2022-03-04 11:00

Creepy Nuts・R-指定「Rの異常な愛情」、DABOの革命前夜(完結編)

――「リサ」はTLCのリサ“レフトアイ”ロペス、「エリカ」はエリカ・バドゥのことだね。

R-指定 TLCの“No Scrubs”、エリカ・バドゥの“Tyrone”、どちらも女性からダメ男を歌った曲なんですよね。だから「お前はダメ男なんだ」って意味になってて。で、〈ダイスケ曰く なんちゃってサイモン〉。「ダイスケ」はDABOさんの本名である芦田大介のことですね。「サイモン」はファロア・モンチに“Simon Says”って曲がありますけど、もともとは子供の遊びですね。

――サイモン役の人が命令して、みんながそれに従うというゲームだね。

R-指定 言わば絶対的存在だと。それに対して〈外野曰く「やっちゃって下さいよ!」おだまり!〉。取り巻きとか野次馬がわーわー騒いでたんでしょうね。でも「お前らも調子乗んなよ」と制するという。しかし、5分にも渡って延々説教してる彼氏を、彼女は横でどう思ってたのか(笑)。

―― 一番引いてるかなと思いきや、〈さもなきゃ鼻っつらにアイスピック〉だから。

R-指定 彼女もDABOさんが助けに来んかったらやる気満々や(笑)。

――DABOさんは口で行くけど、彼女は武力行使だからね(笑)。

R-指定 ナンパ曲は数あれど、ナンパ阻止曲はおもしろい観点やなと。よりDABOさんのプレイボーイっぷり、かつ最強っぷりが際立っている“PINKY”でした。その次は“拍手喝采”です。これはもう日本語ラップ義務教育なので、細かい解説とかはせずとも、曲の持つ花とか凄まじさみたいなのは聴けばわかってもらえると思うんですけど、言うたらアルバムでこの曲に至るまでが、DABOさんがどんな人間か、いかにすごいか、どれだけモテるかっていう、壮大なキャラクター紹介なんですよね。そして、そのとんでもない奴が“拍手喝采”で迎え入れられると。

――インタビューの続きは、発売中の「BUBKA4月号」で!

R-指定|大阪府出身のラッパー。高1から梅田サイファーに通いバトルやライブ活動を開始。2012年からMCバトル全国大会UMBで3連覇を成し遂げ、『フリースタイルダンジョン』の初代モンスター、そして2代目ラスボスを務める。現在はDJ松永とCreepy Nutsとして活動しながら、バラエティ番組やテレビドラマなど多方面でも活躍中。

Twitterでシェア

関連記事

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING17:30更新

  1. 日向坂46藤嶌果歩、無邪気な笑顔の新カット解禁…裏表紙には宮地すみれも登場
  2. 日向坂46二期生の焼き肉会後に起きた悲劇……松田好花ん家集合!のはずが、気分屋な同期が続出で、唯一乗り気の金村美玖が「来ないんかよ!」と怒りのアンサー
  3. 乃木坂46井上和が先輩・久保史緒里におねだり…新潟~佐渡島の旅
  4. 祝『放送作家松田好花 リターンズ』放送決定!番組ディレクター・町田拓哉が語る、唯一無二のタレント性
  5. 乃木坂46岡本姫奈、ノースリーブで“さわやか”のハンバーグを食べる姿に「いっぱい食べる君が好き」「一緒に食べた気分になれる」の声
  6. 『芸能人は歯が命』から30年…東幹久「あれですごく僕は認知された」
  7. SKE48中野愛理「写真集は自分とは無縁」驚きのオファーに「自分でいいのかな」
  8. 元SKE48野島樺乃、ソロシングル第2弾配信「この夏はこの曲を聴いて楽しんでもらえたら」
  9. 今度は55分間に何度泣く!? 敏腕テレビマンに「この番組を作れるのは松田さんしかいない」とまで言わせた『放送作家松田好花』を改めて観返してみた
  10. 日向坂46五期生・坂井新奈、人生初ソロ表紙を飾る「感謝の気持ちでいっぱいです」
  1. 日向坂46藤嶌果歩、無邪気な笑顔の新カット解禁…裏表紙には宮地すみれも登場
  2. 日向坂46二期生の焼き肉会後に起きた悲劇……松田好花ん家集合!のはずが、気分屋な同期が続出で、唯一乗り気の金村美玖が「来ないんかよ!」と怒りのアンサー
  3. 乃木坂46井上和が先輩・久保史緒里におねだり…新潟~佐渡島の旅
  4. 祝『放送作家松田好花 リターンズ』放送決定!番組ディレクター・町田拓哉が語る、唯一無二のタレント性
  5. 乃木坂46岡本姫奈、ノースリーブで“さわやか”のハンバーグを食べる姿に「いっぱい食べる君が好き」「一緒に食べた気分になれる」の声
  6. 『芸能人は歯が命』から30年…東幹久「あれですごく僕は認知された」
  7. SKE48中野愛理「写真集は自分とは無縁」驚きのオファーに「自分でいいのかな」
  8. 元SKE48野島樺乃、ソロシングル第2弾配信「この夏はこの曲を聴いて楽しんでもらえたら」
  9. 今度は55分間に何度泣く!? 敏腕テレビマンに「この番組を作れるのは松田さんしかいない」とまで言わせた『放送作家松田好花』を改めて観返してみた
  10. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#30「真夏の海、山ツー①」