“元”AKB48本田仁美、初のフォトブック発売「自分自身も知らなかった私を発見」

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初のフォトブック「本田仁美(AKB48)1st PHOTO BOOK 明日の向こう側」(宝島社)取材会に出席した本田仁美

1月28日の「卒業公演」をもってアイドルグループ「AKB48」を卒業した本田仁美が、1月25日に自身初となるフォトブック『本田仁美(AKB48)1st PHOTO BOOK 明日の向こう側』(宝島社)を発売。都内でお渡し会イベントを開催し、その直前、報道陣のインタビューに応じた。

日本と韓国で行われた本作の撮影。苦手な寒さにも耐え、2日間にわたって行われた韓国での撮影では、スタジオ撮影ではクールで美しい“完璧な本田仁美”を、ロケ撮影では、漢江や乙支路、屋台と移動しながら、かわいい笑顔いっぱいの、今までで一番“素のひぃちゃん”を切り取った。

一方、日本での撮影には、本田が今回のフォトブックのためにチャレンジした“証”が詰まっている。初めて着る大胆な衣装に、最初はどこか不安げな表情だった本田も勇気を出してカメラの前に立ち、だんだんとリラックスして笑顔をこぼしていく姿も。

また日本語と韓国語でつづられているロングインタビューでは、AKB48の卒業の心境や幼少期の話、家族とのエピソード、これからの目標など、本田自身の言葉で赤裸々に語っている。

AKB48を卒業するタイミングで

出来上がりを手にした本田は「私が二十歳の誕生日の時にも写真集のお話を頂いたんですけど、日本に帰ってきて、さまざまな活動を通して出会った方々と一緒にフォトブックを作ることがすごくうれしいですし、あとはAKB48を卒業するタイミングで発売できたこともうれしいです」と、笑顔であいさつした。

本作には、4人のカメラマンがそれぞれの個性を生かした作品が収められている。「フォトグラファーさんによって全く違う私をお見せできたと思いますし、自分自身も知らなかった私を発見できたいい機会でもあったので、すごく満足度の高いフォトブックが完成したなと思います」と、その出来に胸を張った。

タイトルは秋元康氏発案の中から選ばれたものだといい「候補の中にはすごくマニアックなものだったり(笑)、『あっ1周回ったらこれもおしゃれなのかな』っていうタイトルとかもたくさんあったんですけど、でもその中で、この『明日の向こう側』っていうのは、AKB48を卒業して新たに進む、いろんな姿を皆さんにお見せできたらいいなという意味を込めてこのタイトルにしました」と、その思いを明かした。

また「フォトブックに点数を付けるとしたら？」との問いには、「え～何点だろう？ 92点です(笑)。やっぱり撮影前日に食べ過ぎてしまったっていう、でもストイックなイメージが結構あると言っていただいているので、逆に細くしすぎない私がを見てもらえるという点では100点かな」と、トータル満点の評価を下した。

実は撮影前日、翌日の撮影が露出度の高い衣装での撮影であることを忘れており、大好きなクリームパンを食べてしまっていたことをこの取材会で告白していた。