2022-02-04 18:30

大森靖子「道重さんがよりよくなっていくから好きになるしかなくて」~吉田豪インタビュー 証言モーヲタ

――ちなみに、地元・愛媛でのヲタ活動って具体的にできることはあったんですか?

大森 ないです。現場に行こうと思えばあやや(松浦亜弥)とか来たりするんですけど、松山はそんなに来ないんで。CDとブートのシールを買うとかぐらいしかなかったです(笑)。でも繰り返し聴く量とか想像力が現場行ってる人より強いと思うので、脳内補完みたいなのがはかどるかなと思います。自分が活動しても、地方のファンの人のほうがエグいとこまでイラスト描いてくるし。自分の年代はメンバーと歳が同じくらいなので。

――加護(亜依)ちゃんと同じ世代で。

大森 そうそう、なので学校の子もオーディションを受けてたんですよ。受けに行ける家庭と行けない家庭があるじゃないですか。広島まで行かないとオーディション受けられないから、受けに行っただけでもうアイドル扱いなんですよ、松山ぐらいになると(笑)。

――クラスでそれなりにかわいい子が。

大森 かわいいっていうよりイケてる子、ダンスやってます、って子が行ってましたね。

――自分はそっち側の人間じゃないという自覚は早い段階からあったみたいですよね。

大森 めちゃくちゃありました。「え、受けようと思えるんだ!?」みたいな気持ちでした。みんなグループを作って『黄色いお空でBOOM BOOM BOOM』とか踊ってましたね。『恋のダンスサイト』もダンス部がやってて、「あ、やっちゃえるんだ」みたいな、そのときから穿った目で見てました(笑)。誘われても、「いや、絶対やんない」って。

――それが上京してから変わったんですね。『BUBKA』系のイベントにも来てたっていう話を聞いたときはかなり衝撃でしたけど。

大森 ロフトプラスワンの杉作さんのイベントにも行って。『あいぼん祭り』(注3)かな? でもなんかある種、いまで言ったらホモソーシャルじゃないですけど、そういう美徳みたいなのをいいなーと思って観てました。自分も男だったらここに入れたのかなーとか。

――男の墓場プロダクション(注4)に憧れて。

大森 そう、いいなー、うらやましいなと思ってましたね、自分もこうなりたかったなって。だからずっとハゲたいと思ってました。それは自分の性別の話とかそういうのじゃなくて、オタクとして正解のルックスになりたかった。だから杉作さんカッコいいなって。

――オタクとして正解のルックス(笑)。

大森 カッコいい! あこがれですね。

『あいぼん祭り』(注3)……杉作J太郎が行っていたトークライブ。
男の墓場プロダクション(注4)……杉作J太郎が率いる映画制作チーム。現在は狼の墓場プロダクションに改名。

Twitterでシェア

MAGAZINE&BOOKS

BUBKA2025年5月号

BUBKA 2025年5月号

BUBKA RANKING11:30更新

  1. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  2. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#54「運って、使い果たすものじゃないですよね?」
  3. 音楽プロデューサーCMJK「あの頃のエビ中ちゃんたちは本当に安らぎがなかったと思う」<私立恵比寿中学の音楽のすべて>
  4. RHYMESTER宇多丸のマブ論、2022年度 楽曲ベスト20&アルバムベスト10!
  5. 吉田豪による「鈴木エイト×ロマン優光」スペシャルインタビュー
  6. RHYMESTER宇多丸「ここんとこ毎月アルバムのリリースが多めで、嬉しい悲鳴です!」
  7. 乃木坂46寺田蘭世さん「清々しい気持ちでいっぱい」後輩たちに残したもの
  8. 乃木坂46メンバー、ドラマ出演の裏にある積み重ねた経験
  9. 坂元誉梨の『初心者バイク女子の奮闘日記』#52「冬のバイク、不得意です」
  10. 船木誠勝「ガチンコでやれば八百長って言われなくなる 単純にそう思ってましたね」【UWF】
  1. 「八つ橋の祟りじゃーっ!」日向坂46 松田好花、八年半の集大成“卒セレ”翌日にパパ大やらかしでパチ切れ、ラジオで八つ当たり
  2. 長濱ねる、亀梨和也主演ドラマに出演決定!球団のために奮闘する編成本部長役
  3. AKB48 21期研究生劇場公演デビュー!森川優「21年目は現役だけの力で東京ドームの夢を追いかけたい」
  4. 乃木坂46賀喜遥香&森平麗心が“雪の岩手”へ…距離が縮まる1泊2日の逃避行
  5. 日向坂46宮地すみれ「20歳最初のソログラビアです!」イメチェン姿にも注目
  6. 乃木坂46奥田いろは、初主演ミュージカル開幕「この素晴らしい作品に携わることができてとても光栄」
  7. 日向坂46小坂菜緒に何度でも一目ぼれ…ずっと見ていたいグラビアショット
  8. 「紙とペンで面白くなったのは山里亮太と日向坂46 松田好花だけ」オードリー若林が松田の展望を聞いて「なんだ春日じゃねぇか」と薄笑い
  9. 「他のチームだったらエースで4番」結成4周年、乃木坂46 5期生の贅沢な悩みをオズワルド伊藤がバンドエイドを剥がすように一刀両断
  10. 日向坂46松田好花、“アイドルとしての最後のグラビア”

関連記事