2022-02-23 17:00

スタン・ハンセン「『ラリアット』がプロレス技として辞書に載ったりしたら、こんなに光栄なことはないね」

――ハンセンさんは、猪木さんと馬場さん両方のライバルだったわけですけど、プロレスラーとして、またプロモーターとして二人を比べた場合、いかがですか?

ハンセン ミスター・イノキは、日本で最初にチャンスを与えたくれた人で、ニュージャパン(新日本プロレス)は自分のキャリアの本当の意味でのスタートみたいなところがあるから、非常に感謝している。一方、時間的な意味で最も長く闘ったのはオールジャパン(全日本プロレス)で、ミスター・ババは長年、自分にとってボスでもあった。どちらも自分にとっては恩人のようなものだから、その二人を比べることはできないね。英語ではよく「リンゴとオレンジを比べるようなこと」と言うんだけど、比べようがないんだ。

――僕らファンからすると、もともと「ハンセンは新日のリングでこそ輝く」と思っていたんで、81年に全日本に移籍してからさらに大活躍したのを見て驚いたんですよ。馬場さんとの初対決の前なんて、「43歳の馬場はハンセンに殺されるんじゃないか?」って言われてたくらいで(笑)。

ハンセン 殺したくないよ(苦笑)。でも、実際に闘った私に言わせれば、あの時のババは、まだまだトップで闘える力を充分に持っていたよ。そしてババはオールジャパンのビッグボスでもあったわけだけど、私を始めとした“従業員”であるガイジンに対して、「遠慮なく思い切りぶつかってこい」という感じだったんだ。自らが身体を張って、オールジャパンの試合をより激しいものにしようとしていた気がするね。

――その結果、ハンセンさんと馬場さんの初対決(82年2月4日、東京体育館)は、その年の年間最高試合に選ばれましたけど。「自分が全日本の試合を、オールドスタイルからより激しいスタイルに変えた」という自負はありますか?

ハンセン 自分のスタイルは、ニュージャパン時代にかなりの部分が出来上がっていたので、オールジャパンに移籍する時も、ミスター・ババに「ここに来ても、自分のスタイルを変えるつもりはない」と伝えたんだ。そうしたらババは、「むしろ変えてほしくない。そのままの闘い方でウチのリングを変えてくれ」と言われたんだよ。だから、より激しいスタイルにするというのは、自分の意思であると同時に、ババの考えでもあったんだ。

――馬場さんこそ、「全日本は変わらなきゃいけない」という思いが強かったわけですね。

ハンセン だからこそ、私の力が必要だったんだろうしね。

Twitterでシェア

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING5:30更新

  1. SKE48荒井優希、赤井沙希とのタッグマッチで勝利「すごく心強い存在感に支えられた」
  2. SKE48荒井優希、伊藤麻希選手のベルトに初挑戦するも完敗
  3. SKE48荒井優希、コロナ復帰後のタッグマッチを白星で飾る「体力が心配だった」
  4. SKE48荒井優希選手、鈴芽選手に勝利し“ベルト挑戦”を宣言
  5. 『日向坂46×ニューエラ』コラボレーションヘッドウェア発売決定
  6. SKE48荒井優希、初対戦のアジャコングに“一斗缶攻撃”も食らい完敗
  7. SKE48荒井優希、赤井沙希とのタッグで勝利!プリンセスタッグ選手権ベルトに挑戦
  8. 【工藤めぐみインタビュー】長与に憧れ、ジャガーに習い、ダンプ松本に叱られて――辛く厳しかった時代の追憶
  9. 長澤まさみ&見上愛が出演する「日本ダービー」CMが完成!歴代ダービー馬の映像も登場
  10. SKE48荒井優希選手「CyberFight Festival 2022」参戦!6人タッグマッチに挑む
  1. 櫻坂46 山下瞳月דラーメン”インタビュー|「これが終わったら一蘭に行ける」高校時代、キツい練習を乗り越える原動力だったラーメンへのアクなき情熱
  2. 志田音々、ミニスカワンピなどキュートな私服姿を公開「カワイ過ぎ」「どのコーデもめちゃくちゃ似合っててステキ」「クールな感じも良い」
  3. 乃木坂46、モノマネ地獄再び!“スピードクイーン”延長中後編はカオス展開の連続
  4. 磯山さやか、美しいロングスカートの衣装姿を公開「さやかさんカワイイ」「いつもステキ」「ニヤニヤが止まらない」
  5. 乃木坂46 梅澤美波の卒業ソロ曲『もう一つの太陽』のMVが解禁! 「飛鳥だから“鳥”だから(笑)」色褪せない、梅澤×齋藤の不変の絆とイジリ
  6. 日向坂46・大野愛実が思わず頭を抱えた「30点!?」、“愛あるツッコミ”の真意
  7. 「なんだこの力!!」日向坂46 正源司陽子、MV撮影で大野愛実とがっぷり四つ!? “制御不能のアドレナリン”を受け止め「鼻の穴がちょっと広がっているかも」
  8. 市川美織プロデュースアイドルグループ、デビューライブ7月5日開催決定
  9. 日向坂46×集英社『ひなたの推しマンガキャンペーン』スタート
  10. 日向坂46 正源司陽子&サカナクション山口一郎、『ANN』から『夜の踊り子』動画まで発展で、サカナ坂46誕生が現実味を帯びる!?

関連記事