2024-04-26 19:00

宮田愛萌「一生終わんないんだな、原稿って」執筆中の苦労を明かす

小説『あやふやで、不確かな』(幻冬舎)出版記念記者会見に出席した宮田愛萌
小説『あやふやで、不確かな』(幻冬舎)出版記念記者会見に出席した宮田愛萌
この記事の画像(8枚)

小説家としても活躍するタレント・宮田愛萌(みやた まなも)の小説『あやふやで、不確かな』(幻冬舎)が、4月17日(水)に発売された。4月26日(金)、都内の書店で出版記念サイン本お渡し会イベントが開催され、その直前、宮田が報道陣の取材に応じた。

本作は、文筆家としてさまざまな活動を行っている宮田の2作目の小説作品。装丁イラストは、宮田が大ファンだという漫画家のウオズミアミ氏に特別に書き下ろしてもらった。

出来上がりを手にした宮田は「書き上がった時はずっとずっと不安だったんですけど、でもこうして表紙もすてきに描いていただいたり、帯を書いていただいたり、いろいろな方のお力によって完成したんだなと思うと、すごく重く感じるような気がしました」と、喜びを口にした。

改めて今回の作品について「テーマはコミュニケーションっていうのが難しいよね…というところから始まって、言葉にしなければ伝わらないことってあるし、今言葉にしたって伝わらないこともいっぱいあって、それが本当に難しいなっていうところから、“4組”を書こうかなって思いました。同じ人でも別の人から見たら違う面が見えてくるよねっていうところもすごく面白いなと思ったので、そういうのも描ければいいなと思って書きました」と、作品に込めた思いを明かした。

10月から1月にかけて執筆したという宮田。その苦労について「本当は11月末が締め切りだったんですけど…担当さんには本当にご迷惑をおかけしましたが、出来上がって本当によかったです」と、苦笑い&照れ笑い。続けて「1話目の成輝(なるき)という人の章では、成輝の気持ちがどうしても分からなくて、書きながら成輝ともめちゃめちゃけんかをしながら『本当にどういうこと!』『何考えてるの!』って問い詰めながら書きました。でもすごく楽しかったです(笑)。書いている時は、『一生終わんないんだな』と思って、原稿って。終わんないから原稿って言うのかなとかずっと言っていたんですけど、でも振り返ってみるとすごく楽しかったなって思います」と、その間を思い返した。

そして、ひときわ目を引く装丁について「大好きなウオズミアミさんに描いていただけて、それが本当にうれしいという気持ちと、あと主人公の冴(さえ)を書いていただいたんですけど、『ウオズミさんからはこうやって冴が見えているんだな』と思うと、なんだか私の知らない冴を知ったような気持ちもあって、それがちょっとドキドキしました」と、感謝の気持ちも伝えていた。

小説『あやふやで、不確かな』あらすじ

どこにでもいる普通の女の子、冴。冴からの愛を信じられなくなった伸。友人が恋人と別れたことをきっかけに、自分が恋人のことを愛しているかわからなくなった成輝。逆に、恋人との絆を強くした智世。冴のことが嫌いだけど好きで忘れられない真澄――。4組それぞれが抱える恋心を丁寧に描く。

宮田愛萌の小説『あやふやで、不確かな』カバー
宮田愛萌の小説『あやふやで、不確かな』カバー
発売=幻冬舎
宮田愛萌が小説『あやふやで、不確かな』(幻冬舎)出版記念記者会見に出席
宮田愛萌が小説『あやふやで、不確かな』(幻冬舎)出版記念記者会見に出席
宮田愛萌が小説『あやふやで、不確かな』(幻冬舎)出版記念記者会見に出席
宮田愛萌が小説『あやふやで、不確かな』(幻冬舎)出版記念記者会見に出席
宮田愛萌が小説『あやふやで、不確かな』(幻冬舎)出版記念記者会見に出席
宮田愛萌が小説『あやふやで、不確かな』(幻冬舎)出版記念記者会見に出席
宮田愛萌が小説『あやふやで、不確かな』(幻冬舎)出版記念記者会見に出席
宮田愛萌が小説『あやふやで、不確かな』(幻冬舎)出版記念記者会見に出席
宮田愛萌が小説『あやふやで、不確かな』(幻冬舎)出版記念記者会見に出席
宮田愛萌が小説『あやふやで、不確かな』(幻冬舎)出版記念記者会見に出席
宮田愛萌が小説『あやふやで、不確かな』(幻冬舎)出版記念記者会見に出席
宮田愛萌が小説『あやふやで、不確かな』(幻冬舎)出版記念記者会見に出席

宮田愛萌著『あやふやで、不確かな』
Amazonで購入

宮田愛萌著『あやふやで、不確かな』

きらきらし 単行本
Amazonで購入

きらきらし 単行本

Twitterでシェア

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING17:30更新

  1. 日向坂46 松田好花、麺縛りの日常から「逃げなきゃダメだ」と悩みを打ち明けるも、リスナーから「麺類補完計画」をそそのかされてクレームモード突入
  2. 浜辺美波、4年ぶりの写真集は「25点満点中25点」仕上がりに自信をのぞかせる
  3. 櫻坂46四期生・稲熊ひな、人生初のソログラビア…ノスタルジックなシチュエーションで初々しい姿を収める
  4. 櫻坂46森田ひかる、いつもとは一味違った夏のグラビア…東京ドーム公演も振り返る
  5. 日向坂46大野愛実、テーマは“王道の夏休み”…裏表紙には櫻坂46中川智尋が登場
  6. 乃木坂46菅原咲月、夏デート気分のグラビア『週刊少年マガジン』表紙を飾る
  7. 浜辺美波「もし『30』があるなら10年越しのリベンジ」行ってみたい国を明かす
  8. 日向坂46小坂菜緒、躍動感ある表紙カット解禁…テーマは“こさかなと遊ぼう!”
  9. 乃木坂46冨里奈央、岩本蓮加に尊敬と感謝の気持ちを込めて“先輩いじり”「照れてるんですか~? かわいい~」
  10. 山下美月、イベントでの浴衣姿が話題に「国宝級の美女」「赤と黒のコントラストで妖艶な雰囲気が……」
  1. 人気アイドルが猛暑も吹き飛ぶ清涼感ある浴衣姿を披露「カワイ過ぎ!」「日本の宝」「似合ってます」
  2. 日向坂46 松田好花、麺縛りの日常から「逃げなきゃダメだ」と悩みを打ち明けるも、リスナーから「麺類補完計画」をそそのかされてクレームモード突入
  3. 浜辺美波、4年ぶりの写真集は「25点満点中25点」仕上がりに自信をのぞかせる
  4. 櫻坂46四期生・稲熊ひな、人生初のソログラビア…ノスタルジックなシチュエーションで初々しい姿を収める
  5. 櫻坂46森田ひかる、いつもとは一味違った夏のグラビア…東京ドーム公演も振り返る
  6. 日向坂46大野愛実、テーマは“王道の夏休み”…裏表紙には櫻坂46中川智尋が登場
  7. 乃木坂46菅原咲月、夏デート気分のグラビア『週刊少年マガジン』表紙を飾る
  8. 浜辺美波「もし『30』があるなら10年越しのリベンジ」行ってみたい国を明かす
  9. 日向坂46小坂菜緒、躍動感ある表紙カット解禁…テーマは“こさかなと遊ぼう!”
  10. 乃木坂46冨里奈央、岩本蓮加に尊敬と感謝の気持ちを込めて“先輩いじり”「照れてるんですか~? かわいい~」

関連記事