私立恵比寿中学・真山りか×AMEFURASSHI・愛来 対談インタビュー|独自の音楽性を追求してきた2グループが、今お互いに伝え合いたいこと

撮影/玉井美世子
BUBKA6月号にてAMEFURASSHIの愛来から、“お世話になっている先輩”として私立恵比寿中学の真山りかの名前が挙がったことから2人の対談インタビューを企画。アイドルシーンの中で独自のスタイルを貫きながら進化を続けるグループを代表する2人の、世代を超えた対談を抜粋&再録でお届けします!
アイドルに王道なし
━━前号の愛来さんインタビューで「えびちゅうさんとツーマンライブがしたい!」という発言があり、掲載はしていないんですが真山さんと一緒にご飯を食べに行ったという話もあったので、今回の対談を企画しました!
愛来 すみません! 勝手に言っちゃって!
真山りか(以下、真山) うれしいよー。AMEFURASSHIとのツーマンライブ、楽しそうだし! 私たちが初めて会ったのって、もう10年以上前になるのかな?
愛来 そうですね。私がみにちあ☆ベアーズの頃なので。めちゃくちゃ長いですね。最初は、そもそもアイドルグループがいるってことも知らないで事務所に入って、そこからえびちゅうさんがいることを知って、大好きな存在になりました。曲を覚えて家で振りコピしたり、憧れから入った形です。それからえびちゅうさんのことをどんどん知って、好きになればなるほど、そのすごさを感じるようになりました。メンバーが卒業したり、逆に新メンバーが加入したり、グループの人数が増えたり減ったりしてメンバー構成が変わっても、えびちゅうさんはずっと続けてきた。すごいことだし、今も憧れです。
真山 愛来のことは子どもの頃から知ってるけど、なかなかしっかり話す機会はなかったよね。ちゃんと話したのは、『オールスター合唱バトル』で一緒になってから。
愛来 でも、その前からフェスで一緒になったりすると、りかちゃんが「AMEFURASSHIは、いつもかっこいい」とか「あの曲とこの衣装が好き」って言ってくれて、自分たちのことをちゃんと見てくださっていてうれしいなって、ずっと思っていました。
真山 同じ事務所だけど、そこまで接点がないから逆に気になるし、興味があるっていうか。後輩ちゃんたちはいっぱいいるけど、特にアメフラちゃんは独自の音楽性を突き詰めてるのが、めちゃくちゃかっこいい。最新のEP(『Four Hearts』)も聴かせていただいたけど、ちゃんとコンセプトが一貫してるのがいいなーって思う。後輩だけど、私はファンとして聴いちゃう部分もあるな。(『Four Hearts』に収録されている)『WILD』、めっちゃかっこよかった!
愛来 ありがとうございます!
真山 今も評価されてるけど、もっともっと評価されていいはずだって、えびちゅうもそう言っていただくことは多いけど(笑)、アメフラちゃんもそうだなって、同じように思ってる後輩っていう感じ。お姉さん目線みたいな部分もありながら、本当に報われてほしいなみたいな。
━━真山さんから見た、愛来さん個人の印象は?
真山 愛来の印象は、最初からかわいい。完成されてる。顔が整ってる。
愛来 やばい(笑)。恥ずかしい(笑)。
真山 3B juniorでもエースだったし、ダンスも歌も全部できるから、天は何物も与えるんだなって思うぐらい(笑)。
愛来 いやいやいや(笑)、でも本当にありがたいです。私は、『合唱バトル』のあとにりかちゃんとご飯を食べに行って、お話しさせていただいたときにもっと仲良くなりたいと思った瞬間があって。
真山 そうなんだ。
愛来 一番最近の『合唱バトル』で、私がチームリーダーをやらせていただいたんですけど、昭和・平成・令和のいろんなタイプのアイドルさんをまとめる役として、けっこうな重圧があったんです。めちゃくちゃ悩んだし、すごく焦りもあったりして、そんな時期にりかちゃんが「アメフラちゃんはめちゃくちゃかっこよくて余裕もありそうだけど、裏では泥くさくて、たくさん努力してて」って言ってくださったことがあって。その前からAMEFURASSHIのことを気にかけてくださってたのはわかってたんですけど、本当に理解してくれてるんだと感じたんです。ちょうど悩んでいた時期だったので感動したし、うれしい気持ちになったし、もっと頑張りたいって思った瞬間でした。それをきっかけにもっとお話ししてみたいな、人として仲良くなりたいなって思ったんです。
真山 アメフラは、下積み時代からひたすら実直に歌とダンスを頑張ってきて、今がある。会うたびにそれがすごいねって話をするんだけど、いつも「いやいやいや」って謙遜して、みんな腰が低くて。歌もダンスも評価されてるんだから、もう全然どーんとして「私たち、すごいんですよ!」ってなってもおかしくないのに、それがない。そういうところも、応援したいって気持ちになるんですよね。あと、アイドルだけどいわゆるアイドルっぽくはない路線を歩むのって、すごく大変だと思うんです。えびちゅうもそういう時期があったから、それがいかに大変かということはわかってるつもりだし、その道を歩むことでどうしても時代によっては埋もれてしまう場合もあったりとか。でも、その道を歩むことが本物になれるチャンスでもあったりする。そういう道を進んでいる姿が見えるグループなので、気になっちゃうし、「間違ってないよ!」って声をかけてあげたくなるんだよね。
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