いぎなり東北産、武道館直前インタビュー|律月ひかる「信念を曲げることになるんじゃないかって、寂しい気持ちもあったんです」

撮影/田畑竜三郎
本日、いぎなり東北産が念願の日本武道館公演「TOHOKU9」を開催する。『BUBKA8月号』では、メンバーや関係者へのインタビューを実施。全13Pにわたる大特集企画だけでなく、白夜通販限定版では表紙も飾ってもらった。さらに公演当日には、会場限定でランダムブロマイドが3枚付いてくる「日本武道館 特別版セット」の販売も行われるなど、念願のステージをバックアップ! いぎなり東北産の“いま”が徹底収録された1冊はファン必読だ。
本稿では公演直前の予習として、藤谷美海×安杜羽加×律月ひかるの3人によるクロストークインタビューを抜粋してお届け! グループの変化と葛藤、そして武道館公演への意気込みを語ってもらった。
おじさんだけじゃだめですか?
──『わざとあざとエキスパート』や『沼れ!マイラバー』がTikTokなどのSNSでバズり、いぎなり東北産の「かわいさ」が注目されました。
安杜羽加(以下、安杜):東北産は熱いライブをするのがメインで、私自身、「かわいい」とは無縁だったんですね(笑)。でも、武道館を目指すには、もっと広い層にアピールしたり、時代の流れとリンクするのも大事だと思ったので、「かわいい」に乗ってみてもいいんじゃないかなって。それで自分たちでもイメージを話し合ってできたのが、『わざとあざとエキスパート』だったんですね。
律月ひかる(以下、律月):それがSNSで注目されたら、女の子のファンがすごく増えて、「これがTikTok効果か!」って感動してます。
──僕を筆頭に、TikTokの見方すらわからないおじさんたちとは違うお客さんが増えたと(笑)。
安杜:あはは。半分以上が女性の時もありますね。男性の肩身がどんどん狭くなっているような気もするんですが……(笑)。
律月:男性限定ライブで「最近肩身狭かったんじゃないですか!?」って言ったら「イエーイ!」って(笑)。
──男性陣は半ばヤケクソな気もしますが(笑)。「かわいい」を打ち出したことによる好反応でもありますね。
藤谷美海(以下、藤谷):私はずっと変顔ばっかりしてたので、最初はどうしたらいいかわからなかったんですよ。「あれ?『かわいい』ってどうするんだっけ?」みたいな(笑)。
──アイドルなのに(笑)。
藤谷:でも、それによって自分自身としても新しい見せ方やアピールを考えるようになったし、自分にとっても変化のキッカケになりましたね。
律月:私は可愛い曲とかが元々好きだったし、可愛い衣装もすごい好きなので、自分でもそういったパフォーマンスができるのは嬉しかったんです。でも東北産として「バズるためにかわいいことをする」というのは、それまでの東北産のやってきたことや、信念を曲げるようなことになるんじゃないかなって、最初は少し寂しい気持ちはあったんです。
武道館への意気込み
安杜:武道館でライブができることは念願だし、「大きな夢が叶う瞬間、自分は何を思うのかな?」というのが、すごく楽しみですね。「10年ありがとう」っていう感謝をたくさん伝えられる、そして「これからもよろしくね」という愛の気持ちも込めた、感謝と愛にあふれる1日にできたらいいなと思ってます。
取材・文/高木“JET”晋一郎
――インタビューの続き&藤谷・律月の意気込みは、いぎなり東北産大特集のBUBKA8月号でチェック!
藤谷美海プロフィール
2005-03-09産まれ(20歳)/山形県産。スターダスト仙台初の芸人志望者。ネタも変顔も全力勝負な“お笑い担当”だけど、実は誰よりも真面目な一面がある陰キャ界・希望の星。

撮影/田畑竜三郎
安杜羽加プロフィール
2002-10-30産まれ(22歳)/福島県産。ブレない踊りとピアスでキメたかと思えば、ふとした瞬間の笑顔とのギャップで心をメロつかせる、バランス最強ギャル。

撮影/田畑竜三郎
律月ひかるプロフィール
2001-07-31産まれ(23歳)/秋田県産。ツインテールの奥に、誰よりも熱いピンク色の信念を宿し、作詞もこなすプロ意識で、夢と魔法をリアルに変える“絶対偶像”。

撮影/田畑竜三郎
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— ブブカ編集部 (@BUBKA_henshuubu) July 8, 2025
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