2021-10-03 18:00

【BUBKA11月号】BOOK RETURN 話題の著者に直撃取材!!vol.35 新谷学『獲る・守る・稼ぐ 週刊文春「危機突破」リーダー論』

9月30日に発売された「BUBKA11月号」より、注目の記事を抜粋して紹介。ブブカがゲキ推しする“読んでほしい本”、その著者にインタビューする「BOOK RETURN」。第35回は、『獲る・守る・稼ぐ 週刊文春「危機突破」リーダー論』の著者である、月刊『文藝春秋』編集長・新谷学氏が登場。“文春砲”なる言葉を生み出した『週刊文春』前編集長にして、文春のデジタル化を推し進めた稀代の編集長が説く、人間を面白がる姿勢“viva(ビバ)人間”とは――。

月刊『文藝春秋』編集長・新谷学氏
月刊『文藝春秋』編集長・新谷学氏

知らないことを知る

――本書では「DX時代の稼ぐ仕組み」、「炎上から組織を守る要諦」といったリーダー論が描かれています。かつては新谷さんご自身も一兵卒だった。しかも、文藝春秋に入社された最初の配属先は、『週刊文春』とは対極にあるであろうスポーツ総合雑誌『Sports Graphic Number』。“スクープを獲る”といったマインドは、当初から気持ちの中にあったものなのか、それとも後天的なものだったのか、どちらだったのでしょう?

新谷 入社してからですね。元々、スクープを獲ろうとかジャーナリズムをやろうなんて気持ちはありませんでした。入社の際に『週“間”文春』と書き間違えているくらいで、読んですらいなかった(笑)。みんなが喜んだり笑ったりするようなエンタメ雑誌を作りたくて入社したはずなのに……ずいぶん違う方向に行きましたよね。

――意図していなかった分野であるにもかかわらず、『週刊文春』編集長時代にはASKAの薬物疑惑、ゲス&ベッキー、甘利大臣辞任などのスクープを連発し、“文春砲”なる言葉まで生まれた。そして、退任後は“スクープを獲る”を拡張させ、PV数を回す=“スクープで稼ぐ”システムを作り出してしまう。門外漢だったとは思えないです(笑)。

新谷 私は、体育会系気質というか男たちが集まってくだらないことを本気でやるという世界が好きだった。“八王子のツッパリ”というか、マンガ『今日から俺は!!』みたいな世界にいた人間。大学時代もヨット部ですから。たまたま配属された『Number』が体育会系の部室に似た雰囲気があったため、肌合的に合ったところがあったんでしょう。

と言っても、『Number』でやりたかったことは、面白い雑誌やかっこいいビジュアルを作りたいということ。

当時、近鉄バファローズにラルフ・ブライアントというホームランバッターがいたので、彼にバズーカ砲を打たせたりして、面白くてインパクトのある誌面作りに精を出していた(笑)。

振り返ると、若手社員の頃からやりたい放題というか、わりと大きな顔をしていたと思います。先輩たちからは「『Number』だからいいけど、『週刊文春』に行ったら苦労するぞ」なんて言われていた。こっちからすれば「『週刊文春』なんぼのもんじゃい」と思っていたくらい。

――続きは発売中の「BUBKA 2021年11月号」で!

新谷学=しんたに・まなぶ|「文藝春秋」編集長。1964年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、1989年文藝春秋に入社。『スポーツ・グラフィック ナンバー』編集部、『週刊文春』編集部、月刊『文藝春秋』編集部などを経て、2011年ノンフィクション局第一部部長、2012年4月『週刊文春』編集長。6年間、同誌編集長を務めた後、2018年より週刊文春編集局長として新しいビジネスモデル構築に従事。2020年8月より執行役員。2021年7月より『文藝春秋』編集長に就任(執行役員兼任)。著書に『「週刊文春」編集長の仕事術』(ダイヤモンド社)がある。

