2025-08-07 07:00

「先輩方を超えるのが礼儀」日向坂46 五期生・大野愛実が表明していた“即戦力”としての自覚━━さらなる卒業発表でファンが揺れる中、最新シングルで高まる期待感

日向坂46五期生の大野愛実
ⒸByakuya Shobo Co.,Ltd 2025

8月4日、日向坂46の河田陽菜が公式ブログでグループからの卒業を発表した。3日深夜放送の冠番組『日向坂で会いましょう』(以下、『ひなあい』)で、15thシングル『お願いバッハ!』のリリース決定と次回の放送でフォーメーション発表が行われることが告知されたばかりのことで、新曲発表で期待が高まるおひさま(日向坂46ファンの総称)たちに衝撃が走った。

2024年から2025年にかけて、日向坂46では卒業ラッシュが続いている。2024年は4月に一期生の齊藤京子と高本彩花が卒業。8月には一期生の加藤史帆と東村芽依、二期生の丹生明里と濱岸ひよりの4人が同時に卒業発表するという出来事があった。2025年もその流れは止まらず、1月に佐々木久美・佐々木美玲・高瀬愛奈の3人が卒業を発表し、これにより一期生全員が卒業することとなった。そして、5月に二期生・富田鈴花、今回の河田と続き、2024年以降で一期生7名と二期生4名の計11名の卒業が発表された。

その間、日向坂46は計4枚のシングルをリリース(『君はハニーデュー』『絶対的第六感』『卒業写真だけが知ってる』『Love yourself!』)。これら全てが、誰かの卒業前ラスト参加シングルとなっており、SNSでは「誰も卒業しない、誰も最後じゃない。気持ちの落ち着いた状態で迎えるシングルが欲しい」といった内容の声も見られた。ただ、グループ改名から約6年以上が経過し、シングルも10作以上リリースされる中、これまでグループを支えてきたメンバーが新たな一歩を踏み出すのは、ある意味でグループが成長したことの証でもあると言えるだろう。

4月5日・6日に開催された「6回目のひな誕祭」では、長濱ねるを含む一部の一期生OGメンバーが集結。けやき坂46時代から始まった日向坂46の第一章の締めくくりを印象づける演出だった。その後、5月28日・29日には新生ライブと銘打った「BRAND NEW LIVE 2025 『OVER THE RAINBOW』」が開催され、二期生を筆頭に活躍を見せる中、新キャプテンは三期生から髙橋未来虹が就任し、グループは再出発を切った。『ひなあい』でも4月7日・14日の放送では、河田・富田・松田好花の二期生3人がチームリーダーとなり、二~四期生メンバーの絆を再確認する企画が行われていた。

これからの日向坂46を担う存在として、四・五期生にはこれまで以上に期待とプレッシャーがかかるだろう。その中で7月29日~31日に開催された「日向坂46 四期生ライブ Presented by 新・日向坂ミュージックパレード」を観て、四期生のワチャワチャとした雰囲気から、一期生が持っていた、どんな時も明るく前を向き続ける姿勢を感じた。また、一期生がけやき坂46時代に欅坂46と比べられる中で感じた“逆境”を、四期生もデビューして間もなく他の坂道シリーズと比較されることで経験しており、両期とも逆風を乗り越え、むしろ追い風に変えて上昇してきた。「6回目のひな誕祭」では佐々木久美から平岡海月に向けて「(一期生を)超えてけ!」と四期生全員に向けられたとも取れるメッセージが贈られている。さらに『BRODY』(2025年6月号)では、藤嶌果歩が「高みを目指します! 目指すしかないです」「まだ東京ドームに立ってない五期生の子たちを『約束の彼の地』に連れていくのは私たちの役目だと思ってます。グループを引っ張っていく存在になる覚悟で頑張ります」と、今度は自分たちの力で東京ドームを目指すことを宣言しており、今後の更なる活躍が期待されるだろう。

一方、五期生は二期生のような活躍を予感させている。五期生の初イベント「おもてなし会」や『ひなあい』での自己PRからは、個性を強く感じるメンバーが多く、後にモデルや女優、バラエティ、ラジオ、カメラ、ゲームなど多様なジャンルで活躍する二期生たちと通じるものがあった。さらに、パフォーマンス面でも「おもてなし会」では自分たちだけで、「BRAND NEW LIVE」では先輩と一緒にステージに立ち、それぞれのライブで別々の楽曲を披露し、同じ曲であってもフォーメーションの変更に対応するなど、“即戦力”としての期待を感じさせた。中でも、一番初めの五期生楽曲でセンターを務めた大野愛実は、グループの公式YouTubeチャンネルで、「いい意味で先輩方を超えなきゃいけないなというか、それが先輩方に対する礼儀なのかなって」と語っている。その言葉からは先輩へのリスペクトが感じられ、自分たちがこれからのグループを担っていくという気概が込められていた。

新たな展開を迎える日向坂46において、四・五期生がグループの中心となっていくのは明白な流れだろう。14thシングル『Love yourself!』のセンターは、グループの顔として日向坂46を支えてきた小坂(菜緒)が務めたが、15thシングル『お願いバッハ!』では誰がグループの顔となり、どのような布陣になるのか。これからの日向坂46を左右するシングルになりそうだ。

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