2025-04-08 18:00

乃木坂46矢久保美緒さん、黄色のサイリウムカラーに込めた思い

乃木坂46・矢久保美緒さん
乃木坂46・矢久保美緒さん
ⒸByakuya Shobo Co.,Ltd 2025
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4月5日、ぴあアリーナMMにて乃木坂46の38thSGアンダーライブが開催された。4期生の柴田柚菜さんがセンターを務め、約5年ぶりとなるノンストップライブが一夜限りで開幕すると、メンバーとファンの双方による熱気で、ステージはアンダーライブ特有の空気に包まれた。

当日は佐藤楓さんの卒業セレモニーも開催されるとあって、客席には佐藤さんのサイリウムカラー「赤・赤」と、アンダーセンターである柴田さんの「青・黄緑」の光が多く見受けられた。

セットリスト7曲目、矢久保美緒さんセンターで『錆びたコンパス』が披露されると、ファンが一斉にサイリウムの色を変え、会場がこの曲のイメージカラーである黄色に染まる。

『錆びたコンパス』のセンターだった2期生の山崎怜奈さんが乃木坂46を卒業後、現在は松尾美佑さんがセンターを務めているのだが、次の8曲目に自身のセンター曲『踏んでしまった』が組まれていたため、『錆びたコンパス』は矢久保さんがセンターを務めていた。今回のライブで私は、矢久保さんがセンターに立ったこの『錆びたコンパス』が重要なハイライトの一つだと考えている。

今年1月、幕張メッセイベントホールで開催された37thSGアンダーライブ。3days公演で最終日のみが配信されたこのライブだが、配信がなかった二日目の公演で、矢久保さんがサイリウムカラーについて真剣なまなざしで話し始める場面があった。うろ覚えではあるが、サイリウムカラーが「ピンク・黄」の彼女は、このような内容の話をしていた。

「黄色いサイリウムを振ってくれるファンがいると、今までは私のファンなのか、それともほかのメンバーのファンなのか見分けがつかないときもあったんですけど、サイリウムが黄色のメンバーはアンダーだと今はもう私だけで、私のファンをすぐに見つけられてうれしい反面、サイリウムカラーが黄色だった先輩方のほとんどが卒業してしまったことを実感して、一人になってしまって寂しいです」

今までアンダーライブを背負ってきた「黄・黄」がサイリウムカラーの先輩が昨年末に乃木坂46を卒業し、アンダーライブの“魂”を託された矢久保さん。6期生が加入してくるに当たり、先輩としての自覚とアンダーライブを背負う覚悟を、このサイリウムカラーのエピソードと一緒に前回のアンダーライブでファンの前で打ち明けていた。

そんな彼女に今回のアンダーライブで『錆びたコンパス』の黄色に染まった会場をセンターで見てもらえたのは、点と点がつながり一本の線になった気がして、このシーンは間違いなくハイライトの一つだったと思う。矢久保さんに今後も黄色い景色を見せてあげたいのはもちろん、「選抜」というもう一つの世界も見せてあげたいのが私の願いだ。

アンダーライブの翌日、4月6日には同会場で乃木坂46の『6期生・初披露の会』が開催された。新たに加入した6期生から、黄色のサイリウムカラーを選ぶメンバーがいるのかどうか、そこにも注目して新体制となった乃木坂46を見守っていきたい。

「#みっちゃんかわいい」に加えて、ここでは「#みっちゃんかっこいい」を付けさせてもらう。

表紙を飾る乃木坂46 6期生
表紙を飾る乃木坂46 6期生

乃木坂46 38thSGアンダーライブセットリスト

0.OVERTURE
1. アンダー
2. ここにいる理由
3. 自由の彼方
4. さざ波は戻らない
5. Underʼs Love
6. マシンガンレイン
7. 錆びたコンパス
8. 踏んでしまった
9. 日常
10. 自惚れビーチ
11. 13日の金曜日
12. My rule
13. 新しい世界
14. 不等号
15. 届かなくたって…
16. 嫉妬の権利
17. Hard to say
18. 悪い成分
19. 落とし物
20. ~Do my best~じゃ意味はない
21. 交感神経優位

EN1. 裸足でSummer
EN2. ハウス!
EN3. 好きになってみた
EN4. 狼に口笛を

佐藤楓卒業セレモニー

1. つづく
2. 口約束
3. 今、話したい誰かがいる
4. 帰り道は遠回りしたくなる
5. 好きというのはロックだぜ!

乃木坂46 6期生・海邉朱莉、川端晃菜、瀬戸口心月、長嶋凛桜、矢田萌華(写真左から)
乃木坂46 6期生・海邉朱莉、川端晃菜、瀬戸口心月、長嶋凛桜、矢田萌華(写真左から)
乃木坂46 6期生・愛宕心響、大越ひなの、小津玲奈、鈴木佑捺、増田三莉音、森平麗心(写真左から)
乃木坂46 6期生・愛宕心響、大越ひなの、小津玲奈、鈴木佑捺、増田三莉音、森平麗心(写真左から)

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