2025-12-01 21:00

「仲間じゃないです」乃木坂46 松尾美佑がかつて拒否したアンダーの絆━━アンダー楽曲センター、座長経験を経て立つ最後のステージ

毎週日曜18時から放送中の『乃木坂46の「の」』(『乃木のの』/文化放送)。11月30日の放送には、年内でのグループ卒業を控える4期生・松尾美佑がゲストで登場。番組パーソナリティの菅原咲月と思い出を語り合った。

30日の放送が卒業前最後の『乃木のの』出演となる松尾。パーソナリティとして、卒業直前のメンバーをゲストに迎えることが多い菅原は、「毎回寂しくなるんですよ、最後って言われると。ライブとかも、日常の生活とかも、今過ごしている生活は当たり前じゃないんだ、ってしみじみ感じるし、“『乃木のの』最後です”とか言うと、より寂しくなってきちゃう」と、見送る立場としての思いを素直に伝えていた。

番組では卒業する松尾に向けて思いを伝えるメールが届いていた。中には「人前に出たがらない」「注目から隠れたがる」といった性格や振る舞いについて言及するものもあり、松尾も自身について「元々、めちゃめちゃ内向的な性格だったのが、そのままな部分が大きい」と振り返っていた。菅原も「今年の夏は色んなメンバーと喋ったりとかで、ちょっと変化があったんだろうな、みたいなのはあったけど、ずっとそのままでいるイメージ。ファンだった時もそうだし」と、加入前に抱いた印象から変わっていないようだったが、松尾は「でも、5期生も入って、けっこう時間が経ってて、怯えずに話しかけにいけるようになったのが変わったところかな。ラフになりましたね」と、後輩の存在が心境に変化をもたらしていたという。この言葉を受けて菅原からは「リハ中に美佑さんが、肩を組んでくるのがすごい好きなんですよ」と、メンバーだからこそ知る、松尾の一面が明らかになっていた。

菅原と松尾の距離感が近いエピソードが語られた中、松尾からは菅原に関して、「個人的に疑いが晴れた時があって」と気になる発言が飛び出す。というのも以前、松尾曰く「咲月が最初、好きな先輩に(私を)入れてて。でも気づいたら私の名前だけ消えてた(笑)」と、菅原の「推し変」疑惑が浮上。最終的に、菅原が加入前に松尾のブログ写真を待ち受けにしていたなどのエピソードを熱弁したことから菅原への疑いは晴れ、今となっては「定期的に思い出して、嬉しくなるの」と、松尾は菅原の愛をしっかりと受け取っていた。

一方、菅原も松尾への感謝を伝えており、「美佑さんは、私の中で大事なタイミングがある度に連絡をくれる人だな、っていう印象。副キャプテンになった時も連絡くれてたし。しっかりしたメッセージとかじゃなくて、ポンって送ってくれるのが私はすごい嬉しくて」「“大好き”ってスタンプが来たのを覚えてて。それが嬉しくて、泣きました」と、松尾の優しさについて語っていた。このエピソードに松尾は「すごい恥ずかしい(笑)」と照れていたが、悩んでいる後輩がいたら深くは干渉せず、さりげなく見守っていることを伝えるのが、松尾なりの先輩としての関わり方だったようだ。

そんな松尾の「卒業セレモニー」は12月19日~21日に日本武道館で開催される「40thSGアンダーライブ」の初日に行われる。アンダーライブに関して、松尾は「29thSGアンダーライブ」で、先輩の2期生・山崎怜奈から「仲間だよ」と言われた際に、「『仲間じゃないです』と拒否してしまった」というエピソードを紹介。松尾は「なんでなのか本当に覚えてないんだけど」と当時の出来事を振り返っていたが、「29thSGアンダーライブ」は松尾たち4期生にとって2回目のアンダーライブ参加であり、先輩との実力差や熱量のギャップに考えるところがあったのかもしれない。

その後、松尾は33枚目シングル収録のアンダー楽曲『踏んでしまった…』のセンターと、「33rdSGアンダーライブ」の座長を務め、菅原が「33枚目のアンダラはめっちゃ泣きました」「アンダラって一体感すごいなって毎回思うけど、33枚目はもう肌で感じすぎて。痛いぐらい感じました」と振り返るほどのステージを作り上げた。松尾も同ライブを「楽しかった」と充実感を覚えているという。「40thSGアンダーライブ」で松尾は13人の仲間と共にステージに立つ。多くは語らない彼女が最後にどんな言葉を残し、どんな思いをステージ上で表現してくれるのか、楽しみだ。

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