2024-06-20 21:15

芸能界随一の辞書好き・鈴木絢音が『呪詛を受信しました』の帯コメントを執筆!その「呪いの言葉」の内容とは!?

初の帯コメントを書き下ろした、鈴木絢音
初の帯コメントを書き下ろした、鈴木絢音
ⒸByakuya Shobo Co.,Ltd 2024

元乃木坂46で、現在は俳優として活躍する鈴木絢音がインスタグラムを更新。7月3日に発売される上田春雨氏のミステリー小説『呪詛を受信しました』の帯コメントを執筆したことを報告した。芸能界きっての辞書好きで、言葉選びには並々ならぬこだわりを持つ鈴木の初めての帯コメント執筆ということで、ファンからも「これは購入するしかない!」と注目が集まっている。

6月19日に更新された鈴木のインスタグラムには、「『呪詛を受信しました』の帯コメントを書かせていただきました。7月3日発売です。皆さま是非お手に取って、読んでみてくださいね」というメッセージが実際の帯写真と共に投稿された。

『呪詛を受信しました』は、宝島社主催の『このミステリーがすごい!大賞』にて、編集部の「賞をとれなくても作品にしたい」という応募作品に与えられる「隠し玉」シリーズとして刊行される。

主人公・湊の友人のもとに届いたメッセージから起きる凄惨な出来事や、湊の周囲で連鎖する死の真相に迫り、思春期の残酷な同調圧力と心の闇が描かれた作品だ。

鈴木は「青春の危うさ。言の葉の呪いは葉脈を辿るように広がっていく」という帯コメントを執筆している。ファンからは「初めての帯コメントおめでとうございます、本当に喜ばしい限りです‼」や「帯の文章の言葉選びが絢音ちゃんらしくて良いですね」という声が上がっている。

鈴木は乃木坂46時代に番組で、羽田圭介氏の小説『ワタクシハ』(講談社)のタイトルから物語を想像して書き出しを執筆し、その後メンバーやMCのバナナマン・日村勇紀が本物の書き出しを見極める企画に挑戦。見事、日村や羽田氏の作品で帯コメントを書いた経験がある高山一実ら多くのメンバーを騙すことができ、言葉選びのセンスを評価されていた。

また、鈴木はオススメの本を聞かれると、『新明解国語辞典』や『三省堂国語辞典』(両方とも三省堂)を推薦するほどの「辞書オタク」だ。辞書への愛が高じて、辞書作成に関わる人たちとの対談やエッセイをまとめた『言葉の海をさまよう』(幻冬舎)を刊行している。鈴木はインタビューで、「言いたいことが伝わるような言葉選びのために、辞書にはよく“相談”に乗ってもらっています」と、発信する言葉には人一倍気を遣っていると明かしていた。

鈴木のファンからは「ちょっと怖いタイトルだけど、必ず読ませていただきます‼」や「いつか帯コメントの仕事をしてほしいと思っていたから、絶対に買います」と、鈴木をきっかけで書籍に興味を持ったという意見も多い。帯コメントや書影は何気なく本を手に取る際の大事な要素だ。今回の抜擢を機に、「帯コメントといえば鈴木絢音だな」と言われるかもしれない。

言葉の海をさまよう 単行本
Amazonで購入

言葉の海をさまよう

鈴木絢音1st写真集『光の角度』 単行本
Amazonで購入

鈴木絢音1st写真集『光の角度』

Twitterでシェア

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING17:30更新

  1. 【吉田豪インタビュー】渡辺俊美、頑張らないこそ築けたキャリア
  2. 令和に蘇る「たま」のDNA━━「音楽深化論」で注目を集めた“令和のたま”こと古山菜の花がオリジナルたま・石川浩司と相対す!
  3. 杏「パリを舞台にした作品があったら参加したい」俳優として挑戦したいことを明かす
  4. 【吉田豪インタビュー】井上富雄、過去のものはそんなに引っ張らないでいきたい
  5. 乃木坂46賀喜遥香、新曲『君に叱られた』にちなみ叱られたいメンバーは…遠藤さくら
  6. 日向坂46“ひな図書”より期間限定イベント「日向隠密伝 魔王たちの棲む城」開始
  7. 生田絵梨花をイメージモデルに起用したレディースブランドより春の新作コレクションが到着
  8. 日向坂46佐々木久美「いろんな方の愛が全てここの場所に詰まっている」
  9. 日向坂46“ひな図書”、今度の期間限定イベントの舞台は「ピーター・パン」
  10. R-指定&KennyDoesが語る、それぞれのRIP SLYME「感」
  1. 乃木坂46 菅原咲月「矢久保さんの存在って大きいんですよ」溢れる乃木坂愛を示し続けた矢久保美緒が後輩に語った本音
  2. 日向坂46清水理央「私、こんなの初めてですよ」春日俊彰の大人げない集中攻撃に怒り
  3. 乃木坂46、7年ぶりオリジナルアルバム『My respect』ジャケットアートワーク解禁!ビジュアルコンセプトは「A Feast of Melodies」
  4. 世界で一番 幸せな収録…最強おやつ決定戦!乃木坂46伊藤理々杏の実質的“負けコメント”に日村勇紀が鼓舞「代表なんだから」
  5. 櫻坂46小田倉麗奈「“レンジ線”っていうのが通っていて…」オチのついたうそに一同大笑い
  6. 日向坂46、新ビジュアル解禁!センター大野愛実を筆頭に未来を見据えた強いまなざし
  7. 秋元康氏が指原莉乃にAKB48楽曲の作詞をオファー「え!? 本当ですか?」
  8. 乃木坂46梅澤美波「まるで少女のような花柄ワンピと麦わら帽子」2nd写真集より新カット公開
  9. 日向坂46『クリフハンガー』五期生から大野愛実が初センターに「覚悟がより決まるような期間になれば」
  10. AKB48『20周年記念コンサート』前田敦子・大島優子らも駆けつけ感動の大フィナーレ!67thシングルのセンターは伊藤百花に決定

関連記事