【鬼ベラシ/インタビュー】STU48中村舞は一段と長くて大きいツノ、信濃宙花は赤いカラコン…“鬼女”役の注目ポイント明かす

6月13日(金)より公開される映画『鬼ベラシ』に出演するSTU48・中村舞(なかむら まい)と信濃宙花(しなの そらは)。このたび、BUBKA WEBのインタビューに応じた2人が、作品の見どころや撮影秘話、さらにインタビューの前日に開催されたSTU48 8周年コンサート「STU48 8th Anniversary Concert THE STU SHOW~Peerless~supported by SHOWROOM」についても語った。
――公開日も解禁となりまして、いよいよその日が近づいてまいりました。現在の心境としてはいかがですか?
中村舞:実際に公開日が決まって、あと3カ月ぐらいで公開されるので(※取材時点で)、ちょっと実感が湧いてきました。やっぱり地元愛媛県で初めて撮影した映画なので、今から仕上がりがドキドキです。
信濃宙花:もっと先なのかなっていう気持ちだったんですけど、6月13日に公開が決まり、意外とすぐだなと思いました。撮影はみんなで寒い中、力を合わせて頑張ったので、それが形となってたくさんの方に観ていただけると思うとちょっと緊張もありつつ。たぶん一生に一度くらい…映画って一生に一度くらいだと思うので、とっても楽しみです。
――改めてお二人が演じられた“鬼女(きじょ)”、どんな役かご紹介ください。
中村舞:鬼女は、人間と鬼の“混血”です。ストーリーとしては、その鬼女が生き残りを懸けてバトルロワイヤルをする物語になっています。
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信濃宙花:普段は人間として生活しているけど、何かがきっかけで鬼になっちゃって…みたいな子たちが集まっています。

――撮影が、愛媛県鬼北町(きほくちょう)の山の中、非常に寒い場所で行われたということで、撮影はいかがでしたか?
中村舞:結構アクション系が多かったので、初めてやるアクションは、力をすごく使うので難しいなって思う場面が多々ありました。
――もう撮影以降は戦うことはありませんか?
中村舞:プライベートで?(笑)、ないです! 戦ってないです(笑)。撮影で初めて戦いましたけど、今のところ予定もないです(笑)。
――信濃さん、現場の様子などいかがでしたか?
信濃宙花:普段はグループとして活動しているので、グループの外に出て、いろいろな俳優さんやアーティストさんと共演するとどんな感じになるんだろうっていうドキドキがあったんですけど、皆さん本当に優しくて温かくて。私は、すごく人に興味がありまくり人間なので(笑)、撮影中じゃない休憩中に、積極的にいろいろな方々とお話をしてコミュニケーションを深めたり、演技も学べたりして、いろいろな面で充実していた撮影期間だったなって思います。いろいろな意味で成長した気がします。

――“鬼女”役ということで、メイクも特殊メイク的なこともされたのでしょうか?
中村舞:“別人”って感じだったんですけど(笑)。私のキャラクターは、結構強い鬼なので、ツノも一段と長くて大きいツノで。顔の色もすごくて、血管も浮き出て、初めは「ちょっと誰なんだろう?」って(笑)。

信濃宙花:本当に分からなかったです。みんな顔が赤くて「誰が誰!?」と(笑)。撮影初日から“鬼メイク”だったので、「初めまして」が鬼状態みたいな(笑)。
中村舞:あと“着け歯”みたいなものも着けていたので、しゃべるのも結構難しかったです。
信濃宙花:でも個人的には、カラコン! 鬼になった時は、赤いカラコンを着けたんですけど、初めてカラコンを着けまして。赤色が似合ってて、なんかかわいいって思いました。ちょっとテンション上がりました(笑)。それでカラコン買いました(笑)。赤はさすがに買ってないですけど(笑)、ナチュラルなカラコンを買って使っていました。

