日向坂46に訪れた「ぶりっ子氷河期」に救世主現る!? 審査員に媚びる新人・大野愛実と先輩・渡辺莉奈、勝敗の分かれ目は「攻め」それとも「照れ」?

ⒸByakuya Shobo Co.,Ltd 2025、提供写真
毎週日曜25時20分から放送中の日向坂46の冠番組『日向坂で会いましょう』(以下、『ひなあい』)。5月25日(日)の放送は、「正統派を探せ!緊急ぶりっ子オーディション」と題し、“天然ぶりっ子”を発掘する企画を開催。加入したばかりの五期生の中から、新たな逸材として注目を浴びるメンバーが現れた。
同企画は、二期生・松田好花が「今の日向坂46に足りてないモノ」として危惧していた、「正統派のぶりっ子が不在」という課題を解決するために開催。過去には一期生・柿崎芽美や二期生・宮田愛萌が「正統派ぶりっ子」としてキャラを確立し、『ひなあい』を盛り上げていたが、卒業後、ぶりっ子キャラの座が空席に。番組MCのオードリー・若林正恭からも「正統派ぶりっ子がいないって致命的じゃない!」と言われてしまう中、新メンバーとして五期生が加入したタイミングで、改めてぶりっ子キャラを発掘することとなった。
メンバーから放送作家視点で松田、グループのキャプテンとして髙橋未来虹、過去に企画でアイドルのプロデュースを経験したことがある平尾帆夏ら3人と、オードリー・春日俊彰が審査員として参加。また同企画は、5月7日(水)放送の『あちこちオードリー』に日向坂46のメンバーが出演した際、「すごいハードな収録だった」と話していたこともあり、ファンが待ち望んだ放送だった。
審査員3名を除くメンバーはA~Cの3つのグループに分かれ、一次予選を開催。そこから6名が最終審査に進出し、栄えある正統派ぶりっ子の称号が与えられる。25日の放送ではA・Bグループの対決が行われた。
Aグループでは「かわいいワード古今東西」と題し、風船リレーを行いながら、かわいいワードを瞬時に発していく対決を実施。先輩メンバーがぶりっ子かどうか怪しい回答を連発する中、五期生・佐藤優羽が天然ぶりっ子の片鱗を見せた。自信を聞かれた佐藤が「あります♡」と答え、カメラに向かってアピールすると、若林は「佐藤で良いんじゃない」と対決前からお墨付きを与えていた。しかし、そんな佐藤に待ったをかけたのが、二期生・金村美玖と四期生・小西夏菜実で、全力で企画に取り組んだ結果、先輩2人が残ってしまう展開に。これには審査員の松田たちから「先輩が残っているぞ!」と、新メンバーの活躍の場を潰してしまう大人げない立ち回りに物言いが入る。何とかして佐藤を残そうと画策する審査員だったが、若林から「ヤラセなのか? このオーディションは!」と言われてしまい、佐藤は敗退となってしまう。
続くBグループでは、そんな佐藤の無念を晴らすべく、同期の五期生・大田美月と大野愛実が活躍。そして、普段はクール系でテンション低めの四期生・渡辺莉奈の豹変ぶりに注目が集まった。
Bグループの対決は「ぶりっ子かくれんぼ」。隠れ方や見つかった時のリアクションが審査対象で、鬼役の春日が見つけた時点で採点し、その後メンバー審査員が全体を総括しながら追加点をあげる形式で行われた。これにより、審査員の好みが反映されやすく、Aグループよりも主観的な評価がつきやすい審査となった。
対決が始まり真っ先に見つかった渡辺は、「見つけてくれるの待ってたよ♡」「捕まえてみなさ~い!」と普段のクールキャラを捨てて、ぶりっ子キャラを完全憑依。卒業した一期生たちを彷彿とさせる、バラエティに全力な姿を見せていた。しかし、あまりの変貌ぶりに困惑した春日は10点満点中7点と採点。すると渡辺は「あと3点ほしいな」とおねだりモードになり、ハードな収録だったという前評判通り、殻を破っていく。しかし、あまりにも強く行き過ぎた結果、春日から「5点」と言われてしまい撃沈。それでも、配信番組『もっと!日向坂になりましょう』にて、「バラエティを頑張っていきたい」と発言した彼女の気合が感じられた。
一方、大田と大野はベッドの上でブランケットを奪い合いながら、「春日さんみ~つけた♡」と鬼役を逆転させる奇策でアピール。その結果、2人とも春日から9点を獲得し参加メンバー中トップとなる。一方、河田陽菜や山下葉留花などの他の参加メンバーはモノボケ寄りの演技になってしまい点数は伸びず、『ひなあい』で培ってきた笑いに貪欲な姿勢が裏目に出てしまっていた。
そしてメンバー審査員の追加点では、髙橋が太田、松田が大野に10点を加算。髙橋は大田の手が常に顔の周りにあり、素であざとい面を評価する一方で、松田は自身を尊敬するメンバーと公言する大野にメロメロだった。松田から加点対象に選ばれた大野が「ありがとうございますっ♡」とアピールすると、松田は「私の好物の照れが…」と好みにどストライクだった様子。意気込みを聞かれた際にカメラを間違ってしまう天然ミスも松田の好物だったようで、Bブロックからは先輩メンバーを抑えて、五期生の2人が決勝に進出していた。
前半戦から、先輩たちのバラエティ対応力と五期生の初々しさがぶつかり合う熱戦となっている「ぶりっ子オーディション」企画。まだまだバラエティに染まっていない五期生の中から、佐藤や大田、大野などが“天然正統派”として候補に挙がっていた。佐藤の場合はぶりっ子キャラに加えて、麻雀好きな一面も持ち合わせており、ぶりっ子×麻雀という異色の組み合わせでキャラ立ちができそうだ。残るCブロックにも隠れた逸材が控えており、五期生が栄冠を手にする可能性も十分にありえる。先輩が意地を見せるか、それとも新戦力が初タイトルに輝くのか注目だ。
Leminoにて「日向坂で会いましょう」最新話の
— 日向坂46 (@hinatazaka46) May 26, 2025
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『正統派を探せ!緊急ぶりっ子オーディション!!』💕
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