祝初選抜! 「本日の握手会、ヲタク約1名。」事件から約4ヶ月、SKE48の“バズり女王”・相川暖花が語るアイドル哲学

撮影/夏目圭一郎
8月5日、SKE48の35thシングル『Karma』の選抜メンバーが発表され、相川暖花(愛称は“ほのの”)が初めて選抜入りした。「本日の握手会、ヲタク1名。」という自虐的なコメントと男性がたった一人笑顔で手を振る写真が大バズりし、一躍時の人となった彼女。『BUBKA』(2025年8月号)では、SNSを席捲した投稿の裏側とその後について語っている。
今回、初選抜記念として相川さんのインタビューを抜粋してお届け! 失うものはもう、何もない__駆け抜けてきた10年間、SKE48相川暖花の逆襲が始まる。
でも、ほののが幸せならOKです
――Xに投稿した「本日の握手会、ヲタク約1名。」という自虐的なコメントと、男性がたった一人笑顔で手を振る写真が大バズりし、話題になりました。
相川暖花(以下、相川):握手会が終わると、いつもファンの方がお見送りをしてくださるのですが、あの日はリアルに一人しかいなかったんです。隣のレーンでは後輩が30人くらいのファンの方に見送られていたのですが、私は……。
――とはいえ、ファンの方の明るい笑顔のおかげか、そんなに悲壮感がなかったです。
相川:いつも遠くから会いに来てくださるファンの方なんです。めっちゃ優しくて、どんな時でも私のことを褒めてくれる天使みたいな方です。
――あの写真をXにポストしようと思ったのは?
相川:詳しくない人にとっては、アイドルの握手会って当たり前のようにたくさんのファンの方が行列を作っているイメージだと思うんです。でも、現実はそうじゃないってことを自分から発信しなきゃ伝わらないと思って。
――「人気がない子なんだ」という好奇の目で見られる不安はなかったですか?
相川:いや、それが事実なので(笑)。ただ、落ち込んでもどうにもならないし、この状況をちょっとでも面白く伝えられたらいいなと思ってXに投稿しました。ファンの方に「写真のせてもいい?」って確認して。
――掲載許可を取って。
相川:プライバシーがあるので「モザイクかけるから」と言ったら、「いいよ。全然大丈夫」と言ってくださいました。そしたら、その日のうちに何万も「いいね」がついて、ファンの方の思っていた以上に拡散されちゃったんです。あとで聞いたら、オタクやってることが職場にバレたらしいので。
――拡散されすぎて本人特定されてしまった!
相川:投稿を削除したほうがいいかなと思っていたら、次の日の握手会で「ほのちゃんが話題になってくれたことがうれしい」と喜んでくださいました。
――バズり後、握手会に来るファンは増えましたか?
相川:増えたといえば増えたんですけど、ツーショット会とかはガラガラで。数字に繋げるのって難しいなと改めて思いました。この子の顔面がかわいすぎる!とか、そういう系のバズりじゃないので、会いに行きたいまでは思わないのかなって。「Xに載ってた、あのファンの方に会ってみたい」という人はめっちゃ多いんですけど(笑)。
――ほかにも、すっぴんのビフォーアフター写真や、選抜メンバーをバックに一人だけレッスン着で踊るダンス動画など、自虐ネタが多いですよね。
相川:ありのままの自分でいたいというか、さらけ出すのが好きなんです。どうしてそうなったかというと、SKE48という場所で育ったからなんだろうなと思うんですよ。
――というのは?
相川:全身タイツを着たり、頭にパンストを被ったり、まずいドリンクを飲まされたり……。SKE48ってアイドルの中でも特殊だと思うんです。そういう場所で育ったからこそ、体を張ることができるようになったし、笑いを取るのが好きになったし、いいなって思えるようになりました。
――特殊な環境下で、積極的に自虐をする体質になってしまった?
相川:そうです。SKE48が生んだモンスターです。
取材・文/宮田英一郎
まだまだ続くインタビューはこちらから!
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