2022-07-05 20:10

RHYMESTER宇多丸のマブ論「今月はわりとアッパーな曲が多めかもです!夏だし!」

RHYMESTER宇多丸のマブ論
RHYMESTER宇多丸のマブ論

例によってとんでもない量の候補作(なぜそうなっているかの理由は6月号に書きました)をひたすら聴き込んだ中でも、今月ぶっちぎりの優勝だったのは、なんと言ってもこれ……ソロデビュー曲『鬼でもない』で我々の度肝を抜いたMAINAMINDが、フィッシュマンズ『ナイトクルージング』のド渋なカバーに続いて発表したのは、当連載的には待ってましたと言うほかないクールでアーバンなハウスチューン、『Sweetest love Affair』! 本人による作詞作曲、大林亮三のアレンジは、ダンストラックにおいてもやはり、半端ではないレベルの高さを証明してみせたわけです。いよいよ恐るべし!

同じく加茂啓太郎プロデュース、こちらは作編曲として大林亮三が関わり、作詞をヤマモトショウが手掛けているCIRGO GRINCOセカンド・シングル『WITH THE RAINBOW』も、先月号で取り上げた『Sweetest Revolution』に引き続きメッセージに現代性を強く感じさせるソウルフルなミッドテンポナンバーで、狙いの焦点が定まっている上に、とにかく音の質が高い。

1月号でシングル『SENSITIVE』から『Lucky Number』を紹介したアメフラっシ改めAMEFURASSHIのセカンドアルバム『Drop』は、既発曲からも感じられた「K-POP以降のグローバルスタンダード」を目指す強い意志が全面展開されたかのような、聴き応え満点の一作。一曲選ぶなら、BTS『Butter』とも通じるCHIC風グルーヴの現代的解釈に、あえてピッチを揺らしたシンセが禍々しく絡む『ARTIFICIAL GIRL』(作詞作曲クレジットはHIRO)を!

――記事の続きは発売中の「BUBKA8月号」で!

宇多丸|ヒップホップ・グループ「ライムスター」のラッパー。放送業界の最高栄誉「ギャラクシー賞」を受賞するなど、メディアでの活躍もめざましい。

「BUBKA8月号」コラムパック
「BUBKA8月号」コラムパック

Amazon Kindle

楽天Kobo

Apple Books(Mac または iOS デバイスのみ)

Google Play

紀伊國屋Kinoppy

BOOK☆WALKER

honto

セブンネットショッピング

DMM

ebookjapan

ブックパス

Reader Store

COCORO BOOKS

コミックシーモア

ブックライブ

dブック

ヨドバシ.com

その他、電子書籍サイトにて配信!

Twitterでシェア

関連記事

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING17:30更新

  1. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  2. 「努力の天才」日向坂46松田好花、26歳の現在地━━今や年間テレビ出演回数100本超え、聴取率首位キープの“売れっ子”の8年間の軌跡
  3. 日向坂46・四期生が誰よりも高く跳んだ日━━武道館3Daysで見せつけた実力と一体感、そしてハッピーオーラ!
  4. 吉田豪「what’s 豪ing on」Vol.4 澤部渡、「呪い」をどう楽しむかと思ってた
  5. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#29「CL250っていいバイクなんですよ」
  6. プロレスラー秋山準、デビューから丸30年…伝説の四天王プロレスを振り返る
  7. 船木誠勝「ガチンコでやれば八百長って言われなくなる 単純にそう思ってましたね」【UWF】
  8. 選抜の噛ませ犬じゃない!乃木坂46最新アンダーライブ極私的過剰考察「私、アンダーメンバーの味方です」
  9. 乃木坂46ドームツアー考察”2年連続座長”のエース・井上和の涙から感じた「乃木坂46らしさ」とは?
  10. 【吉田豪インタビュー】井上富雄、過去のものはそんなに引っ張らないでいきたい
  1. 日向坂46藤嶌果歩、無邪気な笑顔の新カット解禁…裏表紙には宮地すみれも登場
  2. 祝『放送作家松田好花 リターンズ』放送決定!番組ディレクター・町田拓哉が語る、唯一無二のタレント性
  3. 日向坂46五期生・坂井新奈、人生初ソロ表紙を飾る「感謝の気持ちでいっぱいです」
  4. 乃木坂46岡本姫奈、ノースリーブで“さわやか”のハンバーグを食べる姿に「いっぱい食べる君が好き」「一緒に食べた気分になれる」の声
  5. 今度は55分間に何度泣く!? 敏腕テレビマンに「この番組を作れるのは松田さんしかいない」とまで言わせた『放送作家松田好花』を改めて観返してみた
  6. 『芸能人は歯が命』から30年…東幹久「あれですごく僕は認知された」
  7. 「帰ってきた放送作家」松田好花の無茶振りも効果なし! 日向坂46 二期生の自由すぎるノリを引き締める「ボケ収拾者」小坂菜緒の実績
  8. 山本美月、アパガード40周年ブランドアンバサダーに就任!受賞理由を聞き「泣きそうになっちゃうくらいうれしい」
  9. 乃木坂46井上和が先輩・久保史緒里におねだり…新潟~佐渡島の旅
  10. SKE48中野愛理「写真集は自分とは無縁」驚きのオファーに「自分でいいのかな」