2022-06-03 11:00

プロ野球・ペナント前半振り返り豪速球座談会…千葉ロッテマリーンズ佐々木朗希“完全試合”ほか

“完全試合”という快挙を成し遂げた佐々木朗希投手
“完全試合”という快挙を成し遂げた佐々木朗希投手

2022年のペナントレースも開幕してみれば、話題は佐々木朗希その人。おいそれとできるものではない、偉業とも言える「完全試合」を彼が登板するたびに当たり前に期待してしまうのはある意味異常事態。監督就任後から圧倒的に話題を独占してきたビッグボスこと新庄剛志のグランド内外での“プレー”もけっこう緊急事態。一方ジャイアンツファンにとってはルーキーの活躍と若手と中田翔、助っ人外国人による相乗効果は他球団には危険地帯。今年は時代の転換点。多士済々とんでもない男たちが世間を巻き込んだムーブをかまし、野球の深みをさらに際立たせている。そんなペナントレース前半をおなじみのメンバーが語り尽くす。

シン・スター誕生

――座談会開始前からジャイアンツトークが止まらないお三方ですが、それは後ほどお話しいただくとして、まずは今年のプロ野球界における最大のニュース「佐々木朗希・完全試合達成」についてお話してもらおうと思います。

中溝 あの日は新幹線で移動中にDAZNで巨人戦を観てたんですけど、速報で完全試合が続いてることを知って、そこからはロッテ戦に切り替えました。ちなみに斜め前の席のおじさんもタブレットで同じ中継を観てました。

――中溝さんは完全試合の後、佐々木朗希のピッチングを観に行ったんですよね?

中溝 翌々週の京セラドーム大阪、球審・白井(一行)が佐々木朗希に詰め寄った試合に行きました。オリックスの先頭打者がヒットを打って、3試合目でパーフェクトが途切れたという感じだったんですけど、観客が前日よりも1万人ぐらい増えてたんで、夏フェスを楽しむように祭りを楽しんでる感がありました。これって松坂(大輔)が出てきた時ぐらいの観客の動き方なんで、リアルタイムで立ち会えてるっていうのはすごく幸せですね。

伊賀 完全試合を達成した後のことも含めて、ある種の社会現象的な感じ、「いま観ねぇでどうすんだ?」って感じの熱がありますよね。ちなみに先週、うちの親父もマリンまで観に行ってました。いきなり「朗希観に来てる。球が速い」っていうLINEが来て(笑)。もう80歳過ぎてて、ゴリゴリのミスター原理主義者なんすけど、これは生で観ておかないといけねぇって感じたんでしょう。

――長嶋茂雄直撃世代にも届いている。

伊賀 そうっすね。完全試合の後のインタビューで俺が好きだったのが、キャッチャー松川虎生に対しての「シャレたリード」って言葉(笑)。吉田正尚にカーブを2球続けたリードのことっすね。あの時の三振の取り方が、バーンと投げて、指をバーンとやってかっこよかった。デビュー戦で松坂が片岡(篤史)から三振取ったシーンのように、これから何十回も見る三振になるんじゃないすか。

「BUBKA7月号」コラムパック
「BUBKA7月号」コラムパック

Amazon Kindle

楽天Kobo

Apple Books(Mac または iOS デバイスのみ)

Google Play

紀伊國屋Kinoppy

BOOK☆WALKER

honto

セブンネットショッピング

DMM

ebookjapan

ブックパス

Reader Store

COCORO BOOKS

コミックシーモア

ブックライブ

dブック

ヨドバシ.com

その他、電子書籍サイトにて配信!

Twitterでシェア

関連記事

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING23:30更新

  1. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#30「真夏の海、山ツー①」
  2. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  3. イコラブファンに聞いてみた vol.1 ~誰もが一度は読んでいる、あのブログを書いてる方は…?~
  4. 日向坂46・四期生が誰よりも高く跳んだ日━━武道館3Daysで見せつけた実力と一体感、そしてハッピーオーラ!
  5. 吉田豪「what’s 豪ing on」Vol.4 澤部渡、「呪い」をどう楽しむかと思ってた
  6. 「努力の天才」日向坂46松田好花、26歳の現在地━━今や年間テレビ出演回数100本超え、聴取率首位キープの“売れっ子”の8年間の軌跡
  7. 船木誠勝「ガチンコでやれば八百長って言われなくなる 単純にそう思ってましたね」【UWF】
  8. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#29「CL250っていいバイクなんですよ」
  9. プロレスラー秋山準、デビューから丸30年…伝説の四天王プロレスを振り返る
  10. 選抜の噛ませ犬じゃない!乃木坂46最新アンダーライブ極私的過剰考察「私、アンダーメンバーの味方です」
  1. 日向坂46藤嶌果歩、無邪気な笑顔の新カット解禁…裏表紙には宮地すみれも登場
  2. 祝『放送作家松田好花 リターンズ』放送決定!番組ディレクター・町田拓哉が語る、唯一無二のタレント性
  3. 乃木坂46岡本姫奈、ノースリーブで“さわやか”のハンバーグを食べる姿に「いっぱい食べる君が好き」「一緒に食べた気分になれる」の声
  4. 今度は55分間に何度泣く!? 敏腕テレビマンに「この番組を作れるのは松田さんしかいない」とまで言わせた『放送作家松田好花』を改めて観返してみた
  5. 『芸能人は歯が命』から30年…東幹久「あれですごく僕は認知された」
  6. 乃木坂46井上和が先輩・久保史緒里におねだり…新潟~佐渡島の旅
  7. 日向坂46五期生・坂井新奈、人生初ソロ表紙を飾る「感謝の気持ちでいっぱいです」
  8. SKE48中野愛理「写真集は自分とは無縁」驚きのオファーに「自分でいいのかな」
  9. 乃木坂46佐藤璃果、かき氷&ノースリーブの涼しげショットに「一緒に食べて暑さを忘れたい」「彼女といるみたい」の声
  10. 「帰ってきた放送作家」松田好花の無茶振りも効果なし! 日向坂46 二期生の自由すぎるノリを引き締める「ボケ収拾者」小坂菜緒の実績