【紙版のご購入はこちら】

BUBKA(ブブカ)2021年11月号表紙は櫻坂46大園玲、藤吉夏鈴、守屋麗奈
BUBKA(ブブカ)2021年11月号表紙は櫻坂46大園玲、藤吉夏鈴、守屋麗奈

Amazon

楽天ブックス

セブンネットショッピング

ヨドバシ.com

白夜書房通販サイト

【電子版のご購入はこちら】

BUBKA(ブブカ)2021年11月号表紙は櫻坂46大園玲、藤吉夏鈴、守屋麗奈
BUBKA(ブブカ)2021年11月号表紙は櫻坂46大園玲、藤吉夏鈴、守屋麗奈

Amazon

楽天Kobo

Apple Books(Mac または iOS デバイスのみ)

Google Play

紀伊国屋Kinoppy

BOOK☆WALKER

honto

セブンネットショッピング

DMM

ebookjapan

ブックパス

Reader Store

COCORO BOOKS

コミックシーモア

ブックライブ

dブック

ヨドバシ.com

その他、電子書籍サイトにて配信!

Twitterでシェア

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING5:30更新

  1. 乃木坂46・5期生が成し遂げたグループ初の「全員センター」という快挙!「最終兵器」岡本姫奈が受け取った最後のバトン
  2. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  3. 選抜の噛ませ犬じゃない!乃木坂46最新アンダーライブ極私的過剰考察「私、アンダーメンバーの味方です」
  4. 「ZOZOマリン、まとめてかかってこい!」櫻坂46 山下瞳月の魂の叫び!5年目の勝利にBuddiesたちは態度で示せるか!?
  5. 【コラム】2025年大躍進の=LOVE、紅白歌合戦へ出場はあるのか
  6. 「副キャプテンの重圧を下ろして」乃木坂46 菅原咲月が最新アンダーライブで見つけた「落とし物」
  7. 乃木坂46ドームツアー考察”2年連続座長”のエース・井上和の涙から感じた「乃木坂46らしさ」とは?
  8. 東洋一の美少女、ユーモアと優しさ・親しみやすさにあふれている究極かつ至高のパーフェクトアイドル、=LOVE佐々木舞香ちゃんを推したくなる理由
  9. 乃木坂46・奥田いろはが継承した北野日奈子の熱い思い!『日常』の向う側にあるアンダー魂は燃えているか!?
  10. 【BUBKA2月号】栗栖正伸、イス大王が語る遅咲きヒールとしての苦節50年
  1. 乃木坂46 池田瑛紗、“推しメン”を公言の後輩と“推し作品”の展示会へ「これはデートですか⁉」「初号機と戦えるビジュアル」
  2. 根本凪、つい守りたくなる天使のようなキュートな姿…「お人形さんみたいでステキ」「なぎちゃん天使」
  3. 櫻坂46松田里奈1st写真集、本編未収録の水着カットが特典ポスターに…第二回YouTube生配信決定
  4. スペイン系フィリピンハーフの美女、インターナショナルなスタイルを引っ提げてグラビアDVDデビュー
  5. “令和の美脚クイーン”波崎天結2nd写真集発売決定「初めての海外撮影でドキドキ」
  6. 「笑う門には姫奈がいる」乃木坂46 岡本姫奈、祝22歳! 挫折を乗り越え、光る坂を駆け上がって掴んだ連続選抜の道のり
  7. グラビアアイドル長澤茉里奈“まりちゅう”、布面積少なめな過激カットにドキッ「大人の色気いっぱい」「素晴らしいスタイル」
  8. 【卒業セレモニー】櫻坂46 井上梨名「“チーム櫻坂”ならどのメンバーも輝ける、そんなグループになっています。それは私が証明していると思います」
  9. 宮本茉由アニバーサリー写真集のタイトルが『ほんとはね、』に決定!表紙カットも公開に
  10. “ショートカット美女”が3年ぶりのグラビアDVD…小悪魔姿で誘惑

関連記事