工藤美桜、加藤史帆は“頼れる人” ドラマ『悪いのはあなたです』インタビュー

工藤美桜と山中柔太朗がW主演を務めるドラマ『悪いのはあなたです』(読売テレビほか/TVer)が、11月3日(月)25時35分(通常は25時29分~)よりスタートした。『文春オンライン』(文藝春秋)で連載されていたふせでぃ原作の同名漫画をドラマ化した本作は、登場人物たちの愛憎と裏切りが絡み合い、抜け出せない不倫地獄へと転がり落ちていくさまを描く衝撃作だ。今回、BUBKA WEBのインタビューの応じた工藤美桜と加藤史帆が、作品の見どころや撮影エピソード、さらに意外な“秘密”も語ってくれた。
――11月3日(月)深夜から放送が始まりました。現在のお気持ちとしてはどんな心境ですか?
工藤美桜:撮影は夏だったので、映像を見て「懐かしいな」と思いました。自分で見てもすごくドロドロしていて「おぉ~」って(笑)。でも面白くて、これは視聴者の皆さんにも楽しんでもらえる作品だなと実感しています。早く見てほしいです。
加藤史帆:「やっと見ていただける!」とワクワクしています。
――満を持してという感じですね。
加藤史帆:はい! 第1話上映会での皆さんの反応がすごく楽しみです。
――改めてというところにはなりますが、それぞれの役どころをご紹介ください。
工藤美桜:莉子は、30歳目前で、いろいろなことに焦りを感じている女性です。流されやすくて、考えるけどちょっと楽観的なところもあって、憎めないけど「そっちじゃないよ~」っていう選択をしちゃう子。放っておけないけど…っていう感じです。
加藤史帆:ミカは莉子の友達で、タワマンに住んでいる既婚者。“好き”に一途ではありながら、その“好き”が…。とんでもないキャラクターです。
――いろいろ物語が進むにつれて、さまざまな展開が待っているということですね。原作を読んで撮影に臨まれたということで、大変な部分や、演じてみて苦労されたことなどありましたか?
工藤美桜:原作を読んだ時にすごく衝撃を受けて、面白くて読むのが止まらなかったし、やっぱりドラマでもそうなってほしいなと思いました。キャラクターの表情がすてきだなと感じましたし、読んでいて衝撃的だったので、そこをドラマでも表現できるように、表情は意識して演じました。
加藤史帆:原作に出てくるミカはとてもハイテンションなキャラクターです。「私にできるかな…」という不安はありましたが、自分なりのミカを作れたのではないかな、と思っています。原作ファンの皆さんにも楽しんでいただきたいですし、本当に展開がすごいので、バズってくれたら嬉しいです。
工藤美桜:確かに!
――作品のテーマ的になかなか難しいかもしれませんが、お二方はそれぞれのキャラクターに共感できること、あるいは似ている部分などありますか?
工藤美桜:ちょっと楽観的なところは似ているかなと思うんですけど、私は割と意思が強い方なので、そこは莉子とやっぱり違うなって思う部分は多かったです。
加藤史帆:ミカはいつも一生懸命でかわいいところが魅力的です。一度好きになったものをずっと好きでい続けるなど、私と似ているかなと思います。

――“不倫”とかイケない恋愛も展開されていくわけですが、難しかった部分もありましたか?
工藤美桜:やっぱり理解しづらい部分もあって、そこを理解するのは難しかったですし、2人の男性の間で揺れ動くっていうのをどう表現したらいいか悩みました。タクマ役の山中柔太朗さんとツトム役の小川史記さんに引っ張ってもらったので罪悪感を持ちながも、揺れ動く感情を表現することができたのかなと思います。
加藤史帆:想像を膨らませながら撮影していました。全員すごいキャラだから、面白かったよね?
工藤美桜:面白かった!
加藤史帆:刺激的な撮影でした。
――出てくる人がみんな悪そうな(笑)?
加藤史帆:そうなんですよ(笑)。こんなに全員ちょっと悪そうな作品はなかなかないと思うので、早く皆さんに見ていただきたいです。
――撮影現場の様子も伺えればと思います。ストーリーとしてはハラハラしそうな、若干重そうな雰囲気もありますが、現場の様子はいかがでしたか?
工藤美桜:確かに! ストーリーはすごくドロドロですけど、現場はスタッフさんも明るいし、キャストも小川さんを筆頭に盛り上げてくださって、みんないい人なんですよ。本当にみんないい人だし、思いやりのある方たちだったので、演じているキャラクターはみんな真逆でした(笑)。だからシーンとしては結構重かったりしたんですけど、いざ役と離れるとすごく楽しかったです。
――逆に、役の“スイッチ”を入れる瞬間は大変だったのではないでしょうか?
工藤美桜:でも現場に入って、皆さんと掛け合うとスイッチは切り替わるので、そこは大丈夫でした。
――加藤さんは現場の雰囲気いかがでしたか?
加藤史帆:内容はかなりドロドロですが、現場はめちゃくちゃ明るくて毎日現場に行くのが楽しみでした。本当に小川さんがムードメーカーで(笑)。こんなに“ムードメーカー”という言葉が似合う人いるんだ…と思うほど。いろいろな人と肩を組んでました(笑)。
――ギャップがあると?
工藤美桜:一番あります!
加藤史帆:あの小川さんがツトム役を…と思うと、笑っちゃうぐらいギャップがあります。
――そして加藤さんといえば、初の人妻役ということも話題です。
加藤史帆:初めて左手の薬指に指輪をつけましたが、違和感があってついつい触っていました(笑)。結婚指輪はちょっと照れました、最後まで慣れなかったです。