――今回は、すごく難しかった役だったと思います。今後、またいろいろな作品にご出演する機会もあるかと思いますが、やってみたい役、役柄やストーリーなどなどありますか?
中村舞:私は、すごくいっぱい言っているんですけど、ゾンビの役をやりたい(笑)。ゾンビの映画とかゾンビのドラマがすごく好きで、いっぱいいろいろな作品を見るんですけど、ゾンビ役いいなと思って。最初からゾンビではなくて、かまれてゾンビになるっていう役やりたいです(笑)。最後に誰かを守ってゾンビになるみたいな(笑)。
――じゃあ割と『鬼ベラシ』の“鬼女”の系統を引き継ぐ感じですね(笑)。
中村舞:確かにそうですね。人間ではないっていう点では一緒なのかなと(笑)。
――信濃さんはやってみたい役、いかがですか?
信濃宙花:私は、本当に恋愛漫画とか恋愛映画がすごく好きで。普段映画を観るってなっても、やっぱり恋愛映画を見ることが多くて。自分が経験できないことなので、演じてみたいっていう気持ちがあります。ヒロインとかではなくていいんです。ヒロインの友達とか、その恋を応援したりとか、いい方向にいけるように盛り上げたりとか、相談される役をやってみたいですね。逆にそっちからキュンキュンしてたいです(笑)。結構キュンキュンするのが好きで、友達役で演技中でもキュンキュンしたいなっていう気持ちがあります。

――非常に対照的な回答ありがとうございます。学生役などは?
信濃宙花:STU48に入った時は学生だったので、全然“コスプレ”じゃなかったんですけど(笑)、今は月日がたって“コスプレ”になりますが(笑)、経験できたらうれしいなって、全然やります(笑)。想像だけでニヤニヤしちゃっています。
――中村さんは制服役などいかがですか?
中村舞:え~制服…でも今日、メイクさんに「高校生ですか?」って言われて(笑)。私、今年26歳になるんですけど「イケるんだ…」って。
信濃宙花:全然イケるよ! 全然変わってないもん! 二人で学園モノを。
中村舞:学園ゾンビで(笑)。


――STU48さんでいうと、“卒業生”のお二人も別のグループ(my fav)のメンバーとして作品に参加しております。
中村舞:それが…撮影日が一緒じゃなくて1回も会わず…。でも、同じシーンに登場しているんです。別撮りして合成したりして…。
――川又あん奈さん(my fav)も以前のインタビューで、グリーンバックの撮影が多かったとおっしゃっていました。
中村舞:私たちもグリーンバックでの撮影があって、結構CGも多めな感じで、ちょっと仕上がりを見てみないとですね。
信濃宙花:川又あん奈ちゃんと田中美帆ちゃんとも連絡を取り合っていたんですけど、「どうだった?」って聞いたら、演技のことより先に「きじ鍋がおいしかったです!」って川又あん奈ちゃんから返ってきて、「かわいい」って思いました(笑)。田中美帆ちゃんからは「卒業して違うグループだけど共演できてうれしいです」って言ってもらえて私もうれしかったです。舞台あいさつがあるのかまだ分からないですけど、そこで再会できたらいいなって思います。
――ちなみにお二人は、my favさんの楽曲とかも聴いたことはありますか?
中村舞:川又あん奈ちゃんと田中美帆ちゃんが入った時に知ったんですよ、my favさんというグループを。で、MVを観てみました! それが二人が初めて参加したMVですかね。爽やかな感じでした(※my fav 5thシングル『間違ってないyes!future!!』)。
信濃宙花:二人がピックアップされてて「わ~♪」ってなりました。今は違うグループとして活動していますが、応援しようっていう気持ちでめっちゃSNSとか見てます(笑)。

