日向坂46河田陽菜、マイペースな24歳が身に着けた「適当力のススメ」で同期の松田好花やオードリー若林を翻弄

ⒸByakuya Shobo Co.,Ltd 2025
日向坂46の河田陽菜が7月23日に24歳の誕生日を迎えた。かつてのインタビューで、「ファンの方にも『絶対に適当でしょ!』ってよく言われます(笑)」と語っていた彼女は、飾らない自然体でマイペースな姿をいつも見せてくれる。今回はそんな彼女について紹介していきたい。
日向坂46の公式YouTubeチャンネル『日向坂ちゃんねる』にアップされている「【真相】密着カメラマン・河田陽菜は見た!松田好花の1日」。この動画では、河田のマイペースぶりが随所に見られる。
動画冒頭で河田は、何も知らない松田のもとに密着することを伝えに行く。企画内容を聞いて困惑する松田が「え、なんで?」と質問すると、河田は「なんでだと思います?」と質問で返し、松田をさらに困らせる。密着中も、「散歩が好き」と語る松田が目的地のジムまで歩き始めると、河田は「ジムまで歩くんですか? タクシー乗っていいですか?」と密着の趣旨をそっちのけにした発言が飛び出す。カメラが回っているのを忘れてあくびをした河田が、松田から注意を受ける場面もあった。松田のプライベートから『日向坂46・松田好花のオールナイトニッポンX(クロス)』の舞台裏まで収録されたその動画では、肩肘張らずに楽しむ2人を見ることができる。これは河田から漂う、良い意味で気の抜けた空気感のおかげと言えるだろう。
彼女のマイペースぶりはオードリー・若林正恭も手を焼いている。『あちこちオードリー』(テレビ東京系)で若林は、MCを務める日向坂46の冠番組『日向坂で会いましょう』(以下、『ひなあい』)にて、河田からとあるネタバレをされたというエピソードを話していた。それは、楽曲がリリースされる度に行われるヒット祈願企画にて、メンバーが制限時間内にアマダイ8匹を釣ることに挑戦した放送回でのこと。ロケのVTRを観る前、若林が河田に「タイ8匹釣れたの?」と尋ねると、河田から「釣れました」とまさかのネタバレ(本編ではカットされていた)。若林は当然、「VTR観てくださいよ!」「これからですよ!」といった返しを期待してのフリだったが、それが裏目に出る結果に。若林は「リアクションしづらかった」と『ひなあい』の収録を振り返っていた。
ここまで彼女の奇想天外とも言える「マイペースさ」「適当(テキトー)さ」を取り上げてきたが、彼女のパフォーマンスについても触れておきたい。
河田は、同期である小坂菜緒の不在時、グループ屈指のキラーチューン『キツネ』の代打センターを務めてきた。そんな彼女は、10thシングル『Am I ready?』収録の『ガラス窓が汚れてる』で初めて、全員参加楽曲のオリジナルセンターに抜擢される。心の葛藤を歌った、メッセージ性の強い曲で、普段の彼女が醸し出す、ほんわかとした空気とは異なる曲調の楽曲。そんな『ガラス窓が汚れてる』のイントロが流れると、ライブ会場の空気は一変する。この曲は『キツネ』同様、キラーチューンと言える魅力やパワーを持った楽曲であり、その中心には、普段見せるのとは違う表情で踊る彼女の姿がある。
「適当力のススメ」というタイトルが付けられた『BUBKA』(2023年9月号)で河田は、こんなことを語っている。「『まぁやってみよう!』みたいな、いい意味で軽く考えられるようになったのかもしれません。昔は深く考えすぎてしまうことが多かったけど、今はできないことに対しても『なるようになる!』とポジティブに考えられるようになったので、過ごしやすくなりました」。彼女の中でも葛藤する期間があり、その中であくまでも自然体でいることに自分らしさを見つけたのだろう。
河田の誕生日当日にソロライブを開催する同期の富田鈴花が卒業すると、グループ全体では松田に続く上から2番目の年長メンバーとなる。マイペースなお姉さんとして、これからも飾らない自然体な姿がグループの勢いやテンションを「ちょうどいい」ものにしてくれるはずだ。「適当」とは本来、「ある条件や状況にぴったり合っていること」。つまりは「良い加減」という意味なのだから。
【ブログ更新☀️ 河田陽菜】 24歳の入学式 https://t.co/irKdI252Yg #日向坂46 #河田陽菜 pic.twitter.com/sDgP8NAbV6
— 日向坂46 (@hinatazaka46) July 23, 2025
【日向坂46の関連記事】