2023-02-22 06:00

乃木坂46秋元真夏「絢音のことは甘やかしちゃいます」卒業記念写真集“期別”対談を振り返る

“卒業記念”写真集「振り返れば、乃木坂」(幻冬舎)を発売した秋元真夏
“卒業記念”写真集「振り返れば、乃木坂」(幻冬舎)を発売した秋元真夏

2月26日をもってアイドルグループ「乃木坂46」を卒業する秋元真夏の“卒業記念”写真集「振り返れば、乃木坂」(幻冬舎)が、2月21日(火)に発売された。本作は、キャプテン秋元のかなえたいことをギュッと詰め込んだ1冊となっており、メインとなる撮り下ろしのほか、後輩たちとの撮影&対談、そしてこれまでを振り返るロングインタビューも掲載されている。このたび発売を前にインタビューに応じた秋元が、写真集の見どころや、撮影エピソードなどを語った。

――“卒業記念”写真集発売おめでとうございます! 出来上がった作品を前にしていかがですか?

秋元真夏:ありがとうございます! 撮影したのはそんなに前じゃないんですけど、卒業のためにいろいろな準備を進めているので、今見るともう懐かしい感じがします(笑)。本当に、最後にこの1冊を撮ることができてよかったなと、大事な1冊になりました。

――“発売日が迫る(※取材時点で)=卒業が迫る”わけですが、現在の心境としてはいかがでしょうか?

秋元真夏:気持ち的には落ち着いてはいるんですけど、ライブのリハーサルとかでメンバーに会うと、この子たちと毎日顔を合わせるのが当たり前だったけど、卒業したらそれもなくなっちゃうんだ…みたいな。他愛もない会話を楽屋でするのがすごく好きだったので、それがなくなってしまうことの寂しさはだんだん実感してます。

――今回、“卒業記念”という形での写真集となりましたが、オファーを受けた際はどのように思われましたか?

秋元真夏:私からお願いしてしまったくらい(笑)、「やりたい!」っていう感じで言わせていただきました。11年間の“乃木坂46人生”の中で、あまり「これやりたい、あれやりたい」って言ってこなかったのですが、最後に何したいかなって考えた時に、「あっ、最後にまた、写真集を撮りたいかもしれない」って。「思い出の1冊を出したいかも」っていうのを結構ギリギリに思ってしまって(笑)。それで撮影をさせてもらったので、本当にこの1冊を出すことで、より乃木坂46の活動全部に、悔いがなく卒業できるなっていう感じがします。この表情の柔らかさも含めて、11年間で経験してきた私のいろんなものを物語ってるのかなって感じます。

“卒業記念”写真集「振り返れば、乃木坂」(幻冬舎)を発売した秋元真夏
“卒業記念”写真集「振り返れば、乃木坂」(幻冬舎)を発売した秋元真夏

――作品のコンセプトとしては、“秋元真夏さんのやりたいことをギュッと詰め込んだ作品”と伺っておりますが。

秋元真夏:ちょっとレトロな感じの旅館に行きたいとか、あとはニット! 今までは夏っぽい写真集が多かったので、冬っぽくしたいとか。あとは後輩との対談とか料理とか、全部を詰め込んでいただきました。

――後輩との対談では、期別ごとにさまざまなメンバーの方が登場されております。出演されたメンバーは秋元さんが選ばれたのでしょうか?

秋元真夏:本当にみんな好きなので(笑)、“絞る”っていうのがすごく難しかったんですけど、特に関係性が深かった子たちとか、あとは、将来の乃木坂46を託したいと思った子と一緒に撮影して、最後にお話しできたらなというので選ばせていただきました。

――中でも特に先行カットで反響が大きかったのが、2期生・鈴木絢音さんだったかと思います。

秋元真夏:最近、目を合わせるだけで思っていること分かっちゃうぐらいの関係性になってて、絢音も本を出すタイミングが近いので(※「言葉の海をさまよう」3月7日発売)、そういう話も楽屋でしたり。初期から一緒に乃木坂46の歴史をつくってきたのは、もう私と絢音しかいない。ライブのリハーサルとかしてても、「昔のこの振り付けってこうだったよね?」というのを私たちで話してメンバーに伝えたりしています。私だけではちょっと判断するのが難しくて「これで合ってるっけな?」って不安になっちゃう部分も、絢音が「そうですよ」「大丈夫ですよ」と言ってくれる。絢音の「大丈夫ですよ」「いいんじゃないですか」って言葉はすごく自信につながるので、先輩後輩ではあるんですけど、“同志”っていう感じです。

“卒業記念”写真集「振り返れば、乃木坂」(幻冬舎)を発売した秋元真夏
“卒業記念”写真集「振り返れば、乃木坂」(幻冬舎)を発売した秋元真夏

――Twitter公式アカウントの“じゃれ合う”シーンも大きな反響でした。

秋元真夏:いつも絢音の方がスッとしているので、私がそのスッとしている絢音を崩そうと必死に絡みに行くことが多いんです。ちょっと冷たい感じのクールな絢音が、たまに私を頼ってくるところがまたかわいくて、もう本当に絢音のことは甘やかしちゃいます(笑)。

――作品としては本当に盛りだくさんですが、あえてお気に入りカットを挙げるとしたら?

秋元真夏:重量感もあってページもいっぱいで盛りだくさんなんですけど、卒業旅行に行っているようなイメージでも撮ってもらったので、旅館でお鍋を、浴衣を着て食べているところは、いつものおいしいご飯を食べた時の顔をしているなと(笑)。楽しい時の顔ですね。旅行に行ったら、本当にこういう顔をするなっていうのが詰まっています。旅行は、最近行ってなかったですね。結構弾丸で旅行に行くのが好きで、突然行ったりしていたんですけど、最近行けてなかったので、本当にこの撮影が旅行みたいな…お仕事なんですけど、お仕事じゃないみたいな(笑)。皆さんもすごくやりやすい空気感をつくってくださって、本当に旅行してる気分でした。

――“大人な”先行カットも含めて大きな話題となり、すでに発売前重版が決定しているということですが。

秋元真夏:めちゃくちゃうれしかったです。最後に出すので、数字は気にしないようにと思いつつも、私は割と気になるタイプなので(笑)。すごく思いを込めたので、できるだけいろんな人に見てもらいたいという気持ちも強くて。あとは後輩たちが対談で、乃木坂46に対する思いとかを語ってくれたりしてるんですけど、それが何ていうんだろう…すごい責任を背負ってやってくれているなと話して感じました。そんな後輩たちの良さもこの写真集を通して伝わったらいいなって思います。

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