――ちょっと話がそれました。ここでタイトルにちなんだ質問を二つほど。『鬼ベラシ』というタイトルですが、よく『〇〇の鬼』みたいな表現をすることがあるかと思います。『仕事の鬼』『美容の鬼』など、その道にとてつもなく情熱を注ぐ人の例えですが、お二人は、ご自身でもあるいは“他薦”でもいいですが、『私は〇〇の鬼です』みたいなこと・ものはありますか?
中村舞:私は『貯金の鬼』(笑)。貯金がすごく好きで、どちらかといえば買い物をするよりも、通帳に貯まっていく数字がすごく好きなので、お金は大事に取ってあります。今後何があるか分からないので、今後の人生が本当に心配で、お金がなくなったらどうしようとか考えるので、しっかり未来に向けて貯金しています。

信濃宙花:私は『食物繊維の鬼』! 食物繊維がすごく好きで。ダイエットを始めた時に“食物繊維は体にいい”みたいな記事を見て、そこからすごく取るようになりました。野菜も、レタスとかキャベツに食物繊維が多くて、キノコとかにも入っているので、自炊する時はそれを中心に取ったりとか、食物繊維の粉みたいなのがあるんですけど、それをお水に入れて飲んだりとか…。食物繊維入りのドリンクを飲んだりして、食物繊維をめっちゃ取ります。腸や美容にもいいと聞いたことがあるので、地元に帰った時は、ゴボウチップが大量に入っているものを買ってサラダとかに掛けて食べるぐらい食物繊維を大事にしています。
中村舞:野菜全然食べないなぁ…。
信濃宙花:ダメだよ! 布教していきます!

――もう一つ質問を。『鬼ベラシ』の“ベラシ”=減らす方に注目しまして、お二人が今、減らしたいものはありますか?
中村舞:貯金は減らしたくないので…。
信濃宙花:私はパンの摂取を減らしたい(笑)。本当にパンが大好きで、すごく食べちゃうんですよ。この前、最大で6個食べて、結構大きめのパンを。それこそ8周年コンサートが昨日あったんですけど、それに向けて10日間パン禁止生活していたんですよ。それくらい本当に食べてしまうので、でも極端にゼロにするのはよくないので、それを1個とか2個とかに減らしていけるように、ちょっとずつ減らしていけたらなと思います。やっぱりパンも高いので(笑)、私も舞ちゃんを見習って貯金していかないと。
中村舞:この取材の前に、スターバックスに寄ったんですけど、フードメニューを見ていて、「トルティーヤ、おいしそうだね」って言って、「これパンかな?」って聞いてきて、「えっ!? トルティーヤはパンじゃないんじゃない」と言ったら、「じゃあ食べるわ!」って。すごく気にしているんだなっていうのは伝わりました(笑)。
信濃宙花:上のコーナーは確実にパンで、でもフードは食べたかったので、トルティーヤを選びました(笑)。

――今お話にも出ましたが、8周年コンサート「STU48 8th Anniversary Concert THE STU SHOW~Peerless~supported by SHOWROOM」が終わったばかりで、お疲れのところありがとうございます。せっかくですので、コンサートの感想も伺えればと思います。ちなみにコンサート終わりの夜は、割とぐっすり眠れるタイプですか? あるいは結構高ぶってなかなか寝つけないとか?
中村舞:疲れて寝ちゃいましたね(笑)。高ぶって寝られないはないんですけど、でも今日は朝6時ぐらいに目が覚めて、普段もうちょっとギリギリまで寝ているので、たぶんアドレナリンがまだ出ているんだなって思いました。でもやっぱり体は疲れていたのでぐっすりでした。
――お食事とかはいかがですか?
信濃宙花:終わってからが多いですね。やっぱりコンサートってなると、リハーサルとかメイクとかで、食べる時間がないので終わった後に食べます。
中村舞:ライブ前にいっぱい食べちゃうと、動けなくなっちゃったりするので、おいしいご飯を用意していただくこともあるんですけど、後で食べようみたいな感じです。

