乃木坂46 与田祐希、罰ゲーム「風船爆破」の衝撃にバナナマン日村も「こんなことやってるバラエティ、今、お前しかいないぞ!」

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毎週日曜深夜24時15分から放送中の乃木坂46の冠番組『乃木坂工事中』。2月9日(日)の放送では、1月にグループからの卒業を発表した3期生・与田祐希の卒業企画「与田ランド」をオンエア。番組最後にはスタジオが大混乱となっており、アイドル番組とは思えない光景が広がっていた。
『乃木坂工事中』での与田といえば、飛んでいる虫を素手で捕まえて投げ捨てる場面や、買い物企画では「バリカンがほしい」や「50歳になったら丸刈り」宣言をするなど奇想天外な言動で存在感を発揮。番組MCのバナナマン・設楽統から「クレイジー与田」と呼ばれていた。
そんな与田のやりたい事が詰め込まれた「与田ランド」企画は、オープニングから異色な演出が施されていた。「修学旅行の夜をしたい」という希望から、スタジオには布団が敷かれ、メンバーは寝た状態で登場。出演者全員は与田デザインのオリジナルロングTシャツを着用しており、胸元には与田からの一言メッセージが添えられていた。例えば、小柄な与田(153cm)が「3センチ」と記されたTシャツを着ている一方、高身長の梅澤美波(170cm)は「3メートル」と書かれたTシャツを着用しており、凸凹コンビを結成。バナナマン・日村勇紀には「黒豚」(豚の字が少し大きい)と記されたTシャツで、番組恒例の「豚イジり」を忘れておらず、日村は「与田はスゲェ率先して言ってくるからね」とコメントしていた。
その後は与田持ち込みのゲーム対決を実施。与田は負けると即罰ゲームとなるルールだったが、「(番組で)罰ゲームやヒット祈願とか、過酷なことやってるんですけど、あんまり怖いものないな」と語っており、「一番怖いものは何なのか確かめたい」と気合十分。ゲーム対決の結果、3種類の罰ゲームを受けることになった与田は、「手にサソリを乗せる」を余裕でクリアするも、「セミを食べる」と「Tシャツ風船爆破」では恐怖のあまり大暴れ。一度口に入れて咀嚼したセミを口から取り出してスタジオを騒然とさせると、「風船爆破」ではあまりの衝撃に布団の上で大の字に倒れていた。「怖かった……」と涙目で語る与田に対し、日村からは「こんなことやってるバラエティ、今、お前しかいないぞ!」と、思い切りの良さを絶賛されていた。
番組最後には、バナナマンの2人と3期生・梅澤と久保史緒里を加えた5人で「顔面パイサバイバル」を開催。同番組では通常、固定されたメンバーの顔に向かってパイ皿をぶつける形式が多く、バナナマン・設楽統が顔に貼りついたパイ皿を塗りたくりながら取り外すまでがお決まりの流れだった。
今回はそんな顔面パイを雪合戦のように投げ合う形式で開催。大量に準備されたパイ皿がスタジオを飛び交い、開始早々には日村の投げたパイが与田に直撃するなど、始めはメンバーVSバナナマンの構図となっていた。しかし、途中からチーム関係なくぶつけ合っており、普段はやられる側のメンバーがバナナマンに容赦なく逆襲。パイに足を滑らせた設楽に対してメンバーと日村までも集中攻撃を仕掛けていたが、結局は反撃されてしまい、最終的に5人全員が真っ白に。誰が誰だか分からない、大混乱のスタジオとなっていた。
日村が「何でこれやりてぇんだよ、与田!」と叫ぶ中、与田は「楽しかったー!」と満足げな様子。これまで笑顔と涙で送り出すことが多い「メンバー卒業企画」だったが、今回の「与田ランド」企画は今までで一番の盛り上がりと笑顔が溢れていた。約8年半、一緒に番組を盛り上げてきたバナナマンと3期生の信頼関係があったからこそ実現した、伝説の卒業企画となった。