2025-12-09 23:20

日向坂46『クリフハンガー』センター・大野愛実の恍惚と不安「今、目の前に壁がある」と語った生粋の“おひさま”メンバーに託す未来

新センターに抜擢された、日向坂46の大野愛実
ⒸByakuya Shobo Co.,Ltd 2025

日向坂46が1月28日にリリースする、16thシングル『クリフハンガー』。12月7日放送の『日向坂で会いましょう』でフォーメーションが発表された。三作ぶりに選抜制が採用された同シングルでは、五期生の大野愛実が初センターとなった。今回はフォーメーション発表を受けて、注目のメンバーを紹介していきたい。

2026年の日向坂46のスタートダッシュを託された大野。彼女はグループに対して人一倍、熱い思いを持っているメンバーだ。11月に開催された「新参者 二〇二五 LIVE at THEATER MILANO-Za」にて、日向坂46五期生は「好きを超えろ」という目標を掲げてステージに立っていた。全10公演中、最終公演でスピーチを任せられた大野は、「私は大好きなものを否定されたり、誰かにバカにされたり、そういうことが本当に大嫌いで。だからこそ五期生、この『新参者』で絶対に、日向坂の五期生がすごいって周りに認めてもらえるように頑張ってきました」と語っていた。

大野はもともと生粋のおひさま(日向坂46ファンの総称)だった。大好きなグループで活動できる喜びの裏で、彼女はスピーチで語っていたように、現実と向き合い、心ない言葉を耳にすることもあったかもしれない。しかし彼女は、そんなマイナスなことをはね返すと誓っていた。フォーメーション発表後、インタビューに応える大野は自信がみなぎっているように感じられた。これまでのセンターを務めるメンバーのインタビューではあまり見られなかった表情をしていた。好きだからこそ、自分が日向坂46のためにできることは何かを考え、既に答えを見つけているようにも思えた。加入して1年にも満たない彼女の覚悟が、表情や言葉から伝わってきた。そんな大野以外にも、五期生からは松尾桜が2列目、高井俐香が3列目で選抜入り。各列の五期生たちを周りの先輩たちが支えていく布陣となっている。

五期生に期待が集まる中、三列目に入った四期生・清水理央と渡辺莉奈にも注目したい。二~四期生全員が参加した14thシングル『Love yourself!』と15th『お願いバッハ!』を除くと、選抜制が導入されて以降では2人とも初めての表題曲参加となる。

清水は選抜制が導入された11thシングル『君はハニーデュー』の際、ブログで「選抜メンバーになれなかったことが、やっぱり本当に悔しいです」「アイドルは歌やダンスばかり練習して上手になるだけではいけないんだなと学びました。おもしろい発言ができるように研究しなければいけないし、伝えたいことをきちんと伝えられるように語彙力も磨かなければならない」と、日向坂46における選抜入りの難しさに直面していた。もちろん、『日向坂で会いましょう』の活躍だけが選抜入りの条件ではない。しかし、最近の彼女の活躍を見ると、この時の誓いが実を結んだように筆者は感じている。『日向坂で会いましょう』のMCであるオードリー・春日俊彰に物申してライバル関係を演じる場面や、同期の石塚瑶季がエピソードトークを披露すると、その内容に「喧嘩していいですか!」と参戦してひな壇でバトルするなど、負けず嫌いを全面に押し出した姿に、殻を破った印象を持ったおひさまも多いと思う。その他にも、『音楽の日 2025』(TBS系)では、坂道シリーズのダンス選抜メンバーに抜擢されるなど、パフォーマンス面での評価も獲得していた。

全員選抜で初めて表題曲に参加した際、清水は「また選抜に戻るのかもしれないけど、その時にまた「選抜」として改めて選抜メンバーに入れた時が、私の初めての選抜だと思っています。そのために、今回頂いた大切な機会を絶対に無駄にしないように、カメラに抜かれる1秒を大切に!!! 精いっぱいがんばります」と、来たる選抜制復活に向けての目標をブログで綴っていた。表題曲に参加することは、音楽番組などでカメラに抜かれるチャンスが巡ってくる、ということであり、いわゆる「見つかる」機会が増えるということだ。彼女はそのチャンスをものにし、選抜のポジションを掴んでみせた。

一方、渡辺は前作の『お願いバッハ!』で二列目の中央、Wセンターの真後ろのポジションを務めた。彼女は同シングルを引っ提げ全国を回った「ARENA TOUR 2025 『MONSTER GROOVE』」について、「このライブを通して私はあの場所にふさわしい人間になれたのだろうかと、答えのない問いに静かに沈んでしまう瞬間がありました」と振り返った。Wセンターに目を向けると自ずと視界に入る、いわゆる“裏センター”というポジションを任せられることは、期待のあらわれでもあったが、彼女はその場所に立つことを悩んでいた。16thシングルの発売が決定した際、「答えを見つけられるか分からないけど、この経験を生かせられるよう次のシングルでも、全力でもがき続けます」と語っていた渡辺。彼女にとって『クリフハンガー』の期間は自分なりの答えを見つける日々になりそうだ。

選抜メンバー以外で構成される「ひなた坂46」にも、表題曲センターを経験した三期生・上村ひなのや、『日向坂で会いましょう』でひと際目立つ活躍を見せる森本茉莉、選抜経験者の四期生・平尾帆夏など、誰がセンターを務めても面白くなりそうなメンバーたちが揃っている。また、「ひなた坂46」には五期生も参加するため、グループとしてより一層、厚みが増す期間となるだろう。

「新参者」公演で大野は「私たちは今、目の前に壁があります」と語っていた。2025年の日向坂46は、5月に「BRAND NEW LIVE 2025『OVER THE RAINBOW』」を行い新たなグループ像を示すと、「MONSTER GROOVE」で全国を回って自信をつけ、そして五期生が「新参者」を経験することで、グループ全体として土台を固めた期間のように感じられる。そして、日向坂46はまさに今、目の前の壁を乗り越える寸前のようにも思える。クリフハンガーとは作劇手法の一つで、「盛り上がりの頂点で続きが気になる終わりを迎える」という意味がある。壁を乗り越えた先にある2026年の日向坂46を想像するのが楽しみであると同時に、まずはセンターの大野愛実に任された、グループ将来を担う大きな一歩に注目したい。

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