――今回のドラマは、“不倫”とか“秘密”とか、人には言えないようなことが軸にあるかと思います。少々むちゃぶりかもしれませんが、今、人には言えないような秘密ってありますか? もし言える範囲であればお願いします。
工藤美桜:(笑)。「運動してます!」とか、「なんちゃらダイエットしてます!」とか言っておきながら、結構深夜にカップ麺とポテチ2袋開けて…。その後に、自分でライスペーパーをピザっぽくして作ったり、家にあるもので料理して、お酒飲みながらいっぱいご飯食べちゃいます(笑)。
加藤史帆:絶対酔っぱらってるでしょ?
工藤美桜:そうそう(笑)。
加藤史帆:運動もしてない?
工藤美桜:本当はしてなくて…(照)。だからいっぱいご飯を食べているのを隠しています。
加藤史帆:意外!
――じゃあ隠しておきましょう(笑)。加藤さんは言える範囲で“秘密”にしていることなどありますか?
加藤史帆:秘密…なんだろう…最近ハマったのですが『たまごっち』依存症です。今日、美桜ちゃんにバレました(笑)。ずっと持ち歩いて大事に育てています…。秘密なのかな(笑)。恥ずかしいです…。
――赤裸々な告白ありがとうございます。タイトルに絡めた質問をさせていただきます。タイトルは『悪いのはあなたです』ということですが、逆に“悪いのは私です”という、自ら反省すべきこと、撮影エピソードでも、それ以外の生活習慣の中でも、何か思いつくことはありますか?
工藤美桜:私は、めっちゃ運動神経が悪いんですけど、それを分かってなくて、結構危機管理能力が低いので(笑)、よく転んだりとか、自転車も運転が下手なのに乗って、乗ると絶対コケるんです(笑)。この前も薬局の前でうまく止まれずにそのままコケてけがしたので…悪いのは私です(笑)。
加藤史帆:『たまごっち』を亡くしてしまいました(笑)。仕事で1日触れない日があって、最新の『たまごっち』は“ベビーシッター”に預けられるので一度預けたのですが、その後も面倒を見られず…そのままお亡くなり、星になってしまいました。悪いのは私です。あっ! 今もシッターに預けるのを忘れました(笑)。
――話がそれました、失礼しました(笑)。今回お二人は初共演ということで、もちろんこれまでお互いご存じだったかと思いますが、実際に会って共演してみて、意外な発見などありましたか?
加藤史帆:あります! お酒が好きでめちゃくちゃ強いところが意外で、キュンとなりました。
工藤美桜:強いかどうかは…でも飲むのは好きです(笑)。
――逆に工藤さんから、加藤さんの意外だった一面などありますか?
工藤美桜:SNSとか見てて、すごくふわっとしているイメージがあって。でもそれは変わらずすてきなところなんですけど、すごくしっかりしているところとか、頼もしいです。“頼れる人”っていう感じがあって、だからなんでも言っちゃうんですよ(笑)。「今どうしたらいいと思う?」とか言っちゃう。
加藤史帆:「こうしたらいいよ」って(笑)。
――(年齢的には)ちょっとだけお姉さんなんですよね?
加藤史帆:ちょっとだけお姉さんです(笑)。(工藤は)かわいくて、ずっとニコニコしているので、困っていたら助けたくなります。でも強いよね?
工藤美桜:そう、意外と(笑)。
――そんないいコンビが今回の初共演をきっかけにできたかと思いますが、今後また共演するとなったら、どんな役で共演してみたいですか?
工藤美桜:それこそ姉妹役とかやりたいです。
加藤史帆:うれしい! 私はアクションをやりたい!
工藤美桜:(加藤は)めっちゃ運動神経いいって見た!
加藤史帆:そう! 私は気合を入れると運動神経がいいんですよ(笑)。なので、一緒にアクションをやりたいです!
――楽しみにしております。そろそろお時間も迫ってまいりました。ちょっとドラマの話題からは離れてしまいますが、今年も残すところ1カ月と少々。振り返るにはまだ1カ月以上ありますが、お二方それぞれ今年は飛躍の1年だったかと思います。
工藤美桜:今年は、振り返ってみたら本当にいろいろなところに行っていて、地方を飛び回っていたなと思います。すごくいろいろな土地の魅力を知った1年だったし、お仕事面ではもちろん、よりお芝居が好きになったし挑戦できた1年だったなと思います。
加藤史帆:一番大きいのは、グループを卒業してソロ活動を始めたことです。今年は新しいことにたくさん挑戦できました。ハワイやイギリスにも行けたので、最高の1年でした。
――という流れを受けまして、来年もまたすぐやってくるかと思います。来年に向けての意気込みや新たな挑戦など、思い描いていることはありますか?
工藤美桜:ずっと仕事をしていたい(笑)。やっぱりお芝居が好きで、でも映画をあまり経験したことがないので映画をやってみたいし、コメディーも好きなのでコメディー系にも挑戦してみたいです。
加藤史帆:ミカのようなかわいらしい役を演じる機会が多かったので、“殺し屋”とか“スナイパー”のような役に挑戦することが、お仕事面での目標です。プライベートでは、旅行が好きだと改めて気付いたので、海外に行きながら英会話にも通いたいです!
――本日はお忙しいところありがとうございました! ドラマ『悪いのはあなたです』期待しております!
2人:ありがとうございました!

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