乃木坂46新内眞衣「悩む時期はありました。正直、逃げ出したいと思っていたこともあった」

吹っ切れた

――経験という意味では、3期生はまだそこまで経験も積んでいないと思うので、いろいろなことに対して悩んでると思います。新内さんから3期生にアドバイスをするとしたら、どんなことを伝えたいですか？

新内　そうですね……若い子にこれを言うのはすごく難しいし、私もこの考えが出来るようになったのは本当に最近なんですけど、人と比べない方が良いと思います。みんなすごい子ばっかりで、比べたらキリがないから。

――新内さんも最初のうちは他のメンバーと比べましたか？

新内　悩みましたよ！ 1個上には「聖母」と言われてみんなから愛される人がいて、1個下は黄金世代じゃないですか(笑)。

――それは悩みますね(笑)。

新内　人と比べてもしょうがないんです。それよりも誰かが自分に「こういうところが良いよ」って言ってくれたところを伸ばすために、常に自分と向き合った方が良いと思います。

――最後にお聞きしたいのですが、いろいろなことを乗り越えて、いまの新内さんはすごく充実していると思います。そういう意味ではどこがターニングポイントだったと思いますか？

新内　周りから「変わったね」って言われるようになったのは、『裸足でSummer』のときですね。

――去年の夏ですね。

新内　私そのときアンダーだったんですけど、その時期に放送された『FNS歌謡祭』で生駒(里奈)ちゃんがセンターで『サイマジョ(サイレントマジョリティー)』を披露したんです。それがネットでもかなり話題になっていて。でも、そのときに「私、乃木坂46にいるのに、その乃木坂46の中にいないな」と思ってしまって……。