MyDearDarlin’が生バンド単独ライブ開催！ 6thワンマンに向けて「まだまだ成長していきます」(咲真ゆか)

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東京・Spotify O-EASTでフルバンドセットでの単独公演を開催したMyDearDalin'／Photo：ポテヤマムラ — 東京・Spotify O-EASTでフルバンドセットでの単独公演を開催したMyDearDalin’／Photo：ポテヤマムラ

MyDearDalin’が11月9日、東京・Spotify O-EASTでフルバンドセットでの単独公演を開催した。

3rdワンマンライブ以来のバンドセットでのライブで、全編バンドセットは初となる今回。「トーキョーガール」のイントロがロングアレンジされ、バンド演奏が始まると会場はファンのクラップで包み込まれる中、メンバーがバンドセットにちなんで全身黒に統一、Tシャツアレンジされたトップスのゴシックロック風の衣装で登場。

スタートから熱いパフォーマンスを見せ、エモショーナルな歌詞が印象的なキラーチューン「Kaleid0scopE」では迫力のある姿でファンをさらに魅了していく。

自己紹介の後は、「Music Fighter」「ナノLOVE」「一生涯オリジナリティ」といった魅惑的な楽曲の数々を披露。本編終盤の人気曲「アイスクリーム」では「MyDear～？」「Darlin’～！」「My Hot～？」「Darlin’～」という、この日だけのコールアンドレスポンスでエンジョイ。

「Symphony #5」で会場全体をクールな世界観に引き込み、ライブ定番曲「MDDシンドローム」ではハートを撃ち抜くようなサビの振り付けでファンの心を射抜いていく。

ここで雰囲気が一変。ステージにはスポットライトが当たり静寂に包まれ、キーボードによる綺麗な音色が奏でられた後、「プラネタリウム」で切ない恋心をしっとりと煌びやかに歌い上げる。

そして、マイディア屈指の名曲「SAYONARA」から、美しい佇まいで魅了する「FLOWER」で拳を最後まで振り続け、本編を終えた。

アンコールでは「真夏の彼方」を歌い、MCではメンバーが思いを伝えていく。水城梓は「MyDearDarlin’は1月21日にLINE CUBE SHIBUYAでワンマンライブが決定していて、もう3カ月前なんですけど、私たちにできることを全力でやって、LINE CUBEに臨みたいと思いますので、ぜひ皆さん、応援よろしくお願いします」と意気込みを語る。

葉山かえでは「ここは1stワンマンライブで立った場所です。その時、私はアイドルになって3カ月半の弱々した子でした。ここに立って話した時に(就職の)内定まで蹴って蹴ってアイドルになれて良かったって言ったんですけど、3年目を迎える今もこんなにたくさんのファンの方と一緒にライブを作り上げたり、笑顔が見られたり、メンバー、スタッフさん、ファンのみんなでもっともっと上を目指せる幸せとか、そういういろんな幸せを、このアイドル人生を、ここに戻ってきて感じたことが、成長だなと思います」と話す。

東條ゆりあは「最近、メンバーみんなでライブ前に『こういうライブにしよう』という話し合いをもっと深くしていて、その中でマイディアは感情を出すところ、熱いところが良いところって言ってくれる人が多いんですけれど、もう一歩先に進むためにはそこを抑えるとか、いろいろと試行錯誤しています。いつものやり方では上にいけないんだと、何が正解か分からなくなって悩んでしまっていたんですけれど、今日このライブのように感情を表に出すライブはやっぱり良くて、間違っていなかったんだなって思えるくらい楽しかったです。本当にありがとうございました。ずっとマイディアらしいライブをしたいし、あらためてマイディアは良いグループだなと実感することができました。これから先も止まることなく、上を目指して、もっとすてきな景色を皆さんと見たいと思います。一緒についてきてください」と、涙ながらに熱い決意を明かす。

最後に、咲真ゆか「こうして駆けつけてきてくださった皆さんの今日が、最高の1日になればうれしいなと思います。まずは1月21日のLINE CUBE SHIBUYAに向けて、まだまだ成長していきますので、今日も通過点の1つとして、最後まで皆さんと最高の熱い夜にしたいと思います」とMCを締めくくった。

単独ライブもラストスパートに突入し、「七転八起ドリーマー」「僕らの詩」、MyDearDalin’も作詞に参加した「君の声」を歌い、生バンドセット単独公演は幕を閉じた。