【コラム】2025年大躍進の=LOVE、紅白歌合戦へ出場はあるのか

家にテレビがない人も増え、『紅白歌合戦』(NHK総合ほか)は昔ほど“絶対的な番組”ではなくなりました。それでも、年末に日本中の視線が集まる舞台であることに変わりはありません。紅白に触れることはファンの間でも少しセンシティブで、書くのが怖いテーマです。それでも今年の=LOVE(イコールラブ、以下イコラブ)を見ていると、「もしかしたら…」と期待せずにはいられません。この想いが少しでも届くことを願って、2025年の歩みを振り返ります。
“推し活”という言葉がすっかり定着した今、アイドル界でも多くのグループがファンの心をつかんでいます。その中でも、今年、特に大きく躍進したのが、指原莉乃さんプロデュースのアイドルグループ「イコラブ」です。
2017年に結成されたイコラブは、個性あふれるメンバー、可愛い・おしゃれなファッション、女性目線の歌詞や耳に残る楽曲が人気を博し、女性にもファン層を拡大してきました。2021年には『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に初出演して「ウィークエンドシトロン」を披露、その後も継続的にシングルをリリースしています。
楽曲がリリースされるも、音楽番組への出演機会がなかなか増えないイコラブでしたが、17thシングル「絶対アイドル辞めないで」がSNSで話題になって、“一発撮りで、音楽と向き合う。”をコンセプトにしたYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』への出演も果たします。
=LOVE – 絶対アイドル辞めないで / THE FIRST TAKE
徐々に音楽番組への出演が増えていく中、今年、18thシングル「とくべチュ、して」(ダブルA面で「恋人以上、好き未満」も)がTikTokで大きくバズり、怒濤(どとう)のように音楽番組への出演機会も増加。
●3月1日(土)NHK「Venue101」
●3月5日(水)フジテレビ「週刊ナイナイミュージック」
●3月14日(金)日本テレビ系「バズリズム02」
●3月29日(土)フジテレビ系「MUSIC FAIR」
●5月12日(月)TBS「CDTV ライブ!ライブ!」
●5月23日(金)テレビ朝日系「ミュージックステーション 2時間スペシャル」
●7月2日(水)フジテレビ「週刊ナイナイミュージックプレゼンツ FNS後夜祭」
●7月7日(月)TBS系「CDTV ライブ!ライブ!」
●7月25日(金)日本テレビ系「バズリズム02」
●8月1日(金)(総合・中国地方向け)
●8月3日(日)(総合・中国地方 九州・沖縄地方向け)
●8月6日(水)(総合・全国) NHK総合「いのちのうたフェス2025 平和がいいに決まっている!」
●8月22日(金)テレビ朝日系「ミュージックステーション」/NHK総合(中国地方向け)「いのちのうたフェス2025 【延長戦】 平和がいいに決まっている!」
●8月23日(土)(再放送)NHK総合(中国地方向け)「いのちのうたフェス2025 【延長戦】 平和がいいに決まっている!」
●8月26日(火)NHK「うたコン」
そして19thシングルの「ラブソングに襲われる」が音楽番組でテレビ初披露されました。
●9月6日(土)日本テレビ系「with MUSIC」
17thの「絶対アイドル辞めないで」、18thの「とくべチュ、して」「恋人以上、好き未満」に続く19th、果たして波に乗れるのか…と多くのファンの期待とプレッシャーがかかる中、もはやイコラブを止めるものはありません。「ラブソングに襲われる」と合わせて、SNSでバズった18thのカップリング曲「超特急逃走中」をテレビで披露する機会にも恵まれます。
●9月27日(土)フジテレビ系「MUSIC FAIR」
●9月29日(月)TBS系「CDTV ライブ!ライブ!」3時間スペシャル
●10月10日(金)日本テレビ系「バズリズム02」
●10月24日(金)テレビ朝日系「ミュージックステーション」
●10月27日(月)TBS系「CDTVライブ!ライブ!」
●10月28日(火)NHK「うたコン」
@equal_love_12 昨日放送の#うたコン では みんなでオオカミになっちゃいました🐺💕 ご覧いただきありがとうございました🐾゛ #ラブソングに襲われる #イコールラブ #イコラブ ♬ LOVE Song ni Osowareru – =LOVE
これだけ音楽番組への出演が一気に増えたイコラブですが、この過密なスケジュールをこなしながら、各メンバーはドラマ出演や情報番組、野球の始球式など、個人での露出も増やしてきました。さらにアリーナツアーや8周年ツアー、リリースイベントも重なり、メンバーの体調(そしてファン側も…)が心配になるほどの1年でした。
1年を通じて、SNSやテレビの影響力を一番大きく感じるのは、ライブチケットの当選確率が明らかに低くなったこと、そして、ライブ会場の埋まり具合がこれまでと異なりバックステージ・見切れ・立ち見席まで埋まっている光景、リアルイベントで人が増えすぎて従来の整列や統制がうまくいっていない現場などを目の当たりにしたときです。
新しいファンを獲得しながら、昔からのファンも大切にしてくれる=LOVE。怒濤のスケジュールを駆け抜けた今年だからこそ、ゆっくり休んでほしい気持ちもあります。
それでも、年末最後の大舞台で、彼女たちが紅白歌合戦に立つ姿を心から願わずにはいられません――。






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