、若林は「派手か地味かって言ったら地味な道を行くんだけど、その道は意外と楽しいんですよ。向いていることがいっぱいある」という言葉を贈っていた。当時の松田は、病気での活動休止から完全復帰し、まさにこれからという時期で、若林のアドバイスに松田は号泣していた。

そして、「春日にもしものことがあったら、代理として駆けつけられるよう、準備しておいてください。『松田この、いけるな?』」という問いかけに対して、松田が「はい!」と返した場面についても触れたい。『ひなあい』では過去に、若林が無茶ぶり気味に「松田この、いけるか?」と声をかけたことがあり、当時は尋ねるような口調だったのに対し、「松田この、いけるな?」では、松田に任せたら大丈夫だろう、と信頼を寄せているように感じられた。「松田この、いけるか?」と聞かれたのは、2019年放送の「メンバーの意外な一面を発掘しましょう」企画でのこと。あれから約7年、たった一文字の変化に、松田への期待や信頼が込められていた。「はい!」と笑顔で応えていたのも印象的で、謙遜することなく、自信を持って応じる松田に、約8年半の成長が感じられた。

松田は、2024年11月放送の『オードリーのオールナイトニッポン』で春日の代理を務めたことがあり、さらに『あちこちオードリー』で卒業後について「いっぱい挑戦したいな」と語ったことから、若林から「春日じゃねぇか」と言われ、松田と春日を重ねる機会は多かった。『あちこちオードリー』では春日が割烹着姿で登場しているが、いずれは蕎麦職人の格好をした松田が隣に立つ姿を見てみたい。一方、若林の「俺と似てる」発言から、松田が若林の代わりを務めることもありそうだ。『ひらがな推し』『日向坂で会いましょう』から巣立ったメンバーは多いが、松田ほどオードリーの2人から信頼を寄せられてきたメンバーはいないだろう。オードリーから学んだものを支えに、松田好花は新たな可能性を自らの手で掴んでいく。

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