今度は55分間に何度泣く!? 敏腕テレビマンに「この番組を作れるのは松田さんしかいない」とまで言わせた『放送作家松田好花』を改めて観返してみた
8月11日(月・祝)10:05~
— 日向坂46 (@hinatazaka46) July 29, 2025
テレビ東京「放送作家松田好花リターンズ」
の放送が決定しました💐
企画からキャスティング、ロケ設定
など細部まで #松田好花 本人が考案🖋️
そして、今回出演者に選んだのは
四期生の11人です!
お楽しみに☀️@housousakkaMK#放送作家松田好花#日向坂46#日向坂四期生 pic.twitter.com/YFYnwxLxVE
『放送作家松田好花 リターンズ』(テレビ東京系)が、8月11日(月・祝)に放送されることが発表された。松田が企画立案から台本作成、収録まで全てを担当して番組を作る企画。その1年ぶりの続編に、SNSでは「待ってました!」「帰ってきた!」などの反応が見られた。
続編の放送が決定したことから、前作『放送作家松田好花』を改めて観返してみた。すると、松田が初めての挑戦に奮闘する中で、バラエティの枠を超え、“ガチ”で番組作りに取り組む場面が多く見られた。今回は、記念すべき第1作となった『放送作家松田好花』を振り返っていこう。
企画内容を伝えられた松田はまず、自身のラジオ番組などで交流があり、師匠と慕う放送作家の佐藤満春(どきどきキャンプ)に相談しに行く。ラジオでは松田が佐藤をイジる場面が多いが、作中ではおふざけ要素一切なし。松田は佐藤から「①人から考える」「②箱(=テーマ・企画)から考える」という企画を考えるときの第一歩を学び、さらに「自分の熱があるものを企画に」という本気のアドバイスをもらっていた。そこから彼女は企画に対する熱をさらに上げる。グループや個人での活動の傍ら深夜まで企画を考え、ついには放送作家として与えられた仕事の範疇を超えて、テレビ東京のチーフプロデューサーにプレゼンするまでに。しかし、そこでも「これって何のためにやるの?」「果たしてやるべきなのか?」「どこまでガチでやって、どこまで大人の事情にするか」などの容赦ないダメ出しを受ける。作家が番組に対してどれだけ真剣に向き合っているか、番組制作のリアルな雰囲気が収録されていた。
そして、このままでは企画不成立という空気感が漂っていたが、松田が最後に出したラジオとテレビを連動させた企画が「面白そう!」「この番組を作れるのは松田さんしかいない」と絶賛されて見事採用に。苦労が報われた松田が思わず涙を流す場面もあり、それは彼女がどれだけこの企画に真剣に向き合っているかを示していた。
採用された企画は、松田がラジオで嘘エピソードを話し、それをロケで再現して本当の話にするという、題して「ウソをホントにするテレビ」。毎週ラジオパーソナリティとしてトークのネタを探している松田だからこそ思いついた企画だ。芸人のランジャタイに嘘エピソードを考えてもらい、松田がそれをラジオで話し、その後ロケで再現したものを収録。松田は作家としてのみならず、演者としても企画を成立させるために奔走しており、まさに八面六臂の活躍だった。
続編の『放送作家松田好花 リターンズ』では、ロケのシチュエーションやキャスティングなど、前回以上に松田が番組の細部まで考えるという。そんな松田は今回、出演者として後輩の四期生11名を呼んだとのこと。前回は松田とコロコロチキチキペッパーズ・ナダル、松田と同期の富田鈴花という1対1の構成だったが、今回は大所帯が相手だ。松田の放送作家視点と、メンバーだからこそ知っている意外な一面が合わさった時、一体どんな化学反応が起きるのか。松田が四期生に何を求め、どんな意図を持ってキャスティングしたのかも気になるところだ。
約1年ぶりに帰ってきた『放送作家松田好花』。続編が制作されるということは、それだけ前回の反響が大きく、制作側からも「もう一度、松田に任せてみたい」という声があったからに違いない。『放送作家松田好花』の番組ディレクター・町田拓哉氏は『BUBKA』(2025年4月号)掲載のインタビューで、松田をキャスティングした理由や彼女の仕事に取り組む姿勢、次回作への期待を述べており、彼女の頑張りは十分に制作陣に伝わっていたのだろう。
前回以上の見どころが期待される『放送作家松田好花 リターンズ』。松田の溢れんばかりの情熱がこめられた番組の放送が待ちきれない。
【放送作家松田好花の日常】
— 放送作家松田好花 (@housousakkaMK) July 30, 2025
「続編決まりました」#放送作家松田好花 pic.twitter.com/3tDZEQVZHq