2022-05-05 06:00

マカロニえんぴつ・はっとり「『トゥルットゥール』を担当してる方、誰ですか?」<私立恵比寿中学の音楽のすべて>

エビ中楽曲について語るマカロニえんぴつのギター&ボーカル、はっとり
エビ中楽曲について語るマカロニえんぴつのギター&ボーカル、はっとり

私立恵比寿中学のあの名曲は、どのように誕生したのか? 不安定な歌唱力を自称していたエビ中は、なぜ実力派ボーカリスト集団に成長したのか? 作詞・作曲・編曲家陣に話を聞くことで、その正体を言語化する当連載。今回は、『愛のレンタル』を提供したロックバンド・マカロニえんぴつのギター&ボーカル、はっとりに語ってもらった。

自身への影響と参考にした楽曲

――エビ中の『愛のレンタル』(2019年12月リリースの6thアルバム『playlist』に収録)は、はっとりさんにとって初の提供楽曲です。

はっとり オファーをいただいて書き下ろしたんですけど、オファーの中に「ちょっと疾走感あり」というリクエストがあったんです。ちょっと前に転がっていくような、疾走感といっても単純にスピードが速いということじゃなくて、小気味よい感じというか、そういう要望はありました。で、最初は別のデモを提出したんです。そのデモは割とテンポが速い曲だったんですけど、自分的にもこちらのスタッフサイド的にも、疾走感という部分を意識し過ぎて、ちょっと忙しい印象になっちゃったかなっていう懸念がありながらも提出してみたという感じでした。そしたら案の定、「非常にいいんですが、もう少しメロディーが立つ感じがいい」というリクエストが返ってきたんです。そこからセカンドチャレンジで、『愛のレンタル』のデモ音源のサビだけ送ったらすごく感触が良くて、「この感じで進めてください」という流れでした。ですから、疾走感というものの共通認識が、いろんなチーム、個人レベルでも違うので、そこは勉強になったというか。その後、タイアップも増えていくんですが、まずは共通認識、「僕はこういうふうに思ってるんですけど」ということを、しっかりやり取りするようになりました。例えば“ポップ”というもの、“キャッチー”というものの認識は人ぞれぞれなので、もうちょっとその認識の身をほぐすというか、「こういうことですよね?」っていう確認を念入りにするようになりましたね。

「BUBKA6月号」コラムパック
「BUBKA6月号」コラムパック

Amazon Kindle

楽天Kobo

Apple Books(Mac または iOS デバイスのみ)

Google Play

紀伊國屋Kinoppy

BOOK☆WALKER

honto

セブンネットショッピング

DMM

ebookjapan

ブックパス

Reader Store

COCORO BOOKS

コミックシーモア

ブックライブ

dブック

ヨドバシ.com

その他、電子書籍サイトにて配信!

Twitterでシェア

関連記事

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING11:30更新

  1. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#13「プロにおまかせしてきました」
  2. 乃木坂46星野みなみ「違う人生を選んでいたらどうなっていたんだろうって気にはなるけど、乃木坂46に入って良かった」
  3. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  4. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#23「足跡、はじめました」
  5. 吉田豪「what’s 豪ing on」Vol.4 澤部渡、「呪い」をどう楽しむかと思ってた
  6. 【吉田豪インタビュー】井上富雄、過去のものはそんなに引っ張らないでいきたい
  7. 【吉田豪インタビュー】渡辺俊美、頑張らないこそ築けたキャリア
  8. ギャロップ林健“チャーハン林”が唸った絶品5皿【BUBKAアワード】
  9. 「努力の天才」日向坂46松田好花、26歳の現在地━━今や年間テレビ出演回数100本超え、聴取率首位キープの“売れっ子”の8年間の軌跡
  10. イコラブファンに聞いてみた vol.1 ~誰もが一度は読んでいる、あのブログを書いてる方は…?~
  1. 乃木坂46 6期生・瀬戸口心月、愛らしいルックスで表紙を飾る
  2. ≒JOY・江角怜音、強さと美しさを表現
  3. 「誰かに慰めて貰うためにアイドルになりたかった訳じゃない」乃木坂46 岡本姫奈が選抜発表で芽生えた「悔しさ」の理由
  4. SKE48長谷川雅「みんなで精いっぱい頑張っていきます」若手メンバーによる新公演スタート
  5. 乃木坂46 賀喜遥香、39thシングル『Same numbers』のセンターに決定「全員に感謝を届けられる作品に」
  6. 「乃木坂46の流儀」に日向坂46 松田好花が信じられないと驚嘆! 理想の先輩・久保史緒里の「グループアイドル論」
  7. STU48中村舞ら大勢のファンに感謝!映画『鬼ベラシ』“舞台あいさつツアー”無事終了
  8. STU48信濃宙花&新井梨杏、映画『鬼ベラシ』舞台あいさつに登壇!次回演じたい役は?
  9. 「シャコタン鳥」が大バズり!「写真で一言」だけじゃない乃木坂46大越ひなのの文才と、バナナマン日村も絶賛のバラエティ力
  10. 北川景子・山﨑賢人ら所属のスターダストプロモーションがオーディションを開催