2026-02-18 23:45

「鍛えすぎてどこでも使える型を持ちすぎていて」佐久間宣行も戦慄のバラエティ人間・松田好花を生んでしまったオードリー若林の一言とは?

毎週日曜25時20分から放送中の日向坂46の冠番組『日向坂で会いましょう』(以下、『ひなあい』)。2月22日には二期生・松田好花の卒業企画が放送される。15日の放送中に「私、来週卒業回なんですよ!」と自ら告知していた松田。2月末でのグループ卒業を控える彼女は、数々の逸話を作ってきた『ひなあい』から一足先に旅立つ。

2月8日・15日放送の『ひなあい』では、「アイドル番組を忘れるな!ドキドキ妄想告白シチュエーション」企画が行われた。メンバーが考えた理想の告白シチュエーションを実演するというもので、相手役をメンバーが務めた。この相手役で松田は企画に参加。彼女以外の候補には三~五期生と番組MCのオードリー・春日俊彰がおり、全員がお面をつけて指名を待つというシステムだった。

二週にわたるオンエアでは最終的に松田以外の全員が選ばれ、松田は演技どころか顔も見せることも叶わず、さらには正体がバレないように声も変えられていたため、活躍する場はなかった。出番が少なく、さらには相手役候補で春日に負けてしまった松田は、番組最後に正体を明かすと「私、来週卒業回なんですよ!」というコメントで、自ら見せ場を演出。そのまま次回予告へと流れる展開に、「このまま終わる好花じゃないぞ!」(松田の個人PV中に流れる『好花deNight』の歌詞で、休養明けの松田が歌ったことで話題に)精神が感じられた。

メンバーやファンが何気なく呼んでいる『ひなあい』という番組名の略称。この呼び方が定着したのにも松田が絡んでいる。2020年放送の「ひなあいVSひなましょう いい加減白黒つけましょう! 愛称統一マッチ」にて、松田を中心とした「ひなあい」側のチームと、春日率いる「ひなましょう」チームが対決。「ひなあい」側が勝利したことで番組の略称が決まっていた。実はこの放送より前に、松田がSHOWROOM配信でおひさま(日向坂46ファンの総称)に番組名のアンケートを実施しており、既に『ひなあい』呼びが主流だった。対決前に松田は「やったもん勝ちだろ! おひさまの世論調査の結果なんだよ!」と、ぐうの音も出ないマイクパフォーマンスで、春日率いる「ひなましょう」チームを圧倒していた。

そんな『ひなあい』や前身番組の『ひらがな推し』は、松田のラジオでの振る舞いや、「放送作家松田好花」としてのキャラクターなどに影響を与えている。例えば、『ひらがな推し』では、松田が師匠と慕い、『日向坂46・松田好花のオールナイトニッポンX』では放送作家として一緒に番組を作っているサトミツこと佐藤満春との出会いがあった。

『オードリーのオールナイトニッポン』の放送作家で、二人とは旧知の仲であるサトミツは、けやき坂46のデビューアルバム『走り出す瞬間』のヒット祈願の「バンジージャンプロケ」に同行。励まし合いながら次々に飛ぶメンバーを見て、涙を流したのが始まりだった。ちなみに、このバンジージャンプ企画での松田は、バレエ経験者として華麗なフォームで飛び、その姿を見た春日が「いいな、綺麗だな」と称賛。そして加入初期の松田の十八番で、今ではあまり披露されなくなった“芦田愛菜のモノマネをするやしろ優のモノマネ”による「あのね、バンジーは余裕なの!」というコメントが見どころだったりもする。

その後も、番組出演のたびに涙を流すサトミツに対し、弟子の松田も『ひなあい』で何度も涙を流したことから“泣き虫キャラ”が定着。春日が若林に宛てた手紙を代読して号泣することもあれば、先輩の佐々木久美の言葉を自ら紹介して涙腺崩壊したこともあった。「泣いてないです」と目を真っ赤にする松田を、オードリー・若林正恭が「おい松田、勘弁してくれよ(笑)」と笑い飛ばしていたのも番組の名場面だ。

そんな若林は、松田の放送作家適性をいち早く指摘していた。2019年放送の宮崎ロケにて、メンバーが集合する様子を撮っていたことに気づいた松田に、若林が「放送作家向いてるよ」と発言。この何気ない一言で、松田=放送作家というイメージが形成されていったのだ。

『ひなあい』や『ひらがな推し』でオードリーに鍛え上げられた松田は、冠番組以外にも呼ばれる機会が増え、2月4日放送の『あちこちオードリー』には単独でゲスト出演していた。この収録を受け、番組プロデューサーの佐久間宣行は自身のラジオで松田についてコメント。この時の放送には、若林もゲスト出演しており、佐久間が「この間、松田さんとか来てくれたけど、鍛えすぎてどこでも使える型を持ちすぎていて」、若林も「それはそれでね(笑)。鍛えすぎて、『お前ちょっと、制作の目線入っちゃってるな(笑)』みたいな」と、二人揃って絶賛。『ひらがな推し』の初回放送で若林は「テレビやろうぜ!」とメンバーに呼びかけていたが、松田はこの言葉を受け止め、腕を磨き続けた。その結果、テレビ業界で活躍する2人から最大級の褒め言葉が贈られていた。

『ひらがな推し』と『ひなあい』では、「松田好花プレゼンツ! ひらがな がっきょくうんどうかい」や「コノミンの家あつまる?若林さん 松田のそば食いてぇか!」といった、松田の名前を冠する企画が行われることも多かった。若林が小坂菜緒などの贔屓メンバーに優しくすると松田は誰よりも早く反応し指摘していた。企画の進行役を務めることも多く、オードリーや番組からの松田への信頼度は放送を重ねる度に増していた。そんな『ひなあい』の卒業企画では最後に、オードリーの二人から卒業証書が贈られる。そこには番組やグループ活動でのメンバーの活躍をまとめた愛の溢れる文章が綴られており、毎回春日が読み上げる。おそらくだが、松田の涙腺は堪え切れず、決壊するだろう。メンバーと笑顔で大盛り上がりした後には、やっぱり松田号泣!という展開が待っているのか━━「私、来週卒業回なんですよ!」と盛大な「クリフハンガー」を作った松田好花の『ひなあい』最後の勇姿が楽しみだ。

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