2021-10-07 06:00

【BUBKA11月号】RHYMESTER宇多丸のマブ論

9月30日に発売された「BUBKA11月号」より、注目の記事を抜粋して紹介する。

RHYMESTER宇多丸のマブ論
RHYMESTER宇多丸のマブ論

江崎マサルさん追悼……これからもオレたちがついてるぞハイパヨちゃん!

今月は他にも、Kaede『((( escape )))』、宮野弦士が手掛けたフラミングの法則『RockOut Girl』と春木百花『水曜日のアオ』、文坂なの『アステリズム』、リルネード『夏のレコードがまわりだす』、SZWARC 『Revolution!』など、素晴らしい作品揃いでした!

先月号でも、完全新曲15カ月連続配信リリースというまさしく“荒業”の成果が結晶した(当連載選出2020年度ナンバーワン楽曲『お家で聴きたいサマードライブ・アンセム』含む)アルバム『十五執念漂流記』に触れたばかりのhy4_4yhですが、報道などで皆さんもすでにご存知の通り、彼女たちと長年並走してきたプロデューサーの江崎マサルさんが、新型コロナウイルスによる肺炎のため、8月31日に急逝されてしまいました。

ハイパヨ楽曲独自の攻めたユーモアセンスと熱いハングリー精神は、氏のディレクションによるところも間違いなく大だったと思いますし、その足跡、功績はいずれしっかりと検証、称揚されて然るべきでしょう(その前に、もっと早く自分がそれをやるべきでした)。

驚くべきことに、あれほどの大力作をリリースしたその勢いのまま、いつの間にか今度は「24カ月連続」とゴールをさらに伸ばしてリリースを続けていたハイパヨちゃん。

8月25日にも竹原ピストルのカバー『石ころみたいにひとりぼっちで、命の底から駆け抜けるんだ』を配信開始しており、結果としてこれが、江崎さん存命中に発表された最後の作品ともなりました。

原曲をさらにグッとラップ~ヒップホップ寄りに再解釈してみせたかのような(それによってより飄々とした表情を獲得しているところも素敵だと思う)この見事にハイパヨ流な一曲は、どんな逆境の中でも決して歩みを止めることなく全力で戦い抜いてきた彼女たちと江崎さんのスピリットを、余すところなく集約してみせた上で、さらに「今はまだ先へと進む」意志を改めて宣言するかの如くも響く、まさに奇跡的な遺作と言えるかと思います。

こんなことが可能になるのもひとえに、彼らが常に文字通り「命の底から駆け抜け」続けているから、に他ならないでしょう。ともあれ江崎さん、本当に、お疲れ様でした。

――続きは発売中の「BUBKA 2021年11月号」で!

宇多丸|ヒップホップ・グループ「ライムスター」のラッパー。放送業界の最高栄誉「ギャラクシー賞」を受賞するなど、メディアでの活躍もめざましい。

【紙版のご購入はこちら】

BUBKA(ブブカ)2021年11月号表紙は櫻坂46大園玲、藤吉夏鈴、守屋麗奈
BUBKA(ブブカ)2021年11月号表紙は櫻坂46大園玲、藤吉夏鈴、守屋麗奈

Amazon

楽天ブックス

セブンネットショッピング

ヨドバシ.com

白夜書房通販サイト

【電子版のご購入はこちら】

BUBKA(ブブカ)2021年11月号表紙は櫻坂46大園玲、藤吉夏鈴、守屋麗奈
BUBKA(ブブカ)2021年11月号表紙は櫻坂46大園玲、藤吉夏鈴、守屋麗奈

Amazon

楽天Kobo

Apple Books(Mac または iOS デバイスのみ)

Google Play

紀伊国屋Kinoppy

BOOK☆WALKER

honto

セブンネットショッピング

DMM

ebookjapan

ブックパス

Reader Store

COCORO BOOKS

コミックシーモア

ブックライブ

dブック

ヨドバシ.com

その他、電子書籍サイトにて配信!

Twitterでシェア

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING23:30更新

  1. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#45「前から?うしろから?」
  2. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  3. 選抜の噛ませ犬じゃない!乃木坂46最新アンダーライブ極私的過剰考察「私、アンダーメンバーの味方です」
  4. 東洋一の美少女、ユーモアと優しさ・親しみやすさにあふれている究極かつ至高のパーフェクトアイドル、=LOVE佐々木舞香ちゃんを推したくなる理由
  5. 「ひなた坂46」が横アリ2日間で起こした奇跡!山口陽世の「ひらがな、ぶちかませ!」でこじ開けられたグループの新たな扉
  6. 【コラム】2025年大躍進の=LOVE、紅白歌合戦へ出場はあるのか
  7. “裏センター”の可憐なパフォーマンスにくぎづけ…完璧なゴールとアシストを決めた乃木坂46・池田瑛紗さん
  8. 日向坂46・四期生が誰よりも高く跳んだ日━━武道館3Daysで見せつけた実力と一体感、そしてハッピーオーラ!
  9. 2025年イコラブツアー初日に18枚目シングルを初披露、SSAを皮切りにかわいさ爆発!パワフルに発進!
  10. 乃木坂46・遠藤さくらに齋藤飛鳥の影!?ドームツアーで放った圧倒的存在感の理由
  1. しなやか美ボディーあらわ…シネマ用カメラが捉えたグラビアアイドル大川成美、艶の頂点
  2. 桃月なしこ、2種類のビキニ姿で抜群のスタイルを披露「とてもステキ」「最強ボディに癒やされます」「結婚してください!」
  3. “謎のOLモデル”仁藤りさ、艶かしい曲線美とミステリアスな世界観
  4. 王道ビーチにイエロービキニが映える…二刀流グラドル、新人離れした“艶技”で魅了
  5. 撮影会で人気の美女、初DVDで魅せた“清楚系の限界突破”
  6. “限界なしグラビア”伊織芽衣1st写真集よりフェチ感満載の新カット解禁
  7. 火将ロシエル、美脚まぶしいミリタリールックを披露「色気いっぱいで最高」「網タイツ×ガーターがたまらん」
  8. ウィナーズレディのきれいなお姉さん、お淑やかな表情の奥に潜む官能のメロディー 
  9. “令和のスイカップアナウンサー”、43歳にして衝撃のダイナマイトグラビア初披露
  10. 乃木坂46が11年間バトンを繋ぐ『紅白』への想い━━「私たち頑張ったもん」と胸を張るキャプテン・梅澤美波に集まる“乃木坂らしい”支え

関連記事