2025-12-06 11:00

日向坂46 松田好花が自らの卒業について語る━━「お別れではなくお祝いだけの『ひな誕祭』」にしてほしい

毎週木曜深夜24時から放送中の『日向坂46・松田好花のオールナイトニッポンX(クロス)』。12月1日に公式ブログでグループ卒業を発表した松田は、4日の放送で改めてリスナーに向けて卒業を報告。心境を語った。

卒業発表後、初めての放送となった『日向坂46・松田好花のオールナイトニッポンX(クロス)』。リスナーは彼女の口から、卒業について語られるのを待っていた。しかし、「12月1日に……ブラックフライデー終わっちゃいましたね(笑)」と、すぐには卒業について触れない松田。その後も、本番まで残り3日となった初の番組単独イベント「日向坂46松田好花のオールナイトニッポンX 松田のトークが聴きてぇか!inパシフィコ横浜」について、「1人でラジオイベントってなると、責任感というか、私1人飛んだら無くなるってことですよね。私がその時って責任とって全額返金するんですか?」「え、“松田さんの給料から天引き”? やばいね、どうしよう……。だって、パシフィコ横浜で、会場を借りている費用だとか、まずお客さんのチケットの返金とかでしょ……うわぁー(笑)。ちょっと今日からイベントまでのお仕事全部キャンセルしていいかな(笑)」と、卒業とは別の話題でトークを展開していた。

もちろん、イベントが無事に行われることをリスナーたちは願っているが、あくまでこの日の放送で聴きたいのは、松田の卒業について。イベントの注意事項などを伝えた松田は気持ちを切り替え、「まぁ12月1日ね、もうひとつ、大事なお知らせを私のブログからさせていただいたんですけれども、改めてここで、リスナーのみなさんに、もう一度自分の口からお伝えさせていただきたいと思います。私、松田好花は来年2月をもって日向坂46を卒業します」と語り、彼女の口から“卒業”という言葉がリスナーに向けて届けられた。

「ババババッバーン♪(ラジオの効果音)じゃないですか(笑) 打てない? さすがに(笑)」と、盛り上げようとする松田。卒業発表の準備を進める中で、「12月1日が、自分が思ってた以上に早くやって来て。世間の皆さんが知ってる状況が、まだ自分でもあまり実感が湧いていない中ではあるんですけれども」と発表直後の心境を語ると、たくさんの人から連絡をもらい、反響が大きかったことに、「いかに自分が恵まれているのかとか、幸せな環境で活動させていただけているのか、っていうのを実感している」「不満なく活動させていただけているんだなって感じて、感謝の気持ちがより一層溢れております」と思いを打ち明けた。

そして、『日向坂46・松田好花のオールナイトニッポンX(クロス)』について、「大事な発表をした後に、自分の口でこうやって話せる、この『オールナイトニッポンX』の生放送の場があることもすごくありがたいなって感じてますし……」と声を震わせる松田。すぐに「泣いてないんですけど(笑)」と語る松田だったが、「涙をこらえているな」と感じたリスナーも多いはず。その後も、「なんかやっぱり寂しいね。自分で決めたことではあるんですけれども、こうやって自分の口から話す時が来るなんて」と話す松田の声は震えていた。

卒業時期は2026年2月いっぱいで、4月4日・5日に横浜スタジアムで開催される「7回目のひな誕祭」に、松田は参加しない。このことについて、松田は「ここ数年、ずっと毎シングル、卒業するメンバーがいたりとかする中で、卒業セレモニーがツアーだったり、周年をお祝いする『ひな誕祭』に付いたりすることについて、やっぱり“お別れ”っていう印象が付くことのないライブもやってほしいな、っていう個人的な思いがあったりとかもして」「やっぱり周年祝いは別れを感じることなく、みんなで楽しい、お祝いだけの、ただお祭りだけのライブをしてほしいな、っていう思いもあって」と彼女なりにグループ、そしておひさま(日向坂46ファンの総称)への配慮があったことが明らかに。たしかに、2025年4月の「6回目のひな誕祭」は一期生・佐々木久美と佐々木美玲、直近11月の「日向坂46 ARENA TOUR 2025 『MONSTER GROOVE』」東京公演では松田と同期の河田陽菜の卒業セレモニーが行われていた。松田が卒業する日向坂46のためにしたかったこと。そのひとつが、グループが大事にしてきた“ライブ”を笑顔だけがあふれる場所にしたい、というものだった。

そんな松田がラジオで卒業を伝えた後に流した曲は、日向坂46の『飛行機雲ができる理由』だった。この曲が流れた瞬間、「お!」と思ったリスナーも多いはず。というのも、松田は同曲を「6回目のひな誕祭」で、同期の富田鈴花と披露。“花ちゃんズ”の愛称で親しまれたコンビによるギター弾き語りでのパフォーマンスを覚えているファンも多いと思う。さらに、同曲は二期生・渡邉美穂のソロダンスから始まる構成で、その渡邉を富田と松田が挟んでパフォーマンスがスタートする。松田と渡邉、富田の3人には“ごりごりドーナッツ”というユニット名があり、『飛行機雲ができる理由』はこの3人の絆が感じられる一曲だった。そんな特別な楽曲を選曲した松田。3人の思い出が詰まった一曲に、SNSでは「ここで『飛行機雲ができる理由』は泣いちゃう」「3人が笑顔で踊っているのが思い出される……」などのコメントが集まっていた。

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