――ケータリングですね。
中村舞:昨日もありました! ハヤシライスとハンバーグっていう。
信濃宙花:最高だよね(笑)。

――8周年コンサートはグループ最大規模のキャパとも伺っております。会場の雰囲気はいかがでしたか?
中村舞:でも正直、東京で…東京ガーデシアターで、ファンの方がどれぐらい来てくださるんだろうっていう不安は、たぶんみんな感じていたと思うんですけど、見えた景色は本当にペンライトたくさんで、すごくうれしかったです。
信濃宙花:本当にめちゃくちゃ楽しくて。ダンスの先生が今回演出してくださったんですけど、めちゃめちゃこだわってくださって、一人一人が主役になれるようなステージを作ってくださって。普段『Dance Inter』っていうのはないんですけど、コンサートならでは。しかも7周年の時は『Dance Inter』がなくて、久しぶりにダンスだけを見せるっていうのをしたりして、もう達成感ありまくりで、やっぱり大きな会場ということで、3曲使って練り歩き、全階に行かせていただいたりとか、本当に盛大に皆さまと一緒にお祝いできて本当に幸せでした。
――また来月(※4月5日・6日に終了)には地元に帰って大きいコンサートもありますね。
中村舞:関東の方でも広島まで遠征して見に来てくださる方も多いし、やっぱり地元の方たちもすごく多くて温かいです。
――対バンライブも?
中村舞:そうなんですよ!
信濃宙花:ワクワク~!
中村舞:久しぶりですね、楽しみです。私たちはNMB48さんとコラボするんですけど、同期もいて。ドラフト3期生は、各グループに同期がいるので。

――そろそろお時間も迫ってまいりました。最後になりますが、これからの目標・抱負、個人としてでもいいですし、グループとしてでもいいですし、教えていただけますか?
中村舞:やっぱり公演がすごく好きなので、ソロ公演をするっていう目標がずっとあって。結構いっぱいいろいろな場所で何度も重ねてできる公演をやりたいなって思っています。1人でステージを作るっていうのは結構大変だと思うので、今から“こんな公演にしたいな”っていうのはちょっとあるので、やりたい曲とかメモに書いています(笑)。
信濃宙花:演技をやっぱりやりたいなっていう気持ちがあって。舞台は関東での公演が多いので、広島から関東に移動して…となるとなかなか機会も少なくて、関東に住んでいるアイドルさんとかと比べると少ないので、もっと舞台や映像作品だったりで、いろいろな役を演じていろいろな感情になって、人間性の勉強も演技の勉強もしていきたいなって思います。
――今度は鬼じゃない役も?
信濃宙花:でも、鬼も第2弾とか続きがありそうな感じで終わったので、好評だったら第2弾とか(笑)、また鬼メイクします(笑)。
――本日はお忙しいところ、そして大変お疲れのところありがとうございました!
2人:ありがとうございました!



©2025『鬼ベラシ』製作委員会

©2025『鬼ベラシ』製作委員会
【作品プロフィール】
人間と鬼の混血“鬼女”の根絶に国が放った施策。それは鬼同士が命懸けで戦うツノ狩りだった…。鬼伝説の町・鬼北町で広げられる妖怪バトルエンターテイメントに、STU48の中村舞、信濃宙花やガールズユニットのiScreamのYUNA、HINATAなど注目のアーティスト、俳優たちが集結する。
【出演者】
中村舞、信濃宙花、YUNA、HINATA、杏花/土屋神葉
久留島優果、新井梨杏、川又あん奈、黒瀬梨花、園田一花、田中美帆、西村瑠香、古松華、松里音杏、近藤雄介、加賀成一、齋藤定彦、尾崎明日香、今野ほたる
大西桃香(特別出演)、市野瀬瞳(特別出演)/久保田悠来、波岡一喜
【スタッフ】
監督・脚本:大森研一
制作:ウサギマル 協力:愛媛県・鬼北町 配給/宣伝:キグー
コピーライト:©2025『鬼ベラシ』製作委員会
■映画『鬼ベラシ』公式HP
https://www.oniberashi.com/
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