2024-03-02 18:00

アイドルにとっての「選抜」と「歌番組」

2月28日にリリースされたSKE48の32枚目シングル『愛のホログラム』。前作で初のセンターポジションに抜擢された末永桜花が二作連続センターを務めている
2月28日にリリースされたSKE48の32枚目シングル『愛のホログラム』。前作で初のセンターポジションに抜擢された末永桜花が二作連続センターを務めている
写真/©Zest, Inc./AMC
この記事の画像(1枚)

大所帯アイドルのメンバーにとって、誰もが最初の憧れとして掲げるのが楽曲の「選抜」ポジション。その先にはもちろん、音楽番組への出演を通してグループや自らを「見つけてもらいたい」という願いがあるだろう。メディア露出という限られたパイを奪うために、彼女たちに必要なことは何かを考えてみた。

お茶の間の影響力

2月28日、SKE48にとって32枚目となるシングル『愛のホログラム』が発売された。『BUBKA4月号』では、発売を記念してTeam SのMV撮影密着、初選抜3人のインタビュー、入内嶋涼の初水着ソログラビアが掲載され、大特集が組まれている。

今回、2作連続でセンターに立つ末永桜花、選抜常連の熊崎晴香、菅原茉椰、髙畑結希、計4名のコメントを交えながら話を展開していく。

今月のテーマは「アイドルと歌番組」だ。

シングルが発売される1~2か月前になると、どのアイドルも取材が組まれる。今作のSKE48は2回に分けて、選抜メンバーが上京し、各媒体の取材を受けている。グラビアと密着以外は、本誌もそのタイミングで取材させてもらっており、個人的には他誌でも取材しているので、延べ30人の声を聞いた。

シングル発売時の定番の質問として、「このシングル期間中にしたいことは?」というものがある。今回もそんな質問を投げかけてみた。それもこれも、今回取り上げるための声を集めたかったからだ。

センターの末永には、「前作も気にしていた歌番組は、今回はどうなんですかね?」と質問してみた。すると、こんな答えがあった。

末永桜花 今の段階(1月下旬)ではまだ話を聞いていないんです。前作でスタッフさんが頑張っていなかったわけではないと思うんですよ。タイミングとかいろいろなものがあるから仕方がないとは思うんですけど、やっぱりセンターで歌番組に出たかったので悲しい気持ちはありましたし、だいぶ落ち込みました。前作で残せなかった分、今作は歌番組、できれば全国放送に(自分がセンターだという)記録を残してあげたいです。

この質問は、昨年放送された『ゼロポジ』(現在は放送終了)での一コマに端を発している。8月5日から3回にわたって放送された討論会企画で、末永は「一つひとつのことに手を抜かないで、そういう気持ちは大事だし、持ち続けていかないと、歌番組どころかCDも出せなくなっちゃう」と危機感を吐露したのだ。

末永にはこんな成功体験がある。

末永桜花 歌番組に出た時、「あのツインテールの子、誰だろう?」ってSNSに書いてもらえることが多くて、すごく手応えを感じるんです。私だけじゃなく、他のメンバーが見つかるきっかけにもなるし、歌番組を見ている方ってアイドルが好きな方も多いと思うので、ファンを増やせるきっかけになるんじゃないかなと思います。

それはそうだろう。通常の劇場公演ともお話し会とも温度が違った反応が返ってくる。それが歌番組への出演だ。メンバーにとってそれは晴れ舞台である。可能ならば、そんな番組に出演したいと考えるのは当然だ。

選抜常連3人にとって、シングルをリリースすることにどんな意味があるのか、聞いてみた。

熊崎晴香 シングルはSKE48に興味がない人にも届くものです。道を歩いていて聞こえてきたり、CDショップにMVが流れたりしますから。だから、「これがSKE48です」と胸を張れるものにしたいし、アイドルとして一番の目標に“選抜入り”をみんなが掲げるんです。

菅原茉椰 シングルはメンバーとファンの方のモチベーションを上げるものです。次のシングルを発売するとなったら、「今回は、前回とどう変わるんだろう?」ってワクワクします。ファンの方とも会えるイベントもありますから。

髙畑結希 シングルの選抜に入ることは、自分の名刺みたいなもので、外でお仕事をする時、自分の顔がジャケットに載っているかどうか、大事になってきますよね。「ジャケットのここに載っています」と言えば、自分のことを紹介しやすくなるんです。

Twitterでシェア
Googleで優先するソースとして追加

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA

BUBKA 最新号

BUBKA RANKING5:30更新

  1. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#84「2輪だけじゃない」
  2. 渡辺正行「テレビに出る前の原石を、たくさん見ることができたのは幸せですよね」
  3. 【BUBKA WEB限定カットあり】私立恵比寿中学・星名美怜、昨年開催された「大学芸会」を振り返る
  4. 「ZOZOマリン、まとめてかかってこい!」櫻坂46 山下瞳月の魂の叫び!5年目の勝利にBuddiesたちは態度で示せるか!?
  5. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  6. 日向坂46・四期生が誰よりも高く跳んだ日━━武道館3Daysで見せつけた実力と一体感、そしてハッピーオーラ!
  7. 乃木坂46ドームツアー考察”2年連続座長”のエース・井上和の涙から感じた「乃木坂46らしさ」とは?
  8. なんてったってキヨハラ第20回「最後の対決」
  9. 石岡真衣のドラゴンズ勝利の女神記 第11回「今シーズンラスト観戦!どらほー目指して」
  10. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#15「初めての西日本ツーリング」
  1. 乃木坂46伝説の『アンダーライブ』から9年━━東京体育館を舞台に、座長・小川彩を中心とした42ndSGアンダーメンバーが残したメッセージ
  2. 櫻坂46増本綺良、笑顔で駆け抜けた8年 “頑張ってたね”が満ちた卒業セレモニー
  3. 乃木坂46アンダーライブ、14人の“Our Story”が動き出す 熱量と葛藤の2日間をドキュメント
  4. 乃木坂46、42ndSGアンダーライブ『Our Story』が終幕━━座長・小川彩「新しい歴史を切り開いて、その先頭に立つ人に、私はなります」
  5. 乃木坂46 賀喜遥香が語る、グループの垣根を超えた“同期”の存在「オーディションで同じだったメンバーを見る度に、『私も負けないように頑張らなきゃ!』という風に思えた」
  6. 青葉坂46、2027年12月に日本武道館で“解散ライブ”開催決定→配属先も発表へ 2027年の活動内容も解禁に
  7. 若月佑美、“どこかでまた出会えるかもしれない” 作品販売に寄せたワクワクと感謝
  8. 乃木坂46「6期生の撮り下ろしグラビア企画」第二弾は海邉朱莉が登場
  9. 櫻坂46三期生 遠藤理子座長『15th Single BACKS LIVE!!』開催
  10. 乃木坂46 6期生の撮り下ろしグラビア企画始動 初回は大越ひなの

